2015年10月23日金曜日

抗ガン剤治療の限界か? 47歳の肺ガン死

家内の甥の嫁が亡くなったという知らせが入った。
 47歳の肺ガン死である。

 彼女の肺ガンが見つかったのは4年4か月前のこと。
 義兄の嫁が危篤になり、駆け付けた病院で彼女に会った折に、
 たまたま、ボクがその半年前に肺ガン手術した話が出た。
 その時、彼女が咳が出るというので、「早く検査を受けた方がいいよ」とボクが言い、
 彼女もすぐ検査を受けたのだった。
 が、時すでに遅しで、手術できないステージまで進行していたのである。

その後、イレッサがよく効いてガンが小さくなり、脳に転移したガンも寛解したと聞いていたのだが、その後の情報がなく、やっと届いたのが訃報という訳だ。
 抗ガン剤治療がイレッサだけだったかどうかは知らないが、肺腺ガンの特効薬と言われた抗ガン剤といえども根治させると言うものではなく、延命効果もこの辺りが限界なのだろうか?
 若かっただけに進行も速かったかもしれない。

彼女は甥と同級生同士で、甥の恋女房だっただけに、残された甥が余計に可哀想に思える。
 でも、子供が居なかった。それがせめてもの慰めである。

ボクは3回の肺ガン手術はしたけど抗ガン治療はしたことがなく、ラッキーだった。
 これからもそう願いたい。
 ガン治療は早期発見、早期治療に限る。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

このたびは御愁傷様でした。身近な人が、がん疾患にかかる知らせを多く聞くようになりました。3年前49歳になるボクの姪(実兄の娘)も乳がん手術しました。沼津に住んでいるが、評判のよい?静岡がんセンターで手術したそうです。その後、経過も問題なく暮らしていたが、最近卵巣が大きくなり、来月の11月に
同がんセンターで内視鏡手術で除去するそうです。乳がんとの関連性があるかどうか不明だが、本人はいたって前向きに元気に生活しているそうだ。
一般的に手術後は、定期的に身体全体をチェックすることになるので、早期に悪い箇所が見つけ処置し、手遅れになる危険度は少ないと言える? もっとも最近はPETなど診断精度が上がりすぎて「疑わしき箇所を早期に除去してしまうのは、少し問題だ」とのコメントを目にしたことがある。がんは早期発見、早期治療 「疑わしきは罰する」が鉄則のようですね。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん ありがとうございます。貴兄ん姪ごさんも大変ですね。
ボクがそうであるようにPET検査陽性だけではガンだと決められないので生検をする訳ですね。姪ごさんの卵巣を手術する前には生検したはずです。でも、乳がん治療の経過観察中の発見だから、早期発見ですよ。それに静岡がんセンターは評判の良い病院として知られています。それほど心配は要らないと思いますよ。
生検が出来ない場合やその他の理由でPET所見で手術に踏み切る場合もあると思います。ボクの2回目、3回めの手術がそのケースでした。結果はがんだった訳ですから、正解でしょう。手遅れになるよりは良しとしませんとね。