4日前のこと、コミュファのサポセンから都市ガスの勧誘電話が掛かった。
曰く、「いま東邦ガスに支払っているガス代を中電に支払って貰えば、ガス代が約8%安くなります」という。随分とはっきりした物言いだこと。
同じ内容の電話は既に2回掛かって来ていたが、いかにもマニュアルどおりの売り込み口調に誠意が感じられなかったから、話に乗らなかった。
今回はサポセン嬢の口調に誠意を感じて話を聴く気になった。
まず疑問に思ったのは、我が家の電気検診情報がコミュファに何故流れているのか?ということ。それを質すと、中電から情報を貰っていることをあっさり認めた。
コミュファはKDDIが80%、中電が20%出資している中電の子会社だから、個人情報が流れるのは致し方がないのかな。
切り替えに伴う手続きについて、当方が行うものは何もなし。検針も今まで通り。
ガス代の引き落としに関して、支払先の変更手続きはコミュファが勝手に行うらしい。
ちょっと怖いようだが、仁義なき戦いのなかでは、当今、こんなことはごく当たり前のことらしい。
電話の途中で、コミュファのホームページで相手の言うことの真贋を確認したりした。
24分の長電話で、やっとその気になった。
最後に、東邦ガスの検針票に書いてあるお客様情報を教えろというから、
サポセン嬢に教えた。
これで成約。セールスに負けて陥落した気分である。
今朝の新聞が、東海地方の都市ガス市場に、エリア外の東京と京都からの新電力会社2社が今日から参入すると報じた。新規2社は中電から都市ガスを仕入れるかたちになるようだ。
東邦ガスにとってはますます厳しい競争にさらされることになる。
しかし、中電の天然ガスは都市ガスに加工しなければならないが、その加工を担うのが東邦ガスだと言うからややこしい。加工するための熱量調整設備が東邦ガスにしかないためだそうだ。そのために、コストダウンは余り期待できないとも。
東邦ガスは、既に、20万の顧客を奪われたと言っている。
資源エネルギー庁発表によれば、東海北陸でのスイッチング率は4月末現在で11.7%。
8%安くなると言ってもポイントを含めての話だから、検針票をみても下がったという実感はないだろうと思う。
それでも、値上がりが趨勢のなかで下がるものがあるのはいいことだ。
2 件のコメント :
自由化の時代になり、電力会社、ガス会社入り乱れて競争が激しいですね。中部電力は東京まで進出してさまざまな営業活動をしている。施設の光熱費などは一括管理費として支払うので関心が薄れ、詳しい内容は知らない。
施設に入居した姉宅のライフラインのうちガスはストップ。水道、電気、固定電話はそのまま契約を継続している。 半年前、ガスはほとんど使わないのに毎月かなりの料金が通帳から引き落としされていた。調べたら温水はタンク方式で夜間電力を使っていたので温度保持のためだった。電話は不必要な光ネット契約していたので、固定電話だけの契約にした。このことは以前カキコした。
とにかく親代わりとして姉の世話するのにいろいろ気配りする必要があり大変だ。1年経過して家の中の管理は、ほぼ落ち着いた。
>忠ちゃん 貴兄ご自身は施設に入って世話なしでお過ごしですが、お姉さんのお世話役が巡ってきて、大変でしたね。お疲れ様でした。年寄りがぼーっと生きているとセールスの餌食になることがあるというのは時に耳にします。我が家は年寄り二人だけですからボケていられません。がんばります。
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