我が家の地域にもいよいよ下水道が敷設されることになった。
先週の金曜日の夜、町が該当地域の住民を役場に集めて行なった説明会での要点は次の通り。
道路に埋める枝管は直径15~20㌢、深さ1.5~3 ㍍
その枝管から各戸の排水管へ繋ぐ取付管は直径10㌢
取付管設置のために取付位置と排水経路を図に示した申請書を提出せよ(所定用紙)
個人の所有地内の配管工事はすべて個人の費用と責任で行うこと。工事は町の指定業者に
て貰え。
て貰え。
受益者負担金は所有土地㎡当たり400円
下水道使用料は水道料金とほぼ同額
工事開始は来年4月、供用開始は再来年4月の予定
所有地が接する道路に下水道が通ると強制的に取られるのが受益者負担金。金額は市町村毎に決まる。
これが、我が家では10万円超になる。
更に、下水道が供用できるようになると、今使っている浄化槽を廃止して下水道に繋がなければならない。
その工事費用は自己負担であり、我が家の場合50万円程度を覚悟しなければならない。
以上は法律で定められていることだから拒否で出来ないという訳で、老い先短い高齢者だけの住宅であろうとも容赦なしである。
我が家は我々夫婦の代で終わるから、土地を処分するのはそんなに先のことではない。
従って、下水量当りに換算すると、これらの初期投資は随分高いコストになるのである。
だから、強制的に下水道に繋げというのは随分ひどい話なのだ。
まあしかし、そうは言っても、ものは考えようである。
将来、宅地として売却する場合は、下水道利用可ということが付加価値として土地代金に上乗せ出来るのではないか?
これは取らぬ狸の皮算用である。
そうとでも考えないと、こちらの皮ならぬ腹の虫が収まらない!
写真は、下水道と関係なく、只今、我が家の前の公道で側溝の敷設工事をしているところ。
道路の片側だけだった側溝が両側に付く。これで何10年来の懸案がやっと解消される。
2 件のコメント :
高蔵寺の山の中腹にあるボクの実家もまだ浄化槽方式です。利用する立場からは、下水道に変わってもさほどメリットはないが、かなりの出費ですね。しかし扶桑でもまだ下水道方式でなかったのは意外でした。
ボクの実家では、たしか今でも上水道でなく少し離れた自宅の井戸から家に引き込んでいるはず。就職直後、気になり公的機関で水質調査したら「飲用に適さず」であった。なにしろ手押しポンプでバケツに水をそそぐと、ときどきミミズが出てきた。
いまはそんな不衛生なことは許されないはずだが、どうしているか確かめていない。
>忠ちゃん 扶桑は田舎であり、貧乏な町ですから止むを得ません。未だ計画に入らない地域がありますからボクのところはましな方だと思っています。貴兄のご実家が如何程の環境なのか知れませんが、住めば都だと思いますよ。
でも、この歳での予定外の出費は痛いですね。
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