それから11ヶ月、気がついてみると、表示やランプが消えて、
ウンともスンとも言わなくなっていた。
前にも書いたことだが、電源系が徐々に弱ってくる症状から推定して、
電源回路のコンデンサーが経年劣化したのだろうと思っている。
我が家では一つの電話回線に2台の電話(親機+子機)を並列につないで使っている。
1台はFAX付き、もう1台はFAXなし。故障したのはFAX付きの方。
だから、FAX付き電話機を更新しなければならない訳だ。
新しい電話機はネット検索したうえで売れ筋のパナの廉価品選んだ。
液晶画面に漢字で表示するタイプにしたので、
最安値機種より少し高くなったが、それでも1万7千円以下。
古い方は、23年前、FAXとスキャナー機能付きの親機と子機1台セットで、
5万円ほどだったことを思うと、今はずいぶん安くなったと思う。
新しい電話機はいろいろな機能が一杯ついていて、
直ぐにはとても覚えられない。
取り敢えずは電話帳だけでも書き込もうと始めたのだが、
どっこい、これがとんでもない難事だった。
欲張って沢山の方達を電話帳に登録しようと思い、
パソコンの住所録から電話帳を作成し、
SDカードに書き込んでから、電話機に書き込んだのだが、
パナの取説は不親切だし、
ネット上で見つけたフリーソフトも難解なところがあって、
正解を見つけるまで1週間近くかかった。
正解がわかってしまえば「何~んだ、そんなことだったのか!」
となるのは、いつものこと。
おかげで、ずいぶん暇つぶしになった。