2023年4月19日水曜日

タイル補修

年が経つと人間は痛むが物も痛む。
40数年経った玄関先のタイル張りのタイルも然り。
一部分が浮き上がってきて、歩行の支障になるようになって来た。
タイルの割れから染み込んだ水が、冬に凍って被害を広げるようだ。
それで、思い切って修理してもらうことにした。

リフォーム屋かあるいはシルバーにでも頼めば修理してくれるだろうが、
さて、誰にどう頼めばいいのか?思案していたら、
お隣の奥さん(婆さん)がお節介を焼いてくれた。
プロの左官やに話をつけて来てくれたのである。
2日続きの雨模様のあと、天気になったら、早速、左官やがやって来た。

左官や曰く、「貼りたいタイルがあるなら用意しておいて呉れ」と。
そこで家内が、鋭意、タイル探しにホームセンターへ。
しかし、見つからなかった。

数日後、左官やがやって来た。
補修箇所の周辺にタイルの浮いた個所があれば、
タイルを一旦剥がしてからモルタルを塗り込み、
タイルが不足する部分はモルタルだけを厚く塗って高さを合わせた。
出来上がりは写真の如し。
やっぱりプロの仕事ぶりはきれいだ。

半日の作業で日当を6000円請求されたが、
当方の気持ちを込めて、お礼をしっかり差し上げた。
現役を引退しているから、シルバー料金を言ったのかもしれない。
同じ町内(自治会)の人で、顔だけは以前から知っていたが、
今までは挨拶もしなかった人である。温厚な人柄のようだ。

かくして懸案のタイル張りの一件は落着。
お隣の奥さんのお節介、こういうお節介なら大歓迎!