散歩中にハンゲショウを見かけた。
この植物については、半夏生のころ半分化粧しているように見えるというので、その名前が付いたという。
そんな程度の知識しか持ち合わせていなかった。
少し調べてみたら、これがなかなか面白い。
そんな程度の知識しか持ち合わせていなかった。
少し調べてみたら、これがなかなか面白い。
先ずは半夏生とは何ぞや?
語源はいろいろあるようだが、カラスビシャクという毒草の別名を半夏といい、この草が生える時期だから半夏生だとする説が分かり易い。
因みに、半夏とハンゲショウとは全くの別物だと、初めて知った。
半夏生という言葉自体は季節用語。
二十四節気や節分など暦日の他に、日本独自の季節の移り変わりの目安になる9つの雑節というのがあるが、半夏生はその一つ。
昔の農家にとっては畑仕事や田植えを終わらせる目安であって、その後は数日休業日にしたそうだ。
そんなこともあって、半夏生には関西ではタコを食べる習慣があるらしく、そのほか香川のうどん、福井の焼き鯖、大阪、ならではきなこ餅を食べる習慣があったとか。
ただ香川のうどんなら年中じゃないか?と思ったが、これは新麦でつくった粉でうどんを作って祝ったということらしい。
何故それらの食材でなければならないのか、そのへんのところまでは分からない。現在でもその習慣はあるのだろうか?
さて、ここまでは簡単に調べがついたが、難解だったのが半夏生の日の決め方。
昔は夏至から数えて11日目を半夏生としていたが、現在は黄道100度(正確には黄経100度)の点を通過する日を基準としているよし。
えっ、それ何!?
ボクには黄道なるものがよく理解できていなかった。
色々探してやっと分かりやすいサイトを発見。
これでやっと黄道がよく理解できた。
今年の半夏生は7月1日。
今日から3日後である。