2017年8月8日火曜日

失言第1号はやっぱりこの人だった

2日前の日曜日のテレビ番組「そこまで言って委員会」で、今度の改造内閣には失言で辞めそうな大臣が2人ほどいると言って皮肉っているのを観ていて、ピーンと来た。
ははぁ~ん、我が選挙区のあの大臣が一番候補に違いないと。

案の定、内閣改造2日目にして早速の失言である。
大臣の名は江崎鉄磨。我が選挙区から出ている。
沖縄北方担当相になって早速地元の後援会に挨拶に来たのはいいけれど、
会合の後で、「(北方領土問題は)素人」と自らの能力不足を認め、「役所の答弁書を朗読すればいい」などと国会軽視とも取れる発言をしていたというのである。

そもそも、江崎が自分は大臣になるような人物ではないと尻込みしたのを、会派の領袖であり自民党の幹事長である二階が江崎の尻を叩いて入閣させたような人物である。良く言えば、江崎は自分の能力をよく知っているのである。
だから、今回の失言も自分の真意を吐露したに過ぎないのじゃないかな?、と思う。

当選6回のベテラン議員ながら、過去に2回落選しているとことを見れば、
地元から圧倒的支持を得ているというわけでもなさそうである。
選挙民としてはそろそろ誰かに替わってほしいと思うような人物といったところか。
次回の総選挙で、どうなるか?立候補するのか?誰か代わりが立つのか?
今回の失言で、選挙区民の目は既にそちらに向かったかもしれない。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

能力もないのにオヤジの地盤を引き継ぎ、何となく政治家になったような議員がいますね。
選挙区民の意識はなかなか変わらない。衆愚政治というヤツだ。江崎議員の父親は、たしか官房長官をやった重鎮だった?
ボクの中学生同期にも自民党の要職だったオヤジの地盤を引き継ぎ、政治家になったのがいる。できの悪い目立たない人間だったが、何年も議員を務めた。やはり能力がなかったのだろう、年数からいけば大臣候補になってもおかしくなかったが突然みずから引退宣言してやめてしまった。選挙区民は驚き残念がった。ニュースにもなった。15年ほど前?の出来事、知多出身の政治家だが名前が思い出せない。名前をいえば、多分貴兄も知っている議員です。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 親父が久野忠治、その息子が久野統一郎ですね。江崎鉄磨の親父は江崎真澄ですね。ともに親は良かったけど息子の評価はこれというものなし、ですね。
小選挙区制度になってから、同じ政党同士の候補者と競うことがなくなって、議員の資質が落ちたように感じています。選挙民に選択の余地がなくなって、入れたい候補者が居ない状況が続きます。