2012年5月9日水曜日

眼鏡の度数と医師の信頼度数

今日は眼科受診日。
手術後1ヶ月で、メガネの処方箋を書いて貰った。

予め看護師が視力検査したデータを先生は画面に呼び込み、
データを見ながらしばし腕組みして考えた。
そして、検査した看護師を診察室に呼び込んで言った。

「確かにデータは間違いないけど、これだと少し度がキツイような気がします。」
「パソコンや読み物をしている時以外には眼鏡をいちいち外さなければならないと思うので、そうならないようにもうワンランク下げましょう。」と・・・。
どうやらこれは看護師への指導のようだ。

これを聞いてボクもほっとした。
視力検査のとき、新聞を自分で広げて看護師の言う距離で度数を探すのだが、看護師の言う距離がどうも少し短いような気がしていた。
それでも、プロが言うのだからそんなものかと何となく納得したのだが、
そこをズバリと先生が指摘したのである。
先生は、再検査するまでもなく、処方箋は下げたデータで書くと言い切った。

診察室を出て、看護師がワンランク下げたレンズ度数の中近レンズで試してくれたが、
なるほど、確かにすっきりした感じになった。

看護師への指導といい、診断の確かさといい、よく出来た先生だと感心した。
メガネとは逆に、信頼度数がもう1ランク上がったという訳である。

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