我が家のすぐ前の防犯灯が老朽化して、先日、ポールごと新品に取り替えてられた。
照明器具は蛍光灯からLEDになった。
防犯灯には電気メータが付けられていないから電気料金はどうなっているだろう?
、とかねがね疑問に思っていたので、そのことを工事人に訊ねた。
答えは単純明快、1灯につき幾らと計算されている、とのこと。
なるほど、そういう契約があるのかと納得した。
調べてみると、電柱などに取り付けられているごくふつうの防犯灯は、電力会社の定める料金カテゴリーでは公衆街路灯Aに該当するらしい。
そして料金は固定部分の「需要家料金」に使用電力に相当する「電灯料金」を加えた合計になる。現在、中部電力では需要家料金が48.6円/月 電灯料金が10Wまでは82.19円/月、20Wまでは128.74円/月、40Wまでが221.83円。
従来使われている防犯灯の多くは20Wの蛍光灯だが、高力率型の30Wのものもあるようだ。
LEDだと10W未満。
20W蛍光灯から10WLEDに切り替えると46.55円/月のコストダウン(26.2%)になる計算だ。
我が町の今月号公報によれば、面積約11㌔平方㍍の町の面積の中に防犯灯が2300基あるようだ。
単純に全部が20W蛍光灯だと仮定すると、電力会社に40.7万円/月支払う計算になる。
これを町民34000人で割ると12円/月/人ちょうど。
早い話、これが住民の負担する防犯灯の電気代と言うことになる。
今後は防犯灯の更新の都度、蛍光灯からLEDに切り替わるとしても、蛍光灯よりLEDの方が器具代が高いので、トータルでは左程のコストダウンにはならないだろう。
そんなことを考えながら、今日も暇つぶしをした。