2019年4月30日火曜日

平成最後の日


終日、テレビの平成最後の日の特集を見ながら、何となく森田公一とドップギャランの歌詞を思い出し、「平成時代を何で計ればいいのだろう」と思った。

平成を迎えたのは、単身赴任先の東京都葛飾区鎌倉町のアパートの一室だった。
それから残りの現役の12年をアッという間に駆け抜けた。
ハードな年月だった。そこで燃え尽きた。
ひとは余力を残すべきだというけれど、全力を尽くしたのだから、
他人からとやかく言われる筋合いはない。
それから18年、前半は青春時代にも相当するような悠々自適な年月だった。
だがしかし、肺がんが見つかってからは一気にストレスの年月になった。
それでも、良い先生に恵まれたお蔭で、どっこいまだ生きている。
これをラッキーと言わずして、何と言おうか?
平成時代は、日本が戦争のない良き時代だったように、
ボクにも幸運に恵まれた良き時代だったと言えよう。

明日からの令和の時代に向けて、我が家はスマホの習熟に余念がない。
液晶画面のガラス製保護フィルムは純正だと3000円するというので、隣市のセリア(百均)に出かけて108円で買ってきた。保護フィルムがガラス製だなんて、知らなかったなぁ・・・。
しかし、これが扱いやすいのだ。空気が入らずに、一発できれいに貼れた。
保護ケースもAmazonに注文してある。
初期設定はボクの役目。GoogleアカウントとLineアカウントの設定や友だち追加を済ませて、家内に引き渡した。
家内はNHKの教育テレビのスマホ講座を熱心に視ているので、本屋でテキストを買ってきた。
スマホの機能には驚くことが多いが、なかでも、音声入力には驚いた。
パソコンの方も、キー入力しているなんて、もう、時代遅れかも?
パソコン用に音声入力マイクを買って遊んでみよう。
令和の時代、どこまで生きられるか知れないけれど、
玩具で遊んでいればボケ防止の足しにはなるだろう。

2019年4月25日木曜日

改元記念に初スマホ


遅ればせながら、家内の3Gガラケーをスマホに換えた。
これが我が家の初スマホ。
ボクはまだ4Gガラケーで頑張る。
家内はガラケーで用を足りているからスマホは要らないと言ったが、
au3年後に3Gサービスを止めると言い、年寄り向けのスマホを勧めてきたので、
これに乗っかることにしたのである。

3年後に乗り換えてもいいようなものだが、3年後ではボクにしても家内にしても生きている保証がない訳だし、仮に生きていてもボケが来てスマホが扱えなくなるかも知れない。そう思ったら、今がチャンスだと思えた。
スマホ乗り換えを決心したもう一つの大きな理由は、低価格で電話かけ放題になること。
auが指定する2種類の機種であれば、低料金コースであっても、60歳以上なら無料通話時間が無制限になる。5分の制限時間のあるカケホ(かけ放題)から開放されれば、ご多分に漏れず長電話の好きな家内も大歓迎だろう。

選んだスマホは、高級品と比べれば見劣りするスペックだが、年寄りに必要にして最小限の機能は備えているようだ。
OSGoogle Android
すでに使っているAndroidタブレットに、同じアカウントで同期させた。
スマホとタブレットとパソコンの間でデータのやり取りが簡単にできるはず。
だが、家内にそこまで期待するのは無理だろう。

機種代11,120円を一括で支払し、利用料は故障紛失保険料410円込で1年目が1,658/月、2年目からは3,630/月だが、故障紛失保険料を外すつもりだから3,220/月。
インターネットは自宅のWiFi環境下で使う場合がほとんどだから、契約通信量は1GBでも問題ないはず。

我が家の初スマホ、改元記念のスマホになった。

2019年4月23日火曜日

クラウドストレージ(クラウド)にデータを預ける


今野敏の小説を読んでいたら、スマホのアドレス帳をクラウドに預けてバックアップする話が出てきた。アドレス帳をクラウドにバックアップしておけば、スマホを捨てたり紛失したりした時でも、更新したスマホにクラウドからアドレス帳をダウンロードすれば、簡単に復元できるというのである。
なるほど、今はそういう使い方が当たり前なのだ。
念のために、自分のau4Gガラケー(ガラホ)をチェックしてみたら、auはクラウドをちゃんと用意してくれていた。但し、キャパは1Gしかなかった。ボクにはそれだけあれば十分である。


クラウドといえば、Windows10に標準装備されているOneDriveを便利に使っている。
2階のデスクトップPC1階のノートPCのどちらからでも操りたいデータの場合は、クラウドに預けるようにしている。
以前なら、こういう場合はUSBフラッシュメモリーにデータをコピーして1階と2階のPCを行き来していたものだ。今は手ぶらで気の向くまま移動して、どちらのパソコンに向かっても同じデータを操れる。
なお、2台のパソコンは共通のMicrosoftアカウント、Googleアカウントでログインするよう設定してある。

OneDriveのキャパは5Gまで無料、それ以上は有料。
GoogleDrive15Gまで無料だから、多くのデータのバックアップに使いたい場合は、こちらが優位だろう。でも、今はそこまで必要としない。

クラウドのセキュリティーについては、MicrosoftGoogleを信頼するしかない。
自分で寿命のあるHDDなどにバックアップするよりは安全かも知れない。

2019年4月20日土曜日

満開近い一葉桜


桜の名前には、名前の最後に桜の字を付けるものと付けないものがあり、
山桜系では桜の字を付け、里桜系では付けない、
・・・というのが原則だという。
確かに、今満開を迎えつつある里山系の八重桜、カンザン(関山)、ギョイコウ(御衣黄)、フゲンゾウ(普賢象)には桜の字を付けずに呼んでいる。
しかし、イチヨウは桜の字を付けて一葉桜と呼んでいる。
一葉といっただけでは何のことかわからないけど一葉桜といえば間違うことがない。
こうなったのは自然の成り行きか?


今日も緑地公園遊歩道を散歩した。
歩道脇の一葉桜は満開に近づいた。
ピンク色が薄れ白っぽくなれば満開である。

2019年4月18日木曜日

イチヨウがフィナーレを演じる

昨日は一日中雨が降り、最高気温15℃で小寒かった。
今日は朝から晴れて気温が24℃まで一気に上昇した。
午前中は庭の除草をし、午後にウォーキング。

緑地公園では、カスミ桜が落花しきり。
代わりに、2日前に開花程度だったイチヨウが5分咲きになった。
桜のシーズンのフィナーレを飾るにふさわしい桜である。
新宿御苑のイチヨウが有名の由、むべなるかな むべなるかな。

2019年4月17日水曜日

芽吹きの頃


近年、桜は新しい品種も増えてきて、これから咲こうとしている桜もある。
その一つがイチヨウ。緑地公園ではそれがやっと開花しだした。
八重桜の一種で、花の中心部に葉の形に変化した雌しべ12本が突き出しており、
これが葉に見えるところから名前がついたそうだ。
ソメイヨシノが散ったあとも、しばらくイチヨウが目を楽しませてくれるだろう。
イチヨウは派手で艶やかだ。
あたりの木々が芽吹いて新緑に包まれた景色の中では、程よくバランスが取れるはず。
それが見られるのはもう直ぐだ。


扶桑緑地では、今が丁度、エノキとムクノキが芽吹いて新緑の一歩手前といったところ。
対岸の伊木山も若緑に覆われた。
木曽川の川面は空の青を映して清々しい。
写真の赤く見える花は枝垂れハナモモ。
旬は過ぎたが、春の色にグラデーション効果を演出している。


2019年4月12日金曜日

家内の通院


家内のリュウマチ性多発筋痛症が少しぶり返して、
右手首関節が痛み、ドアノブも、ペットボトルのキャップも回せなくなって2周間以上経った。ステロイドの服用量を8mgから6mg(/day)に下げたのが無理だったようだ。

今日は受診日。
病院へ通うにも大変だから、付き添って行くつもりだったが、「足が悪い訳じゃなし、左手が使えるから何とかなる、一人で行ける」、というので、ひとりで行かせた。
それでも、無事帰宅したから、ヤレヤレである。

スレロイドを1ヶ月前の8mgに戻すことになった。
すでにムーンフェイスや下腹部が膨らむなどの影響も出ているから、
出来るだけステロイドを少なくしたいのだが、
痛みには勝てない。


家内の通院の間に、歩いて近所を一回り。
すでに散ったと思っていた桜がしっかり残っていて、明日明後日の週末にも未だ花見ができそう。
今年の桜は花持ちがいい。こういう年も珍しい。

2019年4月6日土曜日

桜の下にて

西行が、「願わくは花の下(もと)にて春死なむそのきさらぎの望月の頃」と詠んだのは、旧暦2月の梅の頃に、ということだが、ボクは何故か、桜のシーズンになるとこの歌を思い出す。
中尊寺の月見坂の途中にある西行の歌碑「きゝもせず 束稲やまのさくら花 よし野のほかに かゝるべしとは」を見て以来、西行、花=桜とボクの頭の中で短絡してしまったらしく、如月の梅を弥生の桜に置き換えた方がボクには何となく収まりがいい。


今日は当地の桜が満開。
今年の桜を見ておかないと、来年も見られる保証はない。
という訳で、花見に出かけた。

今日と明日は春の犬山祭。
満開の桜と13台の車山(やま)の勢揃いのコラボは一見の価値があるが、
狭い城下町に大勢が押しかけるから、ニッチもサッチモならない。
一度見に行って懲り懲りした。年寄りは敬遠するに如かず。
五条川の桜なら、大勢がぞろぞろ歩く、賑わいの花見になるが、
年寄り向けのベンチがほとんど無いに等しいから年寄りには向かない。 
結局、木曽川沿いの緑地公園へ、団子もない、ただ桜を見るだけの、これぞ本当の花見。
バーベキューをする者、大きな笑い声で談笑する婆さんグループ、子供を遊具で遊ばせる家族連れ、ウォーキングを楽しむ夫婦連れ、などなど人それぞれお楽しみである。
桜は開花前の蕾がまだあるのに、風に花びらが舞っていた。

2019年4月2日火曜日

新元号は令和


管官房長官が掲げた額の文字「令和」を見た瞬間、記者席がシーン!と音なし。
その様子をテレビで観ていた我が家でも同様、開けた口から言葉もなし。
関心を持って注目していた国民の殆どがそうだったのではないかな?
過去247の元号で一度も使われていない「令」の字が予想外であり、
その意味を測りかねたためだろう。
だが、出典と意味するところを知るにつれて、歓迎ムードが一気に広がった。
テレビが各地からその様子を伝えた。

そんな中で、他の野党はこぞって歓迎したにも拘らず、独善的な批判を表明したのが共産党と社民党。相変わらず食えない連中である。

西暦だけでよいとする意見もあるけれど、日本人にはやっぱり元号はなくてはならない。
昭和、平成を81年間生きてきた爺さんの確信である。