2020年9月19日土曜日

家内はステロイドを減らされた

4日前の火曜日に家内に付き添ってN病院へ。
このとき、アクテムラが効いてきたようだと診断され、
症状が改善されたことを確認し、
その上で、プレドニンの1日服用量を6mgから5mgに減らされた。

そして、その後の容態を自宅で観てきたわけだが、
今日までのところ関節リウマチの症状が悪化した様子はなく、
多発筋痛症の症状も収まっている。
おかげで、家内は杖を使うこともなく、
洗濯や食事くらいの家事はできており、
ボクも助かっている。

家内は6/16から9/8までの間にアクテムラの自己注射を7回行った。
血液検査で見ると、マトリックスメタロプロテアーゼ3(MMP3)の値が、
初回注射のときに380ng/mlだったものが、4日前には180ng/mlまで下がった。
主治医はこの値を確認し、患者の容態の観察や聞き取りから、
アクテムラの効果を判断したようだ。

アクテムラは、他の抗リウマチ薬で治療しても、
十分効果が得られなかったと判断された関節リウマチ患者に限って、
使われる生物学製剤(抗体医薬品)だそうだ。
家内の場合は、プレドニン(ステロイド)がその他の抗リウマチ薬にあたる。
アクテムラはリウマチを根治させる薬ではないので、
今後も永く使われるのだろう。
自己免疫を抑える薬だから、
ステロイドと同様に感染症には用心しなければならないようだ。
1ヶ月後の受診時に、胸部レントゲン検査を入れたのは、
クリプトコッカスの再発を用心してのことらしい。

(参考)マトリックスメタロプロテアーゼ3(MMP3)
滑膜細胞や軟骨細胞で産生・分泌される蛋白分解酵素。
軟骨のプロテオグリカンやコラーゲンなどの組織マトリックス構成成分を
分解する作用を持つ。関節リウマチでは関節の滑膜破壊や滑膜増殖を反映
して血中濃度が増える。

2 件のコメント :

匿名 さんのコメント...

奥方の 症状が 上向きで よかった スマホ音声で 入力しました

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 電話、ありがとう。家内のことを喜んで得いただき、嬉しいです。
スマホにはまだまだ知らない可能性がありますから、いろいろトライしましょう。