昨日、金田正一が急性胆管炎による敗血症で亡くなった。享年86才。
この病気に罹ると2、3日でコロッと逝っちゃうから本当に怖い。
ボクは去年3月にこの病気を発症したが、治療が間に合って、命拾いした。
金田とボク、生死を分けたのは何だったのだろうか?
ボクは当時は80才だから、発症時の年齢差は6才。
年齢差が関係しているかもしれない。
しかし、ぼくが想像するに、最大の危険因子は時間。
血液に細菌が汚染して発症する敗血症の治療は時間との勝負だと思う。
ボクの場合、胆管炎の特徴的症状の脇腹の痛みや目の黄疸などが出ていない早い段階で、
胆汁の流れを良くする内視鏡的手術を行い、合わせて抗生剤の点滴をしたから、
奏功したのではないかと思っている。
それでも、抗生剤の点滴が9日間も続いた。
たかが熱が出たくらい大したことないと思うべからず。
そう思うから、ボクは検温には熱心だ。
毎日、起床時に必ず検温し、いつでも測れるように食卓の上に体温計を置いてある。
2 件のコメント :
金田投手と同年齢の仲間が同じ胆管炎になった。1年前、夜11時ころ急にいつもと違うドオン~というような腹痛に襲われた。急きょスタッフを呼び系列の相生山病院に急行、CT検査結果から胆管炎と判明、その足で日赤八事病院に行き、そのまま入院した。4階の自立者だが施設のスタッフが全部面倒を見てくれたそうだ。そこまで施設がフォローしてくれるのを聞いてボクも安心できる。
彼はは胆管ステント留置術?をしたらしい。3週間後元気になって施設に戻り、何事もなく食事も普通に完食している。半年前、同様の症状が出て急きょ日赤病院に1週間入院、石が出たのだろう入院直後にはもう腹痛はなくなっていたそうだ。
メディアに登場していたタレントさんがぷっつり姿を見せなくなり、忘れかけたころよく訃報を耳にします。金田投手もその一人です。長嶋選手が開幕試合に初登場、4打席4三振に打ち取ったことは鮮明に記憶している。その時ボクはラジオで実況放送を聞いていた。もちろんアンチ巨人なのでとても痛快だった。
調べたら昭和33年4月ボクたち大学2年生になった春の出来事だった。
>忠ちゃん 同所のお仲間さんは胆石が胆管に出てきて胆汁の流れを遮ったのでしょう。ボクの場合は胆石は見つからず、胆管が詰まったのは胆管の12指腸への出口(乳頭)が泥状の胆汁で詰まったためだったらしい。緊急手術でスタントを入れ、流れを確保、病状が落ち着いた6日後に乳頭を切開し、ステントを外しました。胆汁が詰まったままだと敗血症になりやすいのが、この病気の怖いところです。
何の病気でもあろとも、いざとなって手遅れにならないように気をつけましょう。
長島の連続三振はよく覚えています。大学2年生のときでしたか、古い話ですね。我々も歳をとりましたね。
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