本日、3日前に受けたPET検査の診断を受けた。
先生のパソコン画面に右縦隔のリンパ節に強い陽性反応がある画像が映し出された。
そのほかには、PETでは診断できない脳と膀胱を除いて、全身で陽性反応があるところはなかった。
この診断で、ボクも家内もホッとした。
まだ、ガンが否定されたわけではないけれど、リンパ節の陽性は単なる該当部位の炎症の可能性が期待できるからである。
先生から今後の方針が示された。
1.
リンパ節から細胞を採って検査してから、ガンなら放射線治療に進む。
2.
細胞診をやらないで、即、放射線治療する。
3.
1か月後CEAの検査をして、減少すれば経過観察とする。
ただし第3案は治療が遅れるリスクがあるので第1、第2案の選択になるだろう。
呼吸器内科と相談したうえで決めるので、1週間後に受診されたい。・・・と。
3年半前に、食道から内視鏡で縦隔内のリンパ節の細胞を採取したときは消化器科の担当医にやってもらった。それと同様に、今回は気管支経由の内視鏡で縦隔内のリンパ節の細胞を採るかどうかを呼吸器内科と相談するということらしい。
ボクは第1案が取られるだろうと推測する。これが最も合理的だから。
帰宅して、早速、缶ビールを開け、祝杯を上げた。
もちろん、喜ぶのはまだ早い!と思うけれども、肺、膵臓、肝臓、胆嚢、大腸などに、ボクが大変心配したガンがなかっただけでも、喜ばしいではないか。
ガンが疑われたまま時間が経過したときに味わった精神的苦痛を知る者の喜びである。