我が家の食堂のシーリングライト、これが最近、暗いと感じるようになった。
昨年、白内障を手術して両眼にレンズが入ったし、網膜も健康だったから、視力の衰えということではない。
新しくシーリングライトを取り替えたのが10年前、それ以来、蛍光管を取り替えてないから、暗くなったのは蛍光管の劣化によるのだろう。
蛍光管を取り替えようか?
いっそのこと、エコ対策としてLEDシーリングライトに交換しようか?
価格ドットコムの詳細スペック検索機能を使うといろいろ便利である。
先ず、明るさのこと。
LED照明器具は器具光束で表し、蛍光灯は全光束で表していることを知った。
前者は器具の前面だけに光を放つのに対し、後者は器具の360°にわたって光を放つのだから、表示の仕方もちがうという訳だ。しかし、表示単位が違うので両者を直接比較できない。
だが、蛍光灯は後ろに漏れる光を反射板などで前に反射させるから、大雑把に云えば、全光束の70%程度が器具光束に相当するらしい。そんなことが分かった。
当然のことだが、部屋の広さに応じてLED器具と蛍光器具とはほぼ同じ明るさのものが売られているのである。
では、肝心のエコという点ではどうか?
例えば、6~8畳用では蛍光灯が51~61ワットに対して、LEDが48~61ワットのものが市場に出回っている。
ボク流のカンで云えば、両者の差は10ワット以内ということになる。
何~んだ!LEDはエコだエコだと云うけれども、ことシーリングライトについてはエコというのはおこがましい! じゃないか。
と云うのがボクの結論である。
白熱電球の国内生産がなくなって白熱電球からLED電球に替えるよう奨励されているのはいいけれど、蛍光灯までLEDに替えろというのは言い過ぎである。
ちなみに寿命はLED4万時間と言われるのに対し、蛍光灯の中には2万時間と云うのもあるから、蛍光灯もバカにしたものではない。
新規に買うならLED、さもなくば蛍光管の取替で済ませる・・・というのが賢い消費者ということになろうか。
我が家の蛍光管、計算したら2万時間を超えているようだ。
早速、交換しようっと!
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