お父さん、自分で出来る?、と入院中の家内が心配するから、
馬鹿にしなさんな!俺を何だと思ってんだ!俺はその道のプロなんだぞ!
といった手前、自家製のヨーグルトをつくる羽目になった。
家内が入院中は、長年お世話になった会社のビフィズス菌ヨーグルトをスーパーで買えば済む話なんだが、実は、ボクの口には合わない。ビフィズス菌が産生する酢酸が、酢酸に弱いボクにはピリッと来るのである。この感じはほとんどの人は判らないだろう。
ならば他社のを買えばいいじゃないかと云うことになるが、それも面倒。
やはり自分でつくる方が手っ取り早い。
タネ菌はF社のドライカルチャー。
でも、まだ植え次いでいる菌はヘタっていないようだから、食べる分のヨーグルトを大さじに1匙採ってスターターにすればよい。
あとは、殺菌用のキッチン用アルコールスプレーで匙とジャムの空き瓶を殺菌し、それにスターターを取り分けて入れ、紙パックから牛乳を加えて少し撹拌してから蓋をする。
保温は発泡スチロールボックスを使用して、保温用に数10℃のお湯を入れたシャム瓶を抱かせて終了。
冷蔵庫にある冷たい牛乳をそのまま使うから、当然、最初は冷えている。だから、お湯は少々高めの温度にしておく。
コツは、ヨーグルトの中身をできるだけ早く30℃~35℃に上げること。
そうすれば乳酸菌の生育がはやくなり、産生する乳酸で雑菌の繁殖が抑えられる。
朝1番で醗酵を開始し、途中、2~3回温度をチックして、保温用のお湯を電子レンジでほんの少し加熱してやればよい。
寝る前には出来上がっているので冷蔵庫に入れれば、翌朝美味しいく食べられる。
そもそもヨーグルトなんていうのは遊牧民の生活環境のなかでつくるわけだから、無菌環境に左程気を使う必要はない。コツさえ抑えれば、簡単につられるものなんだ。
ボクのつくるのは家内のよりは出来がいいはず。退院したら食べさせてやろう。
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