木曽川遊歩道のコブシが咲き出すのを待ち望んでいたが、やっと咲き出した。
待ち望んでいたのには、コブシの花の特徴をしっかり観察したいという理由があったから。
そして今日撮った写真がこれ。これぞコブシ!
遠くから樹全体を眺めて花が大きいなと思えば大体はハクモクレンなのだが、
小さめな花がコブシかといえばそうでもなさそう。件の樹の花は小さめ。
花がチューリップのように上向きに遠慮がちに花びらを開くのがハクモクレン、てんでバラバラな方向に横いっぱいに花ビラを開くのがコブシだと分かっていても、遠くからでは見分けが難しい。
近寄って花びらを数え、6枚ならコブシ、9枚に見えればハクモクレンなのだが、簡単に枚数を数えるのも難しい。
一番簡単なのは花のすぐ下に1枚の葉が出ているかどうか?出ていればコブシ、出ていない時はタブシバかも知れないし、コブシにもこの葉が出てないものもありそうだから、即断は出来ない。
そう思いながら近寄って見上げたら、すぐ、花の下の葉っぱが目に飛び込んだ。
これでコブシに決まり!
家に帰って写真を拡大。
そこで、ボクには新しい発見があった。
コブシの花びらの付け根が赤い!
ひょっとして、これもコブシの特徴か?
調べて見た。コブシは赤いがハクモクレンは赤くないという記述が他にもある。
どうやらボクの観察に間違いはなさそうだ。
時は今、サクラのシーズンであるが、ボクにはサクラよりコブシが先だ。
明日は別のコブシの樹を探して検証してみよう。