2014年11月24日月曜日

防犯灯の電気代はいくら?

我が家のすぐ前の防犯灯が老朽化して、先日、ポールごと新品に取り替えてられた。
照明器具は蛍光灯からLEDになった。
防犯灯には電気メータが付けられていないから電気料金はどうなっているだろう?
、とかねがね疑問に思っていたので、そのことを工事人に訊ねた。
答えは単純明快、1灯につき幾らと計算されている、とのこと。
なるほど、そういう契約があるのかと納得した。
調べてみると、電柱などに取り付けられているごくふつうの防犯灯は、電力会社の定める料金カテゴリーでは公衆街路灯Aに該当するらしい。
そして料金は固定部分の「需要家料金」に使用電力に相当する「電灯料金」を加えた合計になる。現在、中部電力では需要家料金が48.6円/月 電灯料金が10Wまでは82.19円/月、20Wまでは128.74円/月、40Wまでが221.83円。
従来使われている防犯灯の多くは20Wの蛍光灯だが、高力率型の30Wのものもあるようだ。
LEDだと10W未満。
20W蛍光灯から10WLEDに切り替えると46.55円/月のコストダウン(26.2%)になる計算だ。
我が町の今月号公報によれば、面積約11㌔平方㍍の町の面積の中に防犯灯が2300基あるようだ。
単純に全部が20W蛍光灯だと仮定すると、電力会社に40.7万円/月支払う計算になる。
これを町民34000人で割ると12円/月/人ちょうど。
早い話、これが住民の負担する防犯灯の電気代と言うことになる。
今後は防犯灯の更新の都度、蛍光灯からLEDに切り替わるとしても、蛍光灯よりLEDの方が器具代が高いので、トータルでは左程のコストダウンにはならないだろう。

そんなことを考えながら、今日も暇つぶしをした。

2014年11月20日木曜日

ウンダラ柿を食す

以前にも書いたが、完熟して今にも皮が破れそうになった柿のことを、我が家ではウンダラ柿と呼んでいる。この呼び方は尾張や三河地方では通用するようだが全国的ではない。
しかし、熟(う)んで中身がダラダラになった状態の柿のことを言うのだから、言い得て妙である。


この柿は近くの八百屋が店頭に並べておいても買い手が付かず、捨てる寸前になって、一山100円とかの値段を付けるのを待ち構えていて、買ってくる。

食べ方は、冷蔵庫でよく冷えたものを、ヘタを上にして置き、ヘタの周りにナイフを入れてヘタを取り除き、あとはメロンスプーンでほじくりながら食べるのである。
場合によってはまだ熟し足りないような柿もあるが、それらはテーブルに並べて置いておき、完熟を待てばいい。

1シーズンに10個くらいは食べているかも知れない。
一番よく食べる果物はリンゴなのだが、ウンダラ柿の美味さには勝てない。リンゴを二の次にしてウンダラ柿を優先して食べる。何しろ、ウンダラ柿のシーズンは短いのだから。

近所の畑で残り柿を小鳥が啄んでいる姿を時々見かけるが、鳥達は柿の一番美味しい食べ方を知っている。人間様も小鳥たちを見習うべし、見習うべし。

2014年11月16日日曜日

互換バッテリーを買った

久しく使っていなかった眼デジを近々使おうと思って、保管箱から取り出した。
やはりバッテリーがヘタっている。
仕方がないから互換バッテリーの2個セットをAmazonで買った。 

もうお蔵入り同然の古ぼけたEOS Digital Xに、1個数千円もする純正バッテリーを買う気は毛頭ないから、互換バッテリーを探した。
過去には中国製の輸入販売品であるJTTやROWAを買ったことがあるが、最初から使えないものが有ったり、寿命が短いものが有ったりしたから、互換バッテリーは信頼していない。
そう思いながらも値段の安さには勝てない。
 
少しでも信頼できそうなものはないか?と探すうち、Amazonの掲載リストにCanon専用バッテリーチャージャーに適応と書いた品を見つけた。更に、価格ドットコムのクチコミを調べてみると、酷評もなく、そこそこ使えるという評価が多いようだ。
これで決まった。2個セットで2190円なり。
他にもっと安い、1個600円台というようなものもあるが、ここは信頼性を買ってみようという判断である。

 今朝届いたのは例のAmazonの段ボール箱。
郵便封筒でも送れそうな小さなものを送るのに何と大袈裟な!、といつも思うのだが、
Amazonの流通システムではこれより小さい物体を扱うには技術的に無理なんだろうなぁ?
それより便利さに感謝しなけりゃならんだろう。
近くのコンビニへ出かけて支払う手間はかかるけど、こんな少額商品を送料無料でクロネコが玄関先まで届けてくれるのは、誠にありがたい。 

箱から取り出したバッテリーには、岡山市内の販売会社の名前は表示してあるけれどもメーカー名は一切書いてない。原産国表示がない場合は国内産と解釈するの日本流のはずなんだが・・??? そんなことあり得ないだろうなぁ?
保証期間6ヶ月、問題があった場合は不良内容/注文番号をメールせよ、と書いてある。
2個ともチャージし終わったところだが、どうやら問題なく使えそうだ。

 

2014年11月11日火曜日

あったかインナーを試す

あったかインナーなるものを初めて着たのは約5年前のこと。
真冬に、なばなの里の夜のイルミネーションを息子夫婦と一緒に見に行った時に、
防寒対策にと、嫁が義父にもといって買ってきてくれた。
薄手で、伸縮性に富んでいたが、暖かさは左程にも感じなかった。
むしろ、嫁の思い遣りが暖かかった。

それ以前も、それ以降も、インナーといえば、ボクはもっぱら昔ながらの綿製品ばかり。
何故、そうなったかといえば、体に慣れているということと、値段が安いということに尽きる。

今週はそろそろ寒波がやって来るというので、急いでインナーの在庫を点検した。
そしたら、古ぼけてしまったものばかり。そういえば去年はブリーフ以外は1枚も買わなかったようだ。これじゃいけない。
病後の体調のこともあり、最近運動量が格段に落ち、逆に、体を動かさない時間が増えた。
そう考えたら、あったかインナーに興味が向いた。

一般的にあったかインナーと言えば、吸湿発熱機能を備えた繊維を使ったものの総称らしい。
体から出た水分蒸気が繊維に吸収され、それが水に凝縮するときに凝縮熱を出す。それで繊維が発熱するという理屈のようだ。そのため、繊維を細かくして表面積を増やしている云々・・・・。
何となく分かったが、期待するほどのものか?使ってみなけりゃわからない。
それじゃ、どれを買えばいいのか?

宣伝がよく効いて名前だけはよく耳にするユニクロのヒートテック。
去年はアクリルとレーヨン主体だったが、今年はポリエスルも加えてレーヨンを減らした。
レーヨンは吸水性が高く、そのために登山者には適さないという評価があるのと関係あるのだろうか?着た時ひんやり感あり。その割に値段が高い。評価はあまり良くないようだ。

イオンは名前をヒートファクトからピースフィットに変えた。
素材もアクリルと綿が主体だったのを、綿をなくしてレーヨンとウレタンを加えたものに変えた。
ユニクロがポリエステルを加えたがイオンは加えてないから、素材的には去年のイオンと今年のユニクロの中間的存在か?値段はユニクロに近く、ボクの狙いより高い。

庶民の味方、GUはどうか?
こちらはアクリルを含まず去年はポリエステルと綿とウレタンだったが、今年は綿がゼロになって、レーヨンが加わった。アクリルを使わない分、安いということか?ユニクロ、イオンより3割以上安い。

これでテストはGUの「あったかスタイル」に決まった。
昨日Tシャツとレギンスを買ってきて、今朝から試着。
着るときのヒヤット感なし。軽い。伸縮性あり。フィット感よし。
問題の保温性だが、薄いから期待しないほうがいいだろう。

爺さんには昔ながらの厚手の綿シャツが一番かも知れないが、その結論はまだ先の話。

2014年11月6日木曜日

散歩の寄り道 生臭住職の噂話

散歩の途中で寺の山門脇の看板が目に止まった。
九年前に国有形文化財の指定を受けて、教育委員会が建てたもの。
今まで何度もこの前を通りながら見逃して来た。

後醍醐天皇の鎌倉幕府倒幕の企てが露見し、隠岐島に流された年の前年(1330年)に天台宗の寺として建立、その後、織田信長の生まれる23年前(1510年)に妙心寺派の臨済宗に宗旨変え。本堂や庫裏、鐘楼など5つの建造物が国有形文化財に指定されたというから、随分由緒ある寺なんだ。

尤も、一番古い本堂でも200年前の建立だというから、古さで言うならさほどのことでもないだろう。それでも古くなれば修理も必要。
10年位前に、庫裏を修理するというので、檀家に寄付を仰いだ。
と言うより、割り当てたと言ったほうが早いかもしれない。
最高で350万円、普通の檀家でも30万円とか。
だから、貧乏人ではとても檀家にはなれない。

庫裏の修理が済んでからのこと、住職に跡継ぎがいないというので、本山の妙心寺が跡継ぎを送り込んだ。
その跡継ぎが2号さんを囲った。
これがバレて、妙心寺はこの跡継ぎを首にした。
という噂話を、数年前にある檀家筋から聞いた。
僧侶も人間、中には生臭坊主もいるだろう。

そんなことを思い出しながら、絶好の散歩日和を楽しんだ。

2014年11月4日火曜日

見えていても見えなかった


見えるものが見えないのは、見ようとして見ないからだ。
そのことを実感した実例がこの写真。
我が家の2階の小窓から覗き見たもの。
そう、我が家からも御嶽山が見えたんだ!
我が家を建てて34年、ほとんど毎日、この窓から北の空を眺めて来たのに、
今まで気付かなかったなんて、何てドジなことかよ!
御嶽山が噴火して、御嶽山はどこらにあるやら?
と気にして覗かなければ、未だ気づかなかったことだろう。
田舎のわが町には高い建物がない。
あっても精々7階建てのマンションくらいだが、部外者は立ち入れない。
さて、今日の御嶽山をどこで撮ろうか?
思いついて、名鉄電車の駅舎に出向いた。
2階の改札階脇の窓から北の方向を覗いた。
見えた! 邪魔のはいらない御嶽山が見えた。
だが残念!分厚いガラス窓越しとあっては、写真にならない。
やっぱり例の撮影スポットまで出かけないといい絵の御嶽山は撮せない。
だが、体調と相談して今日は止めた。
ロキソニンを飲まない日は足の運びが悪い。

夕陽に染まった噴煙の写真を追加しておこう。