2014年1月27日月曜日

自分の葬式を考えた

会員になっている葬祭会館が葬祭見学相談会と家族葬講座を開くというので家内と二人で出掛けてみた。

先ずは昨日が相談会。開会時間中はいつでもどうぞというスタイルだった。
午後イチで出かけたところ、先客は女性1人だけ。夫々、個別に相談に乗ってくれた。
対応してくれたのは厚生労働省認定 葬祭ディレクター1級の肩書を持つ 支配人。
まだ若い。40代前半とみたが、話は明快であり、こちらの質問に過不足なく答えてくれたから、さすがは支配人だと、変なところで感心した。
当方のような、無宗教、無信心、地元と密着度が薄い人間にはどんな葬式がいいのでしょうか?と投げかけた。
どんな形でも対応しますと言いながらも、こちらの意向を加味しながら諸事いろいろ考えていくと、
家族葬で行い、真宗大谷派のご寺院にお願いするのがよろしかろうといういうことになった。
ただ、家族葬というのは、そういう形式があるのではなく、一般葬の形式のうち、親族や親しかった友達、ご近所などのほかは会葬をご辞退いただくという形にすぎないということなのだそうだ。
なるほど、そういうものかと納得した。
ついでに、密葬と言うのはどういう形式かと問うたら、本葬を後日行うという条件付きの家族葬みたいなものだと、明快だった。

今日は家族葬講座を受講した。
20組限定と言われていたが、集まったのは17名だけ。夫婦で来たのが7組。女性のお一人様が3名。
昨日のうちに家族葬のレクチャーを個別に受けたようなものだから、本当は受講する必要もない内容だったのだが、それでも葬儀屋が何をしてくれて、遺族が何をしなければならないかを確認できたから、それはそれで有意義だった。

今現在、自分の葬式形式にはこだわりはない。
しかし、結局のところ、今まで漠然として考えてきたところに収まるべくして収まるだろう。
そのことを、家内と一緒に確認した。
これで終活が一歩前進したかな?

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

終活という重い課題に想いを向け始めましたね。老老介護をしているボクは、より具体的
にどうするか日々考えている。「無宗教、無信心、地元の密着度は薄い」のは貴兄とほとんど同じ。ボクたち夫婦は地元のT寺にお世話になろうかと考えている。この寺は曹洞宗系だが、「開かれたお寺」をコンセプトにして世界の宗教との交流や協同により新しい宗教のありかたを模索し活動している。ネパールの仏教の文化、保存にも協力して現地の修行者も住み込んでいる。数年前、近所に住む家内の友人の夫が突然他界し、このお寺のお世話になった。その時の話ではどんな宗派でも戒名でも施主の希望通り受け入れるそうです。

b.nasbee さんのコメント...

>忠ちゃん 禅宗でそのようなお寺さんがあるのですか、それならいいですね。
ボクの場合は子供が後を継ぐ訳でなし、墓も要らないとなれば、檀家にもならないということですから、葬式だけのお付き合いのお寺さんという事になります。そうすると真宗大谷派が一番スッキリしていると言われました。まあ、それでいいか、という訳ですよ。