チャイルショックという言葉が最近チラホラ。
世界経済減速の主たる原因が中国経済の減速と原油価格の低迷にあるところから、
日経ビジネス社がChina+Oilから造語した。
そのチャイルショックの一つに、中国企業がシンジェンタというスイスの農薬・種子の大手企業を5兆1600億円という、中国の過去最高額で買収したと2/3に発表したらしい。
業界を欧米の大手が占めているところへ中国が割り込むというのでショックなのだ。
ボクはニュースをに逃したが、日本では話題になったのだろうか?これぞ爆買いである。
いよいよ春節というその前日の2/7に北朝鮮が中国に冷や水を浴びせた。
ミサイル発射をしないように北朝鮮をなだめに来た中国特使が帰った、その後を狙って、しかも予告日を1日前倒ししてまで、打ち上げた。
春節の浮かれ気分の足元を見られて、中国首脳の顔は丸つぶれ。
この際、中国首脳よ、本気で北朝鮮に怒ったらどうだ!
春節で浮かれている時ではなかろう。
中国絡みで気になるのがシャープの財政支援問題。
シャープが政府系ファンド産業革新機構の提案を受けると思いきや、7100億円を提示した鴻海に優先交渉権を与えた。
その鴻海は台湾企業といえ主力工場は中国にあるから、中国への技術情報漏洩が懸念されるのは自然なこと。かって東芝がサムスンに軒先を貸して母屋を乗っ取られた如き状況の二の舞になって欲しくない。
折しも、我が家のシャープ製洗濯機が故障した。20年近く使ってきたから買い替え時ではある。
しかし、洗濯機に限らず、もう2度とシャープ製品を買うことはないだろう。
経営判断を誤りながらもなおわが身の保全を優先させて中国に尻尾を振るような企業を信頼できようか。
以上、確定申告書を作成しながらの合間に、息抜きに中国がらみのニュースを3つほど並べてみた。ニュースと云えば、このほかにも日銀のマイナス金利がらみの動きも気になるところだが、
差し当たって、貧乏人には影響はないだろう。桜島の噴火も想定内の規模で収まってよかった。
確定申告はe-Taxでは行わない。紙に印刷して提出する。
今のところボクには使い道のないマイナンバーカードを作るつもりはないが、
もし作ったとしても使えるのは来年の確定申告から。
今年はまだ住基カードが必要だが、すでに有効期限が切れている。
有効にするには住基カードのデータ更新に費用が発生する。
またパソコン操作も簡単とは言えない。
e-Taxとはそういう馬鹿げたシステムである。
2 件のコメント :
政治解説者の言によれば、中国は長い国境線を有する北朝鮮とは西側諸国との緩衝帯として混乱を希望しない。その足元を見透かして行動している。またアメリカもオバマ大統領の任期はあとわずか、強硬な態度はとれないと北朝鮮は考えているようだ。日本が勝目のない太平洋戦争に突入したように破れかぶれで戦争になってしまうのが恐ろしいですね。
シャープの問題、台湾のオーナー社長の決断の早さに比べて、シャープの社長はここに来ても切実感、緊迫感が感じられない。ハッキリ言えば「無能だ」とコメンテータが評していた。電気業界は日進月歩、先を見通して改革していかないと大変なことになる。その点日立、ナショナルは成功した。東芝はここにきて大改革を模索しているがどうなるでしょうか。 以前、目にした本に「電子業界は大学生とすれば、食品業界は幼稚園児」だそうだ。なぜなら消費者が口にする食べ物は伝統的に保守的、嗜好は変わらないから電子業界ほど変革の厳しさはない。一理ありますね。
確定申告の書類、ボクは先週完成した。「株式の譲渡所得申告」の記載方法が分からなくて管轄である昭和税務署(教養部時代通った滝子の同じ場所)に行って、担当者と一緒にパソコンで完成させた。
株式特定口座の損失は3年さかのぼり源泉徴収税を控除できる。昨年までは高額の過去の損失があり、まるまる
損失控除でき記載は簡単であった。今回はアベノミクスのお陰で半分控除、半分源泉徴収になり記載が複雑になった。
担当者の説明を聞いてよかった。株式は申告分離課税であるが、配当は総合課税に変えられる。担当者が試算したら総合課税にしたほうが還付金が多くなるのでこちらに変更した。手引書を見るとその説明がしてあるが、見落とす人が多いらしい。 しかし手引き書を見てもボクはまだよく理解できない。再度担当者に訊ねたいが、この時期2時間ぐらい待たされるから、今秋にもう一度税務署に行って訊ねたいと考えている。
貴兄は「株」はやらないと言っていたが非課税にできるNISAはぐらいはやっているでしょう。
このところ株式の乱高下でかなり利益は減ったが、この2年で70万円ぐらいプラスになっている。もっとも塩漬けで売ることはない。その他の株は、暴落でまたマイナスだ。しかし手持ちの株は高配当の株ばかりだから減配しないかぎり塩漬けするつもりです。
>忠ちゃん 北朝鮮からの難民が押しかけてくるからという中国の説明をどこまで信頼するかですね。ああ言えばこう言うと云うのはお手の物の国ですから、鵜呑みにはできません。何を考えているやら、兎に角、不気味な存在であることは確かです。
食品業界に比較すれば電子業界の経営判断は比べようもなく難しいとしても、テレビで失敗したパナが見事にV字型に復活したのを見てますから、余計にシャープの無様さが目立ちますね。
証券会社に特定口座はありますがほとんど中味は空っぽです。我々みたいな年金生活者は所得が少ないから、確定申告で特定口座を含めて総合課税で申告する方がメリットがあるのは確かですね。そこのところは、国税局の確定申告書作成コーナーで確定申告書を作成してみれば、結果がすぐ分かりますから都合がいいですよ。是非、試してみてください。
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