窓の外でスズメが忙しげに鳴いたり飛び回ったりしているのに気がついた。
スズメの目線の先を探ってみたら、菜園の防獣ネットの上に幼鳥が1羽。
急いでカメラを持ち出して、外に出たら、ネットから3メートル先のキンモクセイに飛び込んだ。まだ上向きには飛べない、巣立ったばかりの子雀。
道路を挟んだ隣家の2階の屋根は巣作りに格好の場所になっている。
数羽が3箇所くらいで雀返しの間を出入りしている。その数6羽くらいか?
屋根の施工が悪いのだろう。
隣家の住人はそんなことに無頓着である。
それでも去年は、一度、高所作業車がやってきて、樋の掃除をしていた。
後で住人に訊いたら、樋が詰まったから掃除してもらったのだそうだ。
その屋根から我が家の菜園は斜め真下にあり、
巣立った子雀のファースト・フライトのランディングポイントとして最適だろう。
成鳥に育ってからは、
乾燥した日には、砂浴びにやってきて、いくつものクレーターを作っていったり、
野菜が育つ頃には餌をついばみに来る。
多い日には、10数羽が集まる日もある。
すぐ前のマンションのベランダには鳥避よけにCDディスクが揺らいでいるから、
糞害が出ているのだろう。我が家でも洗濯物やクルマを汚されることが多い。
糞害は、スズメよりヒヨドリやムクドリのほうが大きいかも知れない。
その都度、憤慨するのだが、こればかりは打つ手なし。
2 件のコメント :
施設に入居者してから野鳥とのふれあいはめっきり少なくなった。それほど関心はなかったけど。それでも部屋から早朝たまにブッポッポウ、ブッポッポウと鳴く声が聞こえる。あれはキジバトだ。自宅でもときどき耳にしていた。
地下鉄平針駅へ行く途中、建売住宅風の家が4軒ほど軒を連ねている。そのうち1軒の屋上に大きなハト小屋があり、20羽ほど伝書バトを飼育している。1日2回?食餌前に外に放し帰巣訓練をしているようだ。ハトの群れは大きな円を描いて整然と飛び回る姿は壮観で見とれてしまう。糞を落されては大変だから頭上に来たときはその下を避けるようにしている。ときには隣の家の屋根に1列になり止まっている。付近の電線の下には白い糞の痕跡がり、あちこちたれ流しているのだろう。隣家から苦情はないのだろうかと想像する。
整然と円を描いて飛べるのはどうしてか。先頭をとぶ鳥が指令を出しているのか、気になったから調べて見た。
まだよく分からないが、鳥の左目に映った群れのメンバーに素早く反応し、位置に応じた特定の役割を演じているらしい。航空ショーで先頭を飛ぶのがリーダー役だと思うが、ハトも先頭を飛ぶのがボス役のリーダーだろうか。
>忠ちゃん 渡り鳥のV字飛行の先頭は適度に入れ替わるそうですよ。飛行でできる渦の関係で後ろが抵抗が減るためとか。ツールドフランスの自転車レースでも先頭を時々交代していますね。だから先頭は必ずしもリーダーではないそうです。鳩の場合はどうでしょうか?わかりません。鳩の糞害は或る人には迷惑な話です。クリプトコッカス症(肺の疾患、家内が罹患しました)は鳩の糞が原因になりえますから。
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