最近、家内のラクトフェリン服用を中止したので、
その経過を以下にまとめてみた。
家内は4年前の2016年5月にリウマチ性多発筋痛症を発症。
それ以来、ブレドニン(ステロイド)で自己免疫を抑えながら、
発症をコントロールしてきた。
2年前、クリプトコッカス感染症に罹った。
主治医から、ステロイドで自己免疫を抑制すると、感染症に罹りやすくなるから気をつけなさいと言われていたが、その通りになった。
クリプトコッカスは鳩の糞に多い菌だだそうで、我々の近辺に常在しているらしい。
フルコナゾールを6ヶ月間服用し続けて治癒した。
感染が明らかになった時点で、ボクは家内にラクトフェリンを勧め、服用を始めさせた。
ラクトフェリンの感染防御作用に期待したのだ。
それから2年間、何の変化もなく順調に来た訳だが・・・、
昨年末に至り、突然、筋痛症が再発した。
諸関節が痛んだなかでも、特に左膝関節が酷かった。
このときはプレドニンを増量してもらって、症状は何とか落ち着いたが、
左膝関節だけは今も治り切っていない。
ここで、ボクは考えた。
家内にラクトフェリンを勧めたときから、
ラクトフェリンがステロイドの免疫抑制力に拮抗するんじゃないか?
という疑問がなかった訳ではなかった。
だから、この際、一旦、ラクトフェリンを中止してみようか?と。
躊躇しながら、やっと中止したのが2週間前。
いまのところ家内の容態に変化はない。
強いて言うなら、左膝関節の痛みが何となく和らいだかも知れない、というが、
これは気分の問題かも?
ついでにボクのラクトフェリン履歴を付記しておく。
ボクがラクトフェリンを飲みだしたのは2013年の9月。
転移再発した胸腺の肺がん摘出手術を終えて、X線治療を始めたとき。
免疫力を高めて再発を抑えたいと願った訳だが、
残念ながら、それから1年も経たない2014年7月、新しい肺がんに罹り、
ラクトフェリンへの期待は裏切られた。
それでもラクトフェリンを飲み続け、
肺がんは完治したといわれるに至った次第である。
何時だったか?主治医の先生から、
「免疫力が強いですねぇ」と褒められたことがあった。
ボクはラクトフェリンの服用を明かすことなく、
「先生をご信頼申し上げております。それが免疫力を高めているのでしょう」と応えたが、
内心ではラクトフェリンの効果を信じていた。
今もその思いは変わらない。
なお、家内の主治医にはラクトフェリンの服用を申告したものの、特別な関心は示されなかった。
ラクトフェリンの効能についてごく簡単な要約を日本ラクトフェリン学会HP(http://lactoferrin.jp/about.html)で見つけたので、拝借した。