整形外科のマッサージに通って3週間経ったが、結果は芳しくない。
先週の月曜日に若い整体師が力を入れて揉んでくれたせいなのか?どうやらまた揉み返しが起きた。そのうえ、ブルーベリー6鉢の植え替え作業をしたものだから、余計に肩首を痛めることになった。こういう時は微熱が続く。
微熱が続けば体温計が離せない。
その体温計だが、ボクは今まで間違った使い方をしていた。
我が家には水銀体温計が1本、電子体温計が2本の計3本ある。
そのうちもっぱら使うのは電子体温計。
1本は電子音が鳴るけれども、もう1本は鳴らない。
老人性難聴で体温計の電子音は聞こえないから、音は鳴らなくても問題ない。
ただ、どちらも年代モノの予測式体温計だから予測検温が終わるのに5分程度かかるというのが難点。そんな体温計でも5分経てば測れるので、問題ないと思っていたのだが・・・・、それが誤り。正しくは10分間待たないと正しく測れないらしい。
そのことを説明するためにテルモのHPから図を借用してきた。
最近の電子体温計は予測検温と実測検温が出来るように作られているのだが、
体温は計測を始め約20~30秒で予測検温を終了して電子音を鳴らし、予測体温を表示する。引き続き体温計を腋に挟んでいれば数分後に実測体温の表示に切り替り、実測体温を測り続け、約10分で終了の電子音を鳴らす。
実測体温は約10分経たないと正しい値が出ないので、途中の計測値は低く出ることになる。
という訳で、電子音に頼らないで5分程度で終了していたボクは、正しい実測体温を測っていなかったことになる。
因みに、水銀体温計にしても電子体温計にしても、すべての体温計で実測体温を測るときは10分以上の時間を掛けなさいと説明している。
ならば体温計を10分以上抱えていればいいわけだが、暇人と云えども毎回10分という時間を掛けてはいられない。やはり、難聴者向けの体温計が必要だ!と云うことになる。
そこで、難聴者向け体温計で検索してみた。
ヒットしたのは2つ。
一つはバイブレーター機能付き。でも、唯一あったシチズンのそれは終売になっていた。何故売れなかったんだろう?
もう一つは高音量のメロディー電子音で知らせるというテルモの商品。
たったこれだけ!思わずつぶやいた。
体温計業界さん、難聴老人を軽視していませんか!
斯くして、「メリーさんの羊」のメロディーが流れるテルモを買わざるを得ないようだ。