2019年12月8日日曜日

柚子の大馬鹿18年

今年の柚子はできが良い。
大きさといい外見といい、これぞ本物の柚子だ。
勿論、すす病やさび病に罹ったのも3割程度あるが、
何も手入れらしい手入れをしていないのだから、当然といえば当然なこと。
去年まではまともな柚子が殆どなかったことを思えば、今年は上出来である。


なぜ今年は良かったのか?
唯一考えられることは、強剪定したこと。
身の丈に合わせて庭木をこじんまりとまとめ、
風通しを良くした。
それがさび病の原因になるダニ類の繁殖を抑えたのだろうか?
以前にダニ退治に油剤を噴霧したこともあったが、効果は無かった。
それ以来、防除を諦めて放置してきたのだから、皮肉といえば皮肉なこと!


以前にも書いたが、「桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18年」と言われる柚子。
更に言えば、「桃栗3年柿8年」に続く言葉として「柚子は9年の花盛り」ともいわれ、
植えてから9年でやっと花が咲き、更に9年経ってようやく実を付けると言われる。
このことわざは柚子の木を馬鹿だと言っているのかと思ったら、そうでもないらしい。
実を収穫するまでそれほど長くかかるような木を植えるやつが馬鹿だ!ということに通じるとも。
という訳で植えた私が馬鹿った!


今日はちょうどジャムが切れたので、柚子ジャムを作るために、とりあえず30個程収穫した。ジャム作りは家内の仕事である。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

将にたわわに実った柚木の果実ですね。貴兄の庭には長い年月を経て金木犀ばかりでなく、柚木の木も立派に大木に育っている。とても自宅だけでは処理出来ない数です。いまスーパーでは、一個98円で売っているのでスーパーに卸したいぐらいの量ですね。
桃、栗3年、柿8年、梅はスイスイ13年はよく承知していたが、柚子の大馬鹿18年は知らなかった。関連事項をネット検索したらいろいろのバージョンがありますね。
梨のゆるゆる15年、りんごニコニコ15年、銀杏のきちがい(差別用語)30年とある。また枇杷は9年なりかねる、梅はスイスイ13年というのもある。
比喩的に物事は一朝一夕にはできるものではない。それ相応の時間がかかるとの教えらしい。
またこんなのもある。
女房の不作は60年、亭主の不作はこれまた一生。 
これをボクなりに解釈すると、人生わずかに50年、亭主が死ぬのは長くて60年ぐらい?亭主はそれまで不作の女房と付き合っていかねばならない。女房は亭主より長生きするから亭主が死ぬまで亭主の不作と付き合うことになる? 面白い!!

ター さんのコメント...

>忠ちゃん どうやら貴兄の薀蓄が増えるきっかけになったようですね。ボクにしてみれば、こういうのを望外の喜びというのでしょう。ありがとう。
「女房の不作60年、亭主の不作はこれまた一生」は初耳。面白いです!!😊