前々から息子夫婦から東京へ出てくるように誘われていたが、10月15日と16日の両日の木場公園での江東区民まつりの機会を捉えて、やっと重い腰を上げた。
14日は東京駅で親友の2人と久しぶりに落ち合った。
一人は年初来の前立腺ガンの治療を終えたところ、もう一人は心臓弁手術して4年目、ボクは肺がん手術をして1年経過。
3人が夫々この先の心配を抱えながらも、元気で顔を合わせられたのが嬉しかった。
来年の再会を約して別れた。
15日は、我々爺婆が久しぶりに上京したというので、近郊に住まいする嫁側の家族全員も集合して、にぎやかな会食になった。
思い起こせば、子供の頃、田舎では、米の収穫を終えたあとの鎮守の神様の秋祭りには、親類縁者が集まって、おふくろ手作りの押し寿司、いなり寿司、巻き寿司を頬張った記憶がある。
秋の祭りに親類縁者が集うのは習慣だったのかも知れない。
16日は、江東区民まつりの二日目。
初日は雨上がりで風も強く、そのせいもあってか人出は左程でもなかったが、
二日目は最高気温が30℃という暑さもかかわらず、20万人もの人出とあって、会場は満杯状態になった。
写真は、祭りの呼び物の一つ、木場の角乗。
息子の住むマンションの直ぐ前の公園の一角にある木場の角乗専用の池で行なわれた。
江戸時代から続く伝統芸は、子供から年配者まで色々な芸を披露するのだが、結構、失敗しては池に落ちた。訓練を重ねたて来たとはいえ、そこは玄人ではない地域住民の素人芸、かえって面白かった。真夏並の気温だから、水も冷たくはなかっただろう。
午後1時過ぎに、お上りさん向けにと息子が選んだ、観光コースに出かけた。
レインボーブリッジ、海ほたる、ベイブリッジ経由で、山下公園散策と中華街での夕食コースである。
湾岸線の高速に渋滞もなく、お陰で横浜が実に近かかった。
海ほたるに行って、人間はとんでもないものを作ったものだと感心、
遠くに東京スカイツリーを遠望、時代の変遷を実感した。
久方ぶりの山下公園は相変わらずの賑わい。夕まずめのベイエリアは美しかった。
初めての中華街は観光スポットに近くて、便利だが、店選びに苦労した。
飲茶セットで充分堪能出来た。
帰りは車窓から、トワイライト横浜である。美しい!
17日は新幹線に乗る前に、皇居東御苑を散策したいと言って出かけたのだが、
月曜日は閉園と分かって、急遽、日本橋界隈と人形町界隈の散策に変更。
「にんべん」の出汁(ダシ)バーで出汁を味わい、昼食は立ち食いの蕎麦屋。
小諸そばは安い割に、味は結構いけた。
人形町の甘酒横丁では甘酒を飲んだ。これは立ち飲みで、アチラコチラで売っている。
ごく普通の肉屋だと思いきや、脇から入る料理屋の入り口には一番安いもので牛めしの1890円の看板を掲げている高級店であった。別のところには「つづら」作りの小さな専門店があった。
この下町界隈、歩けば何が出てくるやら・・・。東京の下町も、また面白い。
・・が、ここでタイムアップ。14時03分発ひかりで帰名。
めったにないことだからと張り切って三日間も接待してくれた息子夫婦たち。
もさぞや疲れたことだろう。謝々!
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