2013年12月16日月曜日

孫の作文

小学1年生の孫の作文が入選しという話を、2ヶ月くらい前に娘から聞いていた。
その時は、「そうか、それはよくやった!」と言って、当の孫を褒めてやったが、
たかだか1学年2クラスという人数のなかから選ばれたうちの一人だから、
大した出来でもかかろう・・・と、じいじは内心たかを括っていた。
その作文が文集に載ったというので、婿殿がPDFにして送ってきた。


「プールで  きゅうりをたべたよ」  
 わたしは、 ばあばの おうちで プールに入ったよ。
いもうとの まいちゃんと 水でっぽうで あそんだよ。
わたしは、 まいちゃんのおなかに やさしく ピシュッと 水をかけたよ。
まいちゃんは 手でパシャパシャ やったよ。なんかいも やったよ。
 ちかくの はたけから じいじが、
「きゅうり ほしいか。」
って きいたよ。 わたしは、
「ちょうだい。」
って いったよ。 そしたら じいじが きゅうりを とって きて くれたよ。
じいじの きゅうりは、 まっすぐで こい みどりいろだよ。
ぶつぶつが たくさん あって、 ちくちく したよ。
プールの 水の 中で、 ポキッと はんぶんにしたよ。
はんぶんは じいじに あげで、がぶりって かじったよ。 ごはんの ときより 
ちょっと おいしかったよ。じいじと いっしょに
「おいしいね。」
って、いったよ。 じいじの かおは、 にこにこで しわしわだったよ。
 じいじと ばあば、 ありがとう。 また まいちゃんと あそびにいくからね。

う~ん、こりゃ参りました。上出来だわい!
小学校に入ってまだ、5ヶ月にも満たない段階で、よくぞここまで書けた!
誰かの修正が入ったには違いないと思うが、それにしても、その時の状況を過不足なく捉えている。
こりゃ、次に来た時にご褒美をやらざあなるまいって!

文集は磐周文集「青い空」という。
 磐田市、袋井市、森町を磐周地区といい、その地域の子供達の作文を集めたものだそうで、136号とあるからそれなりに権威のあるものなのだろう。


2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

小学1年生でこれだけの文章が書けるとは驚きですね。よく観察して事実を素直に表現している。「じいじのかおがしわしわだったよ」はまさにその通り(笑)ボクんちの孫は3年前の小3のとき、小学館のeduとい月刊誌の4行作文教室に載った。作文はほめて伸ばす!というコーナーです。貴兄のお孫さんより高学年だが表現力は及ばない。紹介しましょう。
①ぼくは動物園のコアラがすきです。
②名古屋の動物園に行ったらコアラがいまし た。
③ぼくは、ふさふさしている毛とクリクリし ている目がなかでもすきです。
④5才の時、昼間なのにコアラが動いているのをはじめてみて、よりコアラがすきになりました。
 この作文をどのようにほめられたか。
先生の講評:3年生の男の子の作文です。起承転結「転」の部分から書き始め、最後に5歳のころの思い出でまとめるというユニークなスタイルです。低学年できちんと基礎ができていると、そこから飛躍して3年生ごろにこのような「自分流」が作れるようになってくることがあります。先が楽しみなお子さんですね。 1行毎のほめ言葉:
①最初に、自分の気持ちをはっきり書いているところがいいですね。
②なにをしたかなどを書きます。
③内容をふくらませます。
④5歳のころのことだと、はっきりおぼえているところがすごい!
 「すき」という言葉が何回も出ていて、どれだけすきか伝わります。
少し「ほめすぎ」? でも親、ジイジの気分は悪くない。 以上孫自慢でした。

b.nasbee さんのコメント...

>忠ちゃん 貴兄のお孫さんの作品もなかかなの出来ですねぇ。
起承転結はボクでもうまく書けないですよ。
それが小学3年で出来るのですねぇ。
孫自慢はどこのジジババも同じだぁ~!(爆)