2011年3月14日月曜日

東北関東(東日本)大震災


前のブログを書いているときに地震は起きた。
時は2011年3月11日14時46分、テレビは参議院予算委員会を中継中、
突如、緊急地震速報が発令されたことをアナウンサーが告げ、三陸沖で地震が発生し、津波襲来に備えて避難するように繰り返しアナウンスを続けた。
そうこうするうち、こちらにも振幅の長い大きな横揺れが来た。
阪神淡路地震の時に感じた揺れの大きさよりも明らかに大きかった。
距離と揺れの大きさから、巨大地震を直感した。
テレビはリアルタイムで三陸沿岸に津波が来襲する様子を流し続けた。
正直、これが現実に起きている事象であると感じるまでには時間を要した。

それから今日まで、自分はこの巨大な災害の有様を表現する術を持ち合わせなかった。
今朝になってやっとこの巨大災害を表す数字が出た。
新聞の大見出しは「安否不明 数万人」と記してある。
宮城県だけでも1万人の行方不明者がいると昨日は報道されたから、
5万人というのは納得出来る。

マグニチュード9.0は、記録の残っている869年(平安時代)の貞観地震がM8.3と推定されるとかで、それよりも大きいのだから、もうこれは日本の有史以来の巨大地震といえるのではないのか?

さしあたって、東海・東南海・南海地震が連動して起きないかと心配される。
そうなれば、人口はこちらのほうが圧倒的に多いのだから被害はこの程度では済まないだろう。

いつの場合も人は感動する。
生きて再会出来て泣いて喜び抱き合う姿や、被災した人の無事を涙ながらに祈る人の姿を見て、もらい泣く。
漂流中を発見され救助されたと聞いて喜び、
日本の被災者の冷静な行動を見習えと中国が論調していると言われれば、日本国人としての誇りを感じる。
国民が救援と復興に理解と協力をするのは当然であろう。
そのためには先ずは国の指導者に真の指導力を発揮してもらいたい。

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