1年前の今頃、家内の左膝関節が痛みだして歩行困難に陥った。
年明けに、近所の整形外科でMRIを撮ったら、膝の軟骨がきれいに映らなくなっていた。
膝関節リウマチの診断だった。
その後、N病院の主治医はステロイドの増量で抑えようとしたが、
5月に入り、主治医が産休に入る女医さんからベテランの男性医師に替わった。
ここで、治療方針が変更になった。
ステロイドを徐々に減らし、生物学的製剤であり、且つ、
リウマチの治療に定評のあるアクテムラを、自己注射することになった。(6/30)
その直前に症状が急変した。
わずか3日間で痛みが左膝関節から右膝関節に移ったのだ。(6/15)
不思議という他はない。
それからの4ヶ月、家内は電車に乗って一人で通院するのが不可能になり、
ぼくがマイカーで連れて行くことになった。(計4回)
この間、病院内の移動に椅子を使わざるを得ないほど症状が悪かった。(10/20まで)
リウマチにはよく効くというアクテムラは、家内にはあまり効きがよくなかっ
たが、それでも徐々に効いてきて、10月から一人で何とか通院出来るようになった。
この間に、ステロイドは6mg/日から4mg/日に減らされた。
更に、主治医の了解を得て、今月はじめから毎週1回、
おかげで、杖無しでも少しは歩けるところまで回復した。
ボクの体調
この1年間、ボクの体調は悪いまま大きな変化はなかった。
息切れのためウォーキングもままならなかった。
逆食(逆流性食道炎)のせいなのかどうか?わからないが、
朝、排便が終わると、途端に食道から胃にかけて不快感が始まり、
体を横にしないと収まらない状態が今も続いている。
加えて、食欲不振が続き、特に食事時になると酷くなるので、
食事が細り、結果として1年間で体重が3kg以上も減った。
家内の病気による食事内容の変化(粗食傾向)が影響したのかもしれないし、
単に、老化現象かもしれない。
今年の猛暑も食欲減少に拍車をかけたかもしれない。
家内の通院に付き添ったときは、体を横にすることができないから、大変な思いをした。
我ながらよく頑張ったと思う。
8月に3回目の肺がん手術から、完治と言われる5年から更に1年過ぎた。
ウォーキングで早足歩行ができなくなったのは6年前の手術以降である。
新型コロナ
国内で最初に新型コロナの患者が確認されたのは1/16だとされている。
2/3には例のダイヤモンドプリンセスが横浜に入港して、大騒ぎになった。
家内の膝関節リウマチで憂鬱になっているところに新たな心配が加わって、
一層憂鬱になったことを覚えている。
なんせ、我が家の最寄り駅は中部国際空港直行線に繋がっていて、
中国からの旅行客が大勢利用している路線である。
家内が通院に使う電車でコロナを拾ってくるのが心配だった。
今日現在、コロナの第3波が衰えることを知らない。
ワクチンを打てっ貰える日の早からんことを祈りたい。
(1年間、拙い日記にお付き合い頂きましてありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。良い年をお迎え下さい。)