2016年6月28日火曜日

ハンゲショウ

散歩中にハンゲショウを見かけた。
この植物については、半夏生のころ半分化粧しているように見えるというので、その名前が付いたという。
そんな程度の知識しか持ち合わせていなかった。
少し調べてみたら、これがなかなか面白い。

先ずは半夏生とは何ぞや?
語源はいろいろあるようだが、カラスビシャクという毒草の別名を半夏といい、この草が生える時期だから半夏生だとする説が分かり易い。
因みに、半夏とハンゲショウとは全くの別物だと、初めて知った。

半夏生という言葉自体は季節用語。
二十四節気や節分など暦日の他に、日本独自の季節の移り変わりの目安になる9つの雑節というのがあるが、半夏生はその一つ。
昔の農家にとっては畑仕事や田植えを終わらせる目安であって、その後は数日休業日にしたそうだ。
そんなこともあって、半夏生には関西ではタコを食べる習慣があるらしく、そのほか香川のうどん、福井の焼き鯖、大阪、ならではきなこ餅を食べる習慣があったとか。
ただ香川のうどんなら年中じゃないか?と思ったが、これは新麦でつくった粉でうどんを作って祝ったということらしい。
何故それらの食材でなければならないのか、そのへんのところまでは分からない。現在でもその習慣はあるのだろうか?

さて、ここまでは簡単に調べがついたが、難解だったのが半夏生の日の決め方。
昔は夏至から数えて11日目を半夏生としていたが、現在は黄道100度(正確には黄経100度)の点を通過する日を基準としているよし。
えっ、それ何!?
ボクには黄道なるものがよく理解できていなかった。
色々探してやっと分かりやすいサイトを発見。
これでやっと黄道がよく理解できた。
今年の半夏生は7月1日。
今日から3日後である。

2016年6月24日金曜日

短パンのつもりで買ったのは水着パンツだった


イギリスが国民投票でEUからの離脱票が残留票を上回った。
お蔭で、日本では日経平均で株価が1000円以上の下落、円高が一気に進み一時100円/ドルを割った。
誇り高いイギリス国民がEU主流派のドイツやフランスに引きずられるのをよしとしないと思うのは理解できない訳ではないけれど、これから世界がどうなるんだろうという不安のほうが大きい。

そんなビッグな日につまらない話。
昨日、家履き用の短パンを買った。
ところが、家に返ってから見たら、なんとそれは水着パンツだったんだ。
たかが短パンで2000円するのはちょっと高い気がしたが、希少なSサイズだったし、肌触りも良かったし、家内が同意したこともあって、ついつい買ってしまったのだ。
後で思い出したが、ビーチサンダルなのども並べてあったから、あそこは水着の陳列コーナーだったんだ。


サイドポケットが左右についており、腰回りもゆったりしていて、昔人間の爺さんにはとてものこと水着には見えなかったんだ。外観的にはどう見てもただの短パンだ。
それが、履いてみたら変なものが内側についているから、何だこりゃ?邪魔のものが付いているなぁ、と思ったんだ。
タグを見たらインナーパンツと書いてある。
そこでやっと自分の間違いが分かったんだ。

中学生までは水着と云えば三角形のサポーター一つだった。
大人になってからは腰回りがぴったりの伸縮性のある短パンだった。
それから水着を着なくなってからもう40年くらいになるか?
3年ほど前に孫をプールに連れて行ったときは短いトレパン履いていった。
そして昨日気が付いてみたら、今時の水着はダボダボの短パン水着になっていたという次第。
ボクは浦島太郎になった。

ど、どうする?
勿論、そのまま短パンとして履くつもり。
外観では、水着だと分かりゃしないって!

2016年6月21日火曜日

運転免許 高齢者講習


午前中に免許証の高齢者講習を受けた。
先ずは75才以上に行われる認知機能検査。
これは満点だった。
そのなかで、16種類のイラストを記憶させ、後でいくつ思い出せるかのテストでは全部正解。
これは予習のお蔭。ネットで探せば教材は簡単に見つかる。
それにしても当局はイラストの種類を変更するつもりは全く無いようだ。変更しなくてもこれで充分だと考えているのだろうか?

次は運転適性診断。
アクセルとブレーキの選択反応時間がやや遅く、評価3は普通程度。
注意力でこれを補う形の運転をして、総合評価4になった。
動体視力検査では、ボタンをやや早く押すというミスを2回繰り返してしまったから、評価が低かった。夜間視力と水平視野は同年代としてはやや良好だから、視力は平均的だろう。

最後は運転行動診断、いわゆる運転実技。
これはノーミスだった。
信号順守、一時停止線順守励行、進路変更の適正な合図が主なチェック対象だが、
普段から心が得ているとおりの運転をした。

受講者6名のうち、ボクより若い人が二人いたが、1人は認知症気味であり、1人は運動機能はあっても運転がやや粗雑。あとの3人はボクより高齢で、別の車で実地走行したから出来具合はわからないにしても、それとなく観察したところでは問題なしとは思えなかった。そういう人が走っていると思うと怖い気がする。事故を貰わないよう運転することも大事だ。
それでも全員合格の受講修了書をもらえたのだから、めでたしめでたし。
愛知県は交通事故死で全国ワーストワン連続記録を更新中。
ボクはと云えば、免許取得して以来、無事故無違反記録を継続して51年経った。
自分の運転技術を過信することなく、安全運転に心がけようと思う。

2016年6月18日土曜日

定期検診 異常なし

昨日はボクの3か月定期検診。
ガンマーカーのCEAは、3か月前の検査では基準値の5.0をオーバーして5.1だったものが、今回は3.1の正常値に戻った。
CT検査で新しい病変らしいものは無し。問題のあったリンパ節も小さくなって、その陰影も消えた。よって、異常なし、経過は良好、と診断された。
次回検査は今回と同じメニューで3か月後。

1週間ほど前までの1週間ほど、気管支の奥から出てくるような咳が続いていたから、
今度の検査は異常が出るのではないかと、家内ともども随分心配していたのだが、
異常なしの診断でその心配も霧消した。

気が緩んで、先生に余分なおしゃべり。
家内の入院騒ぎもあって、体調がよくなかったので心配していた、と漏らした。
先生もそれにつられてどんな病気?と訊いてきたから、リュウマチ性多発筋痛症だったと答えると、それは大変でしたね、随分痛かったでしょう、ステロイドは慎重使わないといけない薬なので気をつけて下さい、と言われた。
呼吸器外科の先生もよくご存知だった。

家内は、午前中に鶴舞の病院に行き、2週間検診を受診して、午後、ボクの方に合流した。
帰宅後、彼女の歩数計は9000歩を示していたから、退院後の最大の運動になった。
多少の疲れがあっても、夫婦揃って異常なしの結果が癒やしになったことだろう。

2016年6月16日木曜日

ポリエチレンの溶着

日除け用に植えたゴーヤが育って、窓の半分近くまで伸びてきた。
ゴーヤは水を好むので、プランターではこれからのシーズン、日に2回、3回と水やりをする必要がある。
真夏はオチオチ外出していられない。
これが悩みの種だった。

そこで考えたのが、貯水タンクからサイホン式ホースで給水する方法。
タンクはピンホールで使えなくなった20リットルのレジャー用のポリタンク。
これはかって、美濃の高賀水を汲みにいっていた時に使ったもの。
ホースは、これもかって海外旅行の留守中に鉢植えの花に給水するために使った細いホースがある。

問題は、ポリタンクのピンホールをどう塞ぐかだ。
ポリエチレンを接着できる接着剤がないことは承知している。
ポリエチレンは接着の難しい化学構造をしているのがその理由。
ポリエチレンも接着できるとする接着剤が市販されているにいるが、はてどんなものだろうか?

結局、思いついたのが溶着。
使ったものはハンダごてとポリエチレン製のラップフィルム。
ラップは百均のもの。
フィルムをコヨリ状に細く丸めて、これを溶接棒に見立て、ハンダごてでピンポール部分に溶着させた。金属の溶接と同じ要領だ。
これでいとも簡単に解決できた。


ハンダごての汚れが溶けたポリエチレンに入りこんだので、見てくれが悪くなったが、穴は完全に塞がった。
20㍑満タンにすれば、3つのプランターなら1日は保つだろう。

ゴーヤの心配をしなくても外出が出来るというものだ。

2016年6月14日火曜日

ウグイスの鳴き声

梅雨入りしてから、雨が降らずに気温が高くなければ散歩に出ることにしている。
家内も一緒だ。彼女の方はステロイド性糖尿病と言っていかどうかわからないが、兎に角、ステロイドを飲んでいる間は血糖値が上がるので、適度な運動をするようにと主治医から言われている。
散歩が1番手頃なのだろう。


木曽川沿いの緑地公園の遊歩道を歩き出すと、先ずはウグイスの鳴き声が出迎えてくれる。
片道2000㍍を歩く間に耳にする鳴き声から推し量ると、数羽以上が夫々の縄張りをもって営巣しているようだ。
面白いのは個体によってさえずりが違うことだ。
基本的にはホーホケキョなのだが、中には語尾にもう一声続けて、キョーと語尾を上げながら鳴くのもいる。別の日に来ても、同じ鳴き方を耳にするので、どうやらここにいる個体の特性と思われる。
この声が聞こえると、「今日も出迎えて呉れたね」と、家内ともども笑みがこぼれる。
また、別の箇所で鳴いている個体も夫々鳴き方が少しづつ違うようで、
ウグイスにもさえずりに夫々個性がある。

彼らは時々、ケキョケキョケキョ・・・・と谷渡り鳴きをする。
これはオスがカラスなどの外敵の警戒に鳴くのだと言われているが、
今は子育て真っ最中の季節だから、そうかもしれないと思う反面、
周囲の状況から考えると、必ずしもそうとは思えないような気もする。
はて、どんなものだろうか?

ウグイスの声と心地よい緑陰。
贅沢な散歩である。

2016年6月7日火曜日

散歩再開

3日前の6月4日に梅雨入りしたが、今日午後になって、やっと雨らしい雨になった。
家内の入院騒ぎで散歩らしい散歩をしなかったから体が鈍ってしまったのか、疲れが取れない感じがしている。
これではいけないと反省して、梅雨入りの日から散歩を再開した。
散歩といっても4000~6000歩。近所を一周りするだけである。

今日は例年通り始まったあじさい祭りの安穏寺へ。
土日曜日は自治会や檀家衆で賑わいを見せているようだが、平日の今日は境内は無人。
今にも降り出しそうな空模様も人出を躊躇わせたのであろう。
毎年眺めているアジサイだから、花そのものに新鮮味は感じられなかった。
雨に濡れていなかったせいもあるかもしれない

新聞の地元ページに載った写真を真似して、同じアングルで1枚撮った。
背景のお寺の屋根をもう少しボケさせたかったと反省。
額アジサイの接写ではF1.8の開放で撮ったが、まずまずのボケ具合か。
カメラの液晶画面のフォ-カス枠が指タッチで任意に移動できることが分かったのは収穫だった。
これは便利な機能だ。これからはPモードで撮影する機会が増えるだろう。


額アジサイのマクロ写真を眺めていてふと気がついた。
この花はどういう構造になってんだ?
調べて新しい知識を得た。
額アジサイの額の部分は萼(ガク)に相当する装飾花、中心部の小さな粒々が両性花(正常花)。
両性花にはオシベもメシベもある。
額アジサイでない普通のアジサイでは花に見える部分は装飾花で、装飾花に隠れた奥の方に正常花が別にあると。
そうか。そうなら次回は写真のとり方を変え、もっとFを絞って撮ってみよう。
新しい発見があれば散歩もまた良し、である。

2016年6月2日木曜日

WiFiでパソコンに繋がらなくなったカメラ

家内が糖尿病の食事に替えて5日経った。
家内は献立を自分で考え、自分で調理した食事を、朝昼晩と定時にきちんと摂るようになり、
間食も一切口にしなくなった。
家内は入院中に出された病院食を参考に、栄養的にバランスのとれた献立を考え、摂取量もキッチンスケールで計るほどの熱の入れよう。
お蔭で、ボクにも影響が及んだ。
家内と同じ献立は夕食だけの習慣だが、この夕食が随分とヘルシーになったのである。
正直、これじゃ量が足りないんじゃないの?と思ったのだが、
これが意外にもそうではなかった。
家内が2週間入院していた終わり頃にはボクの体重が54kgを切りそうだたのだが、
今ではその心配はなくなり、元に戻りつつある。
勿論、献立は同じで、盛付け量はボクのほうが多い訳だが、
少な目に見えてもそれが適量たったということらしい。


こうして落ち着きを取り戻した日常のなかで、気に喰わないことが一つ。
カメラをWiFiでパソコンにつなごうとしたら、繋がらなくなっていた。
えっ!何故?散々苦労して繋げたWiFiなのに。
こうなるともういけない。このことが気になって、他のことに気が回らなくなる。
ググってみると、同じようなことで悩んでいる人は多いようだけれども、解決策が見当たらない。
仕方がない、こういう時は初心に戻れと云うことか。
という訳で、パソコン側のソフトを削除しようと考えたが、待てよ、その前に無効になっているPC側のデバイスのカメラアイコンを削除みようと思いつき、ダメ元でやってみた。
そうしたら、直った!
毎度のことながら、この手のトラブルは原因が判ってしまえばバカバカしい限りだ。
5日間を費やして、得られたのは僅かな満足だけ。
でも、喉に引っかかった小骨が取れた感じ。

家内のつくる料理もこれで一層美味しく食べられる。