2020年4月27日月曜日

ラクトフェリン服用履歴 

最近、家内のラクトフェリン服用を中止したので、
その経過を以下にまとめてみた。


家内は4年前の2016年5月にリウマチ性多発筋痛症を発症。
それ以来、ブレドニン(ステロイド)で自己免疫を抑えながら、
発症をコントロールしてきた。


2年前、クリプトコッカス感染症に罹った。
主治医から、ステロイドで自己免疫を抑制すると、感染症に罹りやすくなるから気をつけなさいと言われていたが、その通りになった。
クリプトコッカスは鳩の糞に多い菌だだそうで、我々の近辺に常在しているらしい。
フルコナゾールを6ヶ月間服用し続けて治癒した。
感染が明らかになった時点で、ボクは家内にラクトフェリンを勧め、服用を始めさせた。
ラクトフェリンの感染防御作用に期待したのだ。


それから2年間、何の変化もなく順調に来た訳だが・・・、
昨年末に至り、突然、筋痛症が再発した。
諸関節が痛んだなかでも、特に左膝関節が酷かった。
このときはプレドニンを増量してもらって、症状は何とか落ち着いたが、
左膝関節だけは今も治り切っていない。


ここで、ボクは考えた。
家内にラクトフェリンを勧めたときから、
ラクトフェリンがステロイドの免疫抑制力に拮抗するんじゃないか?
という疑問がなかった訳ではなかった。
だから、この際、一旦、ラクトフェリンを中止してみようか?と。


躊躇しながら、やっと中止したのが2週間前。
いまのところ家内の容態に変化はない。
強いて言うなら、左膝関節の痛みが何となく和らいだかも知れない、というが、
これは気分の問題かも?


ついでにボクのラクトフェリン履歴を付記しておく。
ボクがラクトフェリンを飲みだしたのは2013年の9月。
転移再発した胸腺の肺がん摘出手術を終えて、X線治療を始めたとき。
免疫力を高めて再発を抑えたいと願った訳だが、
残念ながら、それから1年も経たない2014年7月、新しい肺がんに罹り、
ラクトフェリンへの期待は裏切られた。
それでもラクトフェリンを飲み続け、
肺がんは完治したといわれるに至った次第である。


何時だったか?主治医の先生から、
「免疫力が強いですねぇ」と褒められたことがあった。
ボクはラクトフェリンの服用を明かすことなく、
「先生をご信頼申し上げております。それが免疫力を高めているのでしょう」と応えたが、
内心ではラクトフェリンの効果を信じていた。
今もその思いは変わらない。
なお、家内の主治医にはラクトフェリンの服用を申告したものの、特別な関心は示されなかった。


ラクトフェリンの効能についてごく簡単な要約を日本ラクトフェリン学会HP(http://lactoferrin.jp/about.html)で見つけたので、拝借した。

2020年4月21日火曜日

あるスーパーのコロナ対策

コロナが怖いからこのところ家から一歩も出ない。
天気が良ければ、日を浴びるために時々庭に出て草取りをするくらいがボクの仕事である。
そんな日々が続くが、唯一の例外はスーパーへの買い出し。
家内は、足が悪くても車の運転はできるから一人で行ってくると言うけれど、
重い荷物を車に積むのはきつかろうと思い、ボクも一緒に行くことにしている。

先日の日曜日のこと。
Kスーパーの駐車場で、車の中で家内を待っていたら、
スーパーの入り口で行列が出来る光景が目に入った。
客が多くて、入場制限をしているのである。
見る見るうちに50人ほど並んだ。
入場制限なんて、今まで行われたことがなかったから、驚いた。
不要不急の外出を控えるよう要請が発せられ、
人々は外出先が狭められたためにスーパーに集中したのか?
駐車場は満車状態だった。

このスーパー、入口に手指の消毒用アルコールを置いている。
入場制限も客同士が接近し過ぎないように考えたのだろう。

コロナ対策に対する姿勢が伺え、好ましく思った。

2020年4月16日木曜日

マスクとアルコール


ボクは肺がんの手術を3回やっているから、
感染症に気をつけなさいと医者から言われている。
家内はリウマチ性多発筋痛症もちで、
ステロイドを飲んで自己免疫を抑えているから、
やはり感染症に気をつけなさいと言われている。
だから我が家は年中マスクが必需品。


そんな訳でマスクのストックを欠かさないようにしているが、
コロナウイルス騒ぎであらゆる店頭からマスクが消えたので、
流石にこの先のことが心配になった。

そんなとき、新聞がマスクの型紙と作り方を載せた。
早速、作ってみたが、残念ながらボクには小さすぎた。
そこでネット上からマスクの型紙をダウンロードして、
作り直した。
爺さんが裁縫をやったのだから出来栄えは良くないが、
自分で使うには十分である。
問題はどんな生地をどれだけ使うかだけど、
薄手のハンカチ布3枚、ガーゼ布2枚、やや厚手の綿布1枚の、
計6枚合わせにしてみた。
楽に呼吸ができるから、これでよし!

明日から東京都を皮切りにして、国が国民一人当たり2枚のマスクを
郵送することになったとテレビが報じたが、
466億円もかけて馬鹿なことをするもんだとボクはつぶやいた。
すでに多くの国民は自衛のマスクを作っているだろう。

入手ができなくなって我が家が困るものにアルコールがある。
自家製のヨーグルトを毎日作っているので、
ビンや蓋などの消毒にキッチン用の消毒アルコールは必需品。
手元に400ml入の詰め替え用が2本あるが、これも心細い。

ダスキンにはアルコールがあるかも知れないとの情報を得たので、
早速問い合わせた。
幸い在庫は業務用のが1本だけあるというので、これを取り寄せた。
だがしかし、これは手指の消毒用であって、
そのためにアルコール以外の有効成分も入っているので、食品には使えなかった。
仕方がないので、玄関先に置いて、外出から帰ったときに使うことにした。
びっくりしたのが値段。
1リットル入りで、スプレーと小分け用ボトル付きで2,750円也。
これくらいが今の相場なのだろう。
それでも無いよりは有ればマシということか?

2020年4月8日水曜日

隠れコロナ感染者?

昨日、やっと、7都府県にコロナ特別措置法に基づく緊急事態宣言が出た。
出すのが遅い!という意見にぼくも同感。
遅ければ遅いだけ、知らぬ間に隠れ感染者と三蜜(密接、密集、密閉)
環境で遭遇する機会が多かったはずだから。

というのも、息子の嫁がどうやら感染したらしいから。
感染なら、彼女は隠れコロナ感染者のひとりだ。
東京で屋形船が感染現場だったと騒がれたころ、
嫁は自宅近くのドラッグストアに買い物に行き、そこで、
中国人グループに遭遇した。
「中国人は何故あんなに騒々しくしゃべるのだろうと思った」と言っているから、
彼らに接近したことは間違いないだろう。
その頃は、まだ彼らはマスクをしていなかったと思われる。
その後、嫁は発症、発熱、倦怠感、咳に加えて下痢も。
下痢がなかなか止まらなかったらしい。
症状がなくなるまで2週間。医者には掛からなかった。

その間、夫である息子にも感染したようだ。
息子の方は比較的軽微の症状だけで収まったが、症状が出たときには、
勤め先は基本的にはテレワークに入っていたから、嫁と一緒に自宅で過ごしたそうだ。

広い東京のこと、息子夫婦と同じような事例はいっぱいあったのではなかろうか?
緊急事態宣言が遅れた分だけ、隠れコロナ感染者が増えただろうと推定する。

そんな中、家内は電車に乗って、名古屋市内のN病院を受診。
主治医の女医さんが産休に入るので、グループ長であるベテランの男性医師に替わり、
いままでの診断に加え、別の観点からも診療を見直してくれるという。
コロナ騒ぎの中、こわごわ出かけた甲斐があったというものである。

2020年4月3日金曜日

花見日和

桜が各地で満開になったとテレビが言うけれど、
天気は悪いし、コロナウイルスが怖いし、
花見もできずにやきもきしていたが、
今日はやっとポカポカ陽気になったので、
思い切って、花見をしてきた。
緑地公園の駐車場の奥にある資源ごみの回収場所に、
家に溜まった資源ごみを持ち込んで、
ついでに、遊歩道の桜を見ようと思っていたのだが、
考えることは誰も同じようで、
町民がひっきりなしに資源ごみを持ってくる。
花見をしようと駐車場の空きを探したがどこも満車。


仕方がなく、花見には不便な場所へ車を駐めた。
家内は左膝関節の片側半分の軟骨がなくなって、
歩行もままならず。
数十メートル歩いてやっと桜の木の下へ。
どの桜もほぼ満開。
これで花見をしたという格好だけはついた。
ウグイスのいるブッシュまで歩けず、
啼声を聞けなかったのが心残りだった。