今日10月6日はボクの手術記念日。
最初の肺がん手術は3年前の今日。
5年以上の生存を期待したが、残念ながら3年を待たずに再発ということになってしまった。
ステージⅠで肺がんを手術した人の10~20%が再発するというデータが有るようだが、
どうやら悪い方のくじを引いたようだ。
でも、考えようによっては未だラッキーかも知れない。
転移した先が胸腺で、これは成人にはもう用済みの臓器であり、
ガンと一緒に切除してしまった。
だから、今のところボクの体内には、これと言ってガンと認知されるものは無い。
それがもし、転移しやすいと言われる脳、肝臓、腎臓、骨などだったら、そういうは行かない。
その場合、再発したガンは体内に残ったまま治療しなければならない可能性が高い。
だから、再発ガンは怖いのだ。
その様に考えたら、ボクは不幸中の幸いなのだ。
手術記念日に当たり、そう思うことによって自らを慰める次第である。
暑い夏と手術・治療のために随分と遠ざかっていた木曽川に久し振りに出てみた。
川には釣り人が多く出ていた。シラハエ狙いだろうか?
オニグルミ拾いはもう少し先になりそう。
あれはムシクイだろうか?と言いながらカメラを向ける人も。
写真は今日の木曽川でのスナップ。
4 件のコメント :
検査が続くから「快晴」といかないまでも気分はホットした状態でしょう。初期のがん発見がいかに重要かがよく分る。ボクの体内にも病巣が静かに広がりつつあるかもしれないが、面倒で検診しようという行動まではいかない。参考までに脳腫瘍は、他の臓器への転移はないそうです。手術前の事前検査では全身チェックしたが、手術後の検査はMRIなど脳だけに特定している。「腫瘍が進行すると、だんだん動きが悪くなり、最後は寝たきりになる。がん痛はないだろう」と執刀医から淡々と言われた。がん痛がないだけせめてもの救いです。現在家内の状態は、1年前とそれほど変化はないようだが少しずつ弱っているようで気になっている状況です。
>忠ちゃん 御存知の通り、近藤誠という乳がんの乳房温存治療で功績のあった医師ががん治療否定論をアチラコチラに書いていて、物議を醸していますね。その中でがん検診も否定しています。痛みや苦しみが無ければ、ガンで死ぬ直前までガンだと知らないほうがいいのだとも書いています。いろいろと極論が多いのですが、真実もまた多く書かれていると思われます。
ぼくらの年代になれば、そういう考え方があってもいいかな?とも思います。
奥様には治療が効いているということでしょうから、後悔のないようにお大事にしてあげて下さい。
Takeと申します。
先日胸腺種の摘出を受けました。私からみて貴兄は私の父と同じ年齢。その父も脳梗塞からたびたち2年となるでしょうか。
私の胸腺種発見も父の知らせか、何かに背中を押されるようにふと病院に行くことになり、またひょんなことから医師へ相談したことから見つかりました。
本当に不思議な感じです。
まだ胸骨は元に戻らず日々の生活にも難があるところですが、頑張っていこうと思います。
ブログ楽しく読ませされていただいています。更新も楽しみにしております。
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