2015年12月31日木曜日

何もできない大晦日

先日タイヤ交換で痛めた肩から首筋にかけての痛みが和らいだところで、昨日は車を洗った。
洗ったといっても水をぶっ掛けて、スボンジとラバーの付いたT字モップで拭いただけ。ワックス掛けは後日回しだ。それだけのことでも影響が甚だしい。
風呂上りにテレビを見ていたら、急に痛みがぶり返した。
お蔭で、昨夜は寝返りするにも痛みが走って、安眠できなかった。
夜が明けても症状はよくならない。家内に湿布薬を貼ってもらった。
そんな訳で家内も亭主を頼ることもなし。
何もできない大晦日になった。

こうなった原因に思い当ることがある。
パソコンとにらめっこしている時間が多すぎた。
体調不良で家に閉じこもることが多くなればどうしてもパソコンを相手にする。
もともとボクは若いころから、どちらかと云えば猫背。
そんな体形だからぱパソコンのキーを叩くときでも猫背になりがち。
おまけに遠近両用メガネをかけて画面に集中すれば、顎が突き出る形になるからなお悪い。
ストレートネックになっていることは間違いなし。
ためしてガッテンで放映された筋膜の皺伸ばし体操を心掛けているけど、いまだ効果なし。
かくして、年明け早々から整形外科に通う羽目になるのは必定のようだ。

この一年を総括すれば、肺ガンが後縦隔にあるリンパ節に転移した疑いのことに尽きる。
昨年8月の左下葉の一部切除に始まり、その後の体調不良継続とガンマーカー値の上昇、2月のPET検査で後縦隔のリンパ節に転移の疑いが出て、食道から超音波内視鏡を使って針生検を行ったがガン細胞が見つからない。そのまま、CTでリンパ節の大きさとガンマーカー値の観察を続けて、やっと転移ではないらしいと診断されたのが10月末のこと。この間、ひたすら転移でないことを祈り、じっと耐えてきたのだった。
これで、最初の肺がんから5年、2回目の肺がん(胸腺摘出と肺の一部切除)から2年4か月、3回目の肺がんから1年4か月過ぎたことになる。
抗がん剤を使わないで手術とX線治療だけでここまでこれたのはラッキーもラッキー、特上のラッキーと云うべきだろう。来年もこの幸運が続いて欲しいものである。

この1年、拙いボクの日記にお付き合いいただいた方々に心から御礼を申し上げます。
来年もよろしければお気軽にお立ち寄りください。

良い年をお迎えください。

2015年12月29日火曜日

スタッドレス履き替え作業

今年の秋、新プリウスの発売あとしばらくして、ディーラーから「新しいプリウスに買い替えませんか?」と電話があった。購入も整備もすべて任せている相手だから、こちらの情報はすべて握っている。勿論、返事はノーである。「まだ3万kmそこそこしか乗っていないし、老い先短いから今更新車を買っても償却出来ないし、故障はないから今のまま乗り続けるよ」と言ったら、相手は簡単に引き下がった。

3日前にそのマイカーをスタッドレスタイヤに履き替えさせた。
乗るのが家内とボクだけなら雪が降れば乗らなきゃいいのだから、スタッドレスを履くこともないが、息子が帰省して来ればそう言ってもいられない。東京で普段車を運転していないから、どこかへ遠出したいと云うかもしれない。

手術後の後遺症というべきか、ボクは前かがみで作業するのが苦痛である。
前かがみの姿勢では肺を圧迫するのだろう。呼吸が苦しくなる。
その上タイヤ交換で、腕を含めて上半身の筋肉をしっかり使った。特に、手回しハンドルのジャッキが結構な負担になった。
お蔭で昨日一昨日は肩こり筋肉痛に悩まされた。
家内曰く、来年から業者に交換してもらったら?

今日は、筋肉痛も和らいだので、餅つき機で餅をついた。
本当は29日は苦が付くので餅つきはしない習わしなのだが、
ボクは苦を懲らしめる意味で苦を搗いたつもり。
29を福とよめば福餅である。
今年も残り2日。
どうやら今年は大掃除らしいい大掃除をしないまま新年を迎えることになりそうだ。


2015年12月23日水曜日

会社の栄枯盛衰に想う

このところ大手企業のビッグニュースが続いた。
不正会計処理が発覚して以来大揺れに揺れる東芝が今期決算が5500億円の赤字を見込み、1万人の人員整理をすると12月21日に発表。
同日、キリンが1949年上場以来初めて赤字となる560億円の赤字見通しを発表。
昨日、本家のアメリカのマクドナルドが半分の株式を持つ日本マクドナルドを身売りすると発表。
シャープに至っては巨額赤字を垂れ流していながら、いまだに何処から支援を受けるのか決まらない。海の向こうではフォルクスワーゲンだ。

これらは理由の違いはあっても、経営判断の誤りが原因として一括りしてもいいだろう。
だから、経営者の責任が問われるのは当然のこと。
でも、一番かわいそうなのはリストラ対象になる従業員やその家族。
解雇されれば生活基盤が崩れる。

こうしたニュースに接するたびに思い出すのは現役時代のこと。
親会社がひと吹きすれば飛ぶような小さな関係会社に出向させられ、業績不良になれば一気に整理される状況の中で必死に頑張った5年半。
引退直前に、親会社の承認を待っていては間に合わない状況の中で、新製品の製造ラインの新設を一部独断専行させ、引退直後に新製品が無事に立ち上がった。
その製品が15年後の今も会社と従業員とその家族たちを支えている。
親会社がいくつもの本工場や関係会社を閉鎖してきた中で、この会社が生き続けられたのはこの製品のおかげ。
そういう訳で、この15年間従業員やその家族を守った来たのはボクの置き土産だよ!
と密かにな自負している。

以上、当事者の現実の大変さを想って自分の過去を思い出したに過ぎない。

2015年12月21日月曜日

ノーミスの年賀状印刷とBGM

予定通り昨日、年賀状印刷を終えた。
170枚印刷してノーミスだった。
例年、宛名書き印刷でも、賀状印刷でも、必ずミスっていたのだから、
今年の珍しい出来事と云うわけで、ブログ日記に書きおくことにした。

この成功の裏にBGMあり。
前にも書いたことだが、ネット動画から拾った昔の歌謡曲をパソコに取り込み、
編集したうえでSDカードにコピーし、ラジオのSDスロットに差し込んで聴けるようにしてある。
幼いころ聞いた軍歌、終戦の混乱のなかで流行った歌謡曲、多感な青春時代によく口ずさんだ青春歌謡曲等など。
音声のピックアップにはwin10にプレインストールされているボイスレコ-ダーを初めて使ってみた。また、音声の一部をカットしたり増幅したりするするには、フリーソフトのAudacityが役立った。以前使っていたSoundengineの後継的ソフトである。

BGMの心地よいメロディーが意外な効果を生むということを実証したのかな?
自分的にはそんな気がする。


2015年12月16日水曜日

恒例の忘年会

昨夜は恒例の高校仲良し連の忘年会。
会場も会費も食事内容も例年の如し。
変わったのはメンバーの変更があったこと。

昨年初めてメンバーに加わった前同窓会長だったK君が、先月肺がんで亡くなったそうな。
訊けば、去年既に肺がんと判っていながらそれを隠しての出席だったという。
おそらく、皆んなと会えるのはこれが最後と思いながら出席したのだろう。
その時の心境を思うと、同じ病を抱えるボクには他人事とは思えない。
自分なら出席さえも出来なかっただろう。彼の意志の強さを思った。

今年新たに二人加わった。同年で別クラスの二人で、幹事役のS君のゴルフ仲間である。
卒業以来、2回ほどゴルフで一緒したから顔を知らないわけではないが、懇意という間柄ではない。だからどうだという訳ではないが、幹事が交代してために仲良し仲間のメンバーも入れ替わって、会が少し変質して来たとは感じる。それでも、和気藹々と懇談出来たから、これはこれでよし。

欠席者は二人。夫々が別の忘年会と重なってそちらを優先させた為。
そのひとりのI君が直前に他の忘年会の鞍替えをしたことに幹事のS君がカチンと来たらしい。
S君が、電話の向うの彼に「来年からはもう誘わない、出てこなくてもいいよ」と言ってやったと前任幹事のボクにこっそりこそこぼした。
ボクは驚いて、「そりゃちょっと言いすぎじゃないの・・・」とS君を窘めたが、
どうやら彼が皮肉で言ったらしいということが分かってホッとした。
S君に言い過ぎたと反省しているところが見えたから、大丈夫、来年はI君の参加は間違いなし。

時間制限一杯の2時間をよく食べ、よく飲み、楽しく歓談した。

散会したあとひとりで帰る電車に揺られながら、そういえば、バイキング料理を取りに行く以外はあまり自分の席を離れなくなったんじゃないか?と思ったり。そんなところに皆んなの老いを見たのだろうか?

2015年12月14日月曜日

ブルーベリーの狂い咲き

庭にある6鉢のブルーベリーの一つに花が狂い咲いた。
さくらの狂い咲きはよく知られているところだが、ブルーべーもとは驚いた。
サザンハイブッシュ系のミスティという品種である。
ほかの5鉢に比べて花芽がどんどん大きくなって喜んでいたのに。
こうなったら来年は実が成らない。


何故こうなったか?
お礼肥えが多かったのか?
エルニーニョ現象による暖冬のせい?

狂い咲きのメカニズムについて、こんな記述を見た。
強い風などで葉が吹き飛ばされると、葉でつくられる成長抑制ホルモンが花まで届かないことがある。そこに異常な温かさが来ると、花の成長抑制が効かないので、春が来たかと勘違いして狂い咲く。
花に成長抑制ホルモンが届いていれば、例え季節外れの暖かさが来ても成長抑制ホルモンの効果で花は咲かずに越冬し、冬の寒さで成長抑制ホルモンが壊されたあとで温かい日が来れば開花する・・・・、というのである。
因みに、落葉樹以外で狂い咲きする植物はまずないそうだ。

そうなら、狂い咲いたブルーベリーは風に吹かれて葉を落としていなければならないことになるが、紅葉はしたけど落葉はこれからだから、この説は当てはまらない。
残る肥料過多だが、思い当たることはある。
狂い咲いたブルーベリーは6鉢の中の一番若い3年ものであるにもかかわらず、
他の鉢と同じようにお礼肥えをしっかりやった。それがいけなかったのかも知れない。
過ぎたるは及ばざるが如しということか?

狂い咲きし 花はあれども ブルーベリーの 実の一つだに無きぞ悲しき 


2015年12月12日土曜日

年賀状つくり

師走も半分ほど過ぎれば今年の喪中葉書も来るものは来ただろう。
そろそろ年賀状をつくるか。

葉書は家内の分を含めて200枚を買ってあるが、近年、少し余すようになった。
印刷インクはダイソーの216円インクを需要期の品切れ前に買っておいた。
年賀状印刷前に染料インク4色全部を新しくするのがボク流。こうすれば色調のトラブルは避けられる。
住所録は事前に郵便番号、住所に変更がないことをチェックしてあるからエクセルファイルから、必要情報だけコピペして.cvsファイルに変換すればよい。これは印刷前の最終作業になる。
宛名書き印刷にはフリーソフトを使っているが、意外に使い勝手の良い物が少なく、もう10年以上も同じソフトを使っている。

年賀状のデザインには、日本郵便のはがきデザインキットのサービスが始まって以来、これを使っている。使い勝手がいいのが最大の理由。
テンプレートは使わず、素材を寄せ集めて構成するのがボク流。
今年はなんとなくお気に入りの素材が少ないように感じた。
また、はがきデザインキットはテキスト入力の文字フォントの種類が少ないのが難点。
そのためパソコンに入っているフォントを使うのだが、そのフォントも15年前に買った年賀状作成ソフトのCDからパソコンに入れ込んだもの。ネット上に、気に入ったフリーフォントがないものかと探すのだが、これもまた見当たらない。

さて肝心なのが、近況報告の代わりに書き添えている川柳もどきの作文をどうするかだ。
我が身の近況を匂わせるものに世相を皮肉ったものを加えて3句ほどを作るのだが、
これもいい加減なもので、事前に準備などしない。ほぼ即興で作る。
今年は流行語大賞の爆買いを借りようと思っている。原案は出来たが、テニヲハを「を」にするか「に」にするかが決まらない。印刷直前まで迷っていることだろう。
仕上げは12月20日を予定。

2015年12月7日月曜日

散歩日和


曇天で小寒かった昨日から一転、今朝は快晴で無風状態。
2階の小窓から雪をかぶった御嶽山がくっきり見えた。
こんないい天気に家でくすぶっているのはもったいないと、
家内を誘って車で木曽川へ出て、それから遊歩道を歩いた。

下着にスポーツシャツ、その上にウインドブレーカーの出で立ちで、
木陰部分は少し寒いくらいだが、日当たり部分では汗が出るくらい暖かかった。

レンズの中なのか、撮像素子の上なのかわからないが、
入ったゴミが写り込むようになってしまった安物のコンデジ、
そんなカメラでも何とか見られる写真が撮れた。
これも良い天気のお蔭。
木曽川の流れはあくまで青く、雪化粧して白い蒸気を吹く御嶽山も美しかった。

2015年12月5日土曜日

歯科治療完了

先月16日に歯科検診を受けてから3週間で4回治療に通い、昨日治療が終わった。
1回目 点検、レントゲン、掃除
2回目 歯周病の歯ぐきの掃除、古い虫歯金属を剥がし歯型取り
3回目 虫歯に新しい金属を埋め込み
4回目 治療後の点検、掃除

1回目は電話した当日の診療だったから、割り込み受診になったので点検だけに終わったのはやむを得ないか?
その後、3回の通院で終了したから、ごく標準的な治療ということだったのだろう。

虫歯は治療すれば治るから当然だと思っている.。
一方、歯周病の治療は悪い箇所を掃除したくらいで、特別に消毒するとかの治療らしいことを何もしなかった。
丁寧に歯磨きして下さいと言われた程度。
そんなことで治るのだろうか?
心配だったから、「ヨード剤で消毒したらどうなりますか?」と訊ねたら、
「悪くないでしょう。うがいでもいいですよ。」と言われた程度。
先生は気乗りしない返事。

ままよダメ元と思いながら、食後の歯磨きのあとに、うがい用のヨード剤原液を歯間ブラシに滲み込ませたもので歯茎に塗ってみた。これを2週間続けた。
そしたらどうだ!4回目の治療の2日前に歯茎のくさい臭いが消えた!
先生にそのことを申告したが、反応はいまいち。
わたしの治療が良かったんだよ、と思っているに違いない。
ボクはボクでしてやったり!
悪かった箇所のポケットの深さも、治療前5mmだったのが治療後3mmになっていた。
3mmは正常値。

ボクは歯周病治療は初めての経験。
軽ければこの程度で治るということが分かったということ。
だから先生も最初から大したことないと思っていたのだろう。
時として家内から口臭を指摘されることがあったのは、案外、軽度の歯周病があったからかもしれない。これからは歯間ブラシを使った時のブラシの臭気をチェックして、歯周病の早期発見に心がけよう。

2015年12月1日火曜日

今冬の初風邪

先月14、15日に犬山でワクチン学会が開かれた折に帰省してきた息子が、東京から風邪を持ち込んだらしい。かなり頻繁に咳をしていた。
その数日後の19日にボクの鼻の奥がヒリッと痛み出し、翌日から痛みがのどに広がり、翌々日には気管支に症状が広がった。
幸い、熱が出なかったので大事に至らずに、約1週間ほどで咳も収まった。
そうこうしていたら家内が26日から、やはり咽喉風邪にやられた。症状はボクより少し酷いが微熱程度で収まり、今日あたり回復と云えるほどになった。どうやらボクが家内にうつしたらしい。

ボクの肺は手術で弱っているので風邪に気をつけなさいと主治医から言われている。
そんな訳で、極力人混みには出ないようにしており、それが功を奏して、ここ2、3年風邪を引いたという記憶がなかったのだが・・・。

今年のインフルエンザワクチンの注射は、家内ともども、先月の11日に済ませてある。
肺炎球菌ワクチンもボクが去年、家内が今年済ませてある。
油断していたわけではないけれど、今回は、思わぬ身内の伏兵にやられた格好になった。