2017年11月18日土曜日

大先生に勝手なお願いをしちゃった

10日ほど前から家内のひどい咳が止まらず、熱が出たり収まったりしている。
かかりつけ医は気管支炎と診断したが、念のために撮ったX線写真で、右肺下葉に気になる影があるという。フィルムを借りてきて、来週金曜日にリュウマチ性多発筋痛症で通院している大学病院で診てもらうことになった。ボクとしては、せきが止まらないのも気になるが、肺の影の方が大いに気になるところ。

昨日はボクの4ヶ月検診日(3回目の手術から3年3ヶ月経過)だったが、そんな訳で家内の同伴なし。
ガンマーカーのCEA(正常値<5.0)は4ヶ月前の5.5から4.6の正常範囲に下がった。
CT画像診断では、胸部、腹部ともに異常は見られず、問題のリンパ節の腫大は完全に無くなった。
毎度のことながら、異常なしという診断が出た瞬間に緊張が一気に開放された。

ホッと気が楽になったところで、超多忙な先生には迷惑な話だが、家内のことを話した。
家内は、先ず、大学病院で診てもらうことになるが、万一、肺がん手術という事になったら、「先生に是非お願いしたいので、よろしくお願いします」、「ボクが先生に手術していただいたから、家内にも平等にしてやりたいと思いますので。」と。
先生は、ニコニコしながら「いいですよ」と軽く応じて下さった。
ボクも先生も軽い挨拶程度のつもりの会話である。
ボクの次の検診が4ヶ月後だから、万が一の事態の時に、事前にということなら、昨日しかその機会が無かったのである。

勿論、家内がガンだと決まったら、手術は通院している大学病院でなく、ボクの先生の病院にするつもりでいる。

日経ビジネスオンラインの2017.10.16日号の記事の中で、順天堂大学病院呼吸器外科の鈴木健司教授は「医者(外科医)が一人前になるには1000件の手術をこなさなければならない」と述べ、「肺がん手術を1年間に200件以上やっている病院は全国に9ヶ所しかない」と云う。
この記事に照らしてみると、ボクの先生の手術は、ボクがお世話になった6年前からの数字だけ(ガン以外も含む)でも、毎年200件を下ることはなく、300件を超える年もあった。
全国的にも屈指の大先生なのだ。(ボクは、県内でガンセンターに継ぐ2番目の実績と推定している)

そんな大先生に、これからどうなるかわからない家内のことまで、気軽にお願いをしちゃった。
どうか先生、先生のご都合も考えず、勝手なお願いをいたしましたこと、お許し下さい。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

貴兄の経過観察は、ノープロブレムでもう心配することはないようですね。ただ奥方のほうが診断結果がでるまでなにかと落ち着かないことでしょう。貴兄はこうした心境を何度か経験しているので、奥方を十分フォローしてあげてください。
ボクは老齢者健診のついでに、先生にお願いして昨年と同じメニュウーでいろいろ検査した。
内容は、胸部CT、胃カメラ、PSA、潜血検査、腫瘍マーカー(3種)などです。4日前にすべての検査結果が出て、すべてノープロブレムでホットした。いちばん心配した潜血反応が昨年に続いて-であったのがいちばん嬉しかった。8年前、10年前の検査でいずれも+でつらい直腸内視鏡検査を経験したので、ず~と検査してこなかった。思いなおして昨年検査を決断したが-だった。1年だけでは分からない。本年の結果が勝負だと思っていた。
ただ気がかりなことは、中性脂肪が339(基準値190以下)とべらぼうに高い!若い時から脂質異常症(旧高脂血症)のコメントをもらっているが、、せいぜい200前後だ。
3時の間食にアンパンなど含めて食しているのを控えなくてはいけないようだ。この辺りの異常値が症状に出てくるかもしれないと思っている。









ター さんのコメント...

>忠ちゃん 御存知の通り5年間異常なしでないと治ったとは言いませんから、まだ安心するのはは早いです。家内は、ボクの先生に話をしたことで少し安心したと思いますよ。何しろ、家内も先生に絶大な信頼を寄せていますからね。
貴兄がきちんと健診しているのは大変結構ですね。特に胸部CTを定期的にやる人は少ないと思います。がんマーカー3ん種がどんなものかわかりませんが、そこまでやる人は珍しいでしょう。潜血検査は手軽にできるから毎年続けましょう。
中性脂肪が高いのは、ご自身でお気づきの通りだと思います。ご馳走になった昼食はボクには多かったですよ。毎食あの量を完食した上で、更に間食するのは明らかにカロリーオーバーでしょう。ご用心ご用心。