2012年4月28日土曜日

四角に丸を収める(トイレ換気扇取付)



GWに娘が家族引き連れ4人で里帰りする前にトイレのリニューアルを終わらせたが、
唯一残ったのが換気扇の取り付け。
これを業者に頼むと結構高いものにつくので、DIYでやることにした。
換気扇そのものは定価2万円以上の物をネットで8,200円で買った。
元々、換気扇なんてそんなに需要がないから値段を高く設定してあるのだろうが、
実売価格は随分バラついている。
作りはチャチなものだから、安けりゃどこで買っても品質に心配はいらない。
最安値店で買った。

問題は、丸いパイプファンを四角い換気口にどう収めるかだ。
これが結構厄介だった。
ホームセンターで買って来た塩ビパイプを短く切って、
古い換気扇の枠に材木細工で固定した。
風雨時に雨水が入り込まないように、外側が低くなるように傾斜も付けた。
出来映えはイマイチだけど、人感センサーが付いたから、機能的には一歩前進だ。

丸2日間掛けて完了させた。
「よく遊んだね」は家内の弁だが、
まあ、その通りだろう。
暇爺さんだから出来ることである。

2012年4月23日月曜日

キチョウの雨宿り


降ったり止んだりの雨空を数えて今日で4日目、

その午後3時過ぎにやっと太陽が出てきた。

ネットで買い物をした支払いに、コンビニまで歩いた。

ちょうど八重桜が満開で、桜のシーズンの掉尾を飾っている。



雨が上がる頃、庭先で見つけたキチョウが、ブルーベリーの葉陰で雨宿りしていた。

春先に真っ先に見かけるのはこのキチョウ。

いつも飛翔している姿しか見せないので、写真に撮れなかった。

急いで、カメラを持ち出し、ハチリンコ。

羽を広げてくれれば写真映りもいいのだが、

雨宿りでは羽をたたんでいても仕方がないか!



2012年4月22日日曜日

Before  After


3日間掛けた1階のトイレの改修工事がほぼ完了した。
わずかに残ったのは、ドアを取り付ける古い柱の化粧塗装だけ。
営業担当者が後日自分で塗りに来ると言って、帰っていった。

3日間で4人の職人が延べ5人工の手間を掛けた。

4人の仕事分担ははっきりしていたが、お互いの連携もよかった。

見積書には、人件費の項目はなく、材料や工事費に含めた計算になっているから詳細は分からないが、ざっと計算すると、職人の人件費は予算の30%近くになるかも知れない。 便器本体や窓サッシ、ボード、壁紙、クッションフロアシートなどで、資材費が60%程度は掛かっていると考えれば、リフォーム業者の粗利益は10%そこそこか?
そんなことを考えてみると、今回のリフォームはリーズナブルに出来たと思う

見積は少なくとも3業者から取れ!と謳っている業者は、やはりそれだけの自信があるのだろう。 その業者を選んで間違いがなかったようである。

あと何年使うかどうかは考えない。

生きている間快適に使えると思えば安い投資である。

2012年4月20日金曜日

トイレ改修工事

右目の白内障手術をしてから10日、蒸しタオルで拭くだけで、洗髪しないでいたら、
ホームレスの臭いがすると家内が言った。
それで、昨夜、風呂に入った時、洗髪した。

今日の受診でやっと洗顔・洗髪をしてもよいとの許可が出た。
が、洗ったことは言わない。
先生には、「待ち遠しかったです」と申し上げた。

術後の眼には埃を避けたいのでトイレ改修工事を遅らせてきたが、
その工事も昨日から始まった。
古い便器、床、カベを撤去するのに1日、内装のうち貼りに1日、便器据付などに1日掛かる。

自分でもちょっと理解に苦しむのが、明かり取り用小窓の2重サッシ化。
これをやるとエコポイントが貰えて、追加工事費用の一部に充当出来き、
トータルの工事費が1万円程安くなると言う。
余分な費用を懸けてやらなくてもいいような工事をやってもメリットがあるなんて、
なんだかカラクリみたいな話である。
勿論エコポイントの申請は全部業者がやってくれる。
内装を削った後を覗いてみたら、土台の一部が腐食していた。
土台が埋まるほど土を盛り上げた作りになっていた部分である。
今なら、こんないい加減なやり方は絶対しないだろう。
昨夜はこのことが頭にひっ掛かって、よく眠れなかった。
今朝、工事人に訊くと、
土を取り除いたから、これからは乾燥していくことだし、
この程度なら全く問題ないですよ、
と云って呉れた。
今夜はよく寝られるだろう。

2012年4月17日火曜日

学芸出版(株)からのハガキ=詐欺か?

昨日、写真の往復はがきが大阪の学芸出版(株)から届いた。
1~2ヶ月前にも来たから、これで2通目。
どれも、卒業校の職業別名簿を作るので協力をお願いします、というもの。
前回は、卒業学部が合っていたから、あまり疑わなかった。
手元にある名簿以上の自分の情報を公開する意志がないので、ハガキはクズ籠に直行した。
今回は、至急と赤字で判を押したような文字が入り、
しかも、何ということか、卒業学部が文学部になっているではないか?
俺は理系だぞ!
相手は決定的なミスを犯した。
正しい住所氏名が印刷してあり、更に電話番号、職業、出身高校、趣味、電子メールが空欄になっていて、ここに記入させようという訳だ。
ご丁寧に、頒布価格11,800円で、買うか買わないかの申し込み欄がある。


学芸出版でググると、あるある、いっぱいある。
所在地も替えている。
勝手に個人情報を集めて何かに使おうとしているのか?
あるいはチャチな名簿を作って高く売りつける魂胆か?
それとも、名簿も作らずにドロンか?

悪意の潜んだ怪しいハガキは6年前に3通来た。
今回はそれ以来である。
用心用心!

2012年4月16日月曜日

昔の老眼鏡を使う

右眼の白内障手術後1週間経ったから、埃よけ用に懸けていたゴーグルを、今日外した。
何日まで懸けなさい、というはっきりした指示はなかったが、
1週間前に先行手術した家内からゴーグルを引き継いだことを、
先生は承知している訳だから、
1週間も懸け続ければよいということだろう、
と勝手に判断した。

洗髪と洗顔の許可は金曜日までお預けである。
先生は、次の月水金曜日の診察日に検査してからOKを出します、と言ったが、
何しろ患者が多くて、金曜日に回されてしまった。
眼の調子は極めて良好、メガネ無しで遠方はよく見える。
だがしかし、近くは、新聞も、ディスプレーもメガネ無しではとても読めない。
拡大鏡機能の付いたマウスを使うのもそのためだが、
新聞屋や本を読むにはどうしても老眼鏡が要る。

幸い、家のなかには古いメガネがゴロゴロというほどある。
どれか一つくらい合うものはないか?と試してみたら、有った!
ガラス製の境目のある遠近両用メガネである。
21年前に3代目のメガネとして作ったもので、
このあとの4代目からプラスチック製に替わっている。
ボクの記念的メガネである。
ガラスだから重いし、上下に巾広い古臭いタイプ。
しかし、レンズが堅いせいか、キズやコーティング剥がれも少ない。
中近用はこれでよし!
新しくメガネを作るまでのつなぎになった。

2012年4月12日木曜日

拡大鏡付きマウスが活躍

ボクの使用しているマウスには拡大鏡が付いている。
今まで余り使うこともなかったが、昨日から大いに活用することになった。
多少使い勝手に慣れが必要だが、拡大鏡機能を使えば、なんとかメガネ無しでPC画面が読めるようになった。
Microsoft社のこのマウスには、左右クリックボタン2つとホイールの他に、
もう一つ、親指で押す4つ目のボタンが付いている。
このボタンを押して現れる拡大鏡は、サイズも倍率も自由に変えられる。

数年前に4000円以上と高かったが、思い切って買ったことを覚えている。
まさか今になってこんなに活躍してくれるとは思わなかった。
最近23インチのディスプレーに替えたことも、拡大鏡の威力に貢献している。

何であれ、持つべきはいい道具である、と云いたいのだが、
高ければいいものだというものでもない。
やはりコストパフォーマンスを考えなければならない。
その点、このマウスのコストパフォーマンスは高いと考えていいだろう。
視力の落ちた高齢者にお勧めしたい一品である。

2012年4月11日水曜日

左右でメーカーの異なる眼内レンズが入った

昨日、右目に眼内レンズが入った。
左目の白内障手術は昨年の12月20日に終わっているから、4ヶ月近く待たされた。
患者が多くて手術日を週1日から2日に増やした程の賑わう眼科医だから仕方がない。

もらってきた眼内レンズカードを見て驚いた。
先の左目はHOYAだったのに今回の右目はKOWAである。
メガネは左右のレンズを同じメーカーで揃えるものだと信じ込んでいたから、まさか?と思った。
品番で検索してみたら、ほとんど同じ規格の黄色いレンズだから安心したが、念のために、今日の受診で、先生に確認した。
先生曰く、「最適のレンズを探して選んだ結果です。うちの患者さんの4割くらいは左右でメーカーが違いますよ」と、あっさり答えた。
どうやら、白内障のレンズというのはそういうものらしい。認識を新たにした。

その右目だが、炎症も無く極めて順調だとの診断であった。
まだゴロゴロ感は少し残っているが、遠くはメガネ無しでもはっきり見える。
思い起こせば老眼鏡を使い出したのが43才だから、メガネ無しで遠くが見られるようになったのは30年ぶりである。
昨日、先生や看護師に言った言葉だが、「目だけは、青春が蘇った」のは本心。
但し、近くは+2.5くらいの老眼鏡が必要である。
因みに、眼内レンズは度数+22.30 Dと+22.25 Dが左右に入った。
老眼鏡の度数が+2とか+3のレベルだから、この数値を見て最初びっくりしたが、考えてみたらなんて事ない。
小さな眼球の中で焦点を合わせるのだから人間の眼は、当然、焦点距離が短く出来ている。
度数は焦点距離1mを1度として、焦点距離の逆数にDをつけて表現するのだから、老眼鏡の度数と大きく違って当然なのだ。(度=D=ディオプトリ)

手術の経過を簡単にメモっておく。
手術の4日前から1日4回の抗菌剤を点眼。
手術当日、
・4種類の目薬を5分置きに3回、計12回点眼。この間に耳栓、帽子、心電用パッチ、手術ガウン等準備。安楽椅子で1時間待機。
・手術室のベッドに導かれ、仰臥してから手術終了まで約30分。
 消毒薬が滲みて結構痛いし硝子体への麻酔薬注射はかなりの鈍痛を伴った。
 メスが入ってレンズ挿入から手術終了までの正味時間は15分から20分くらいだろうか。
・控え室の安楽椅子に戻って30程度横たわっている間に、看護師から点眼説明や、風呂、洗顔、などの注意事項の説明を聴いた。
・その間に看護師が自宅に電話して呉れて、家内に迎えに来てもらった。
 一人では返さないシテムにしている。
 眼帯もなく、ゴーグルを掛けただけで帰宅した。
 ゴーグルは1週間過ぎれば外せるだろう。
  
術後受診は1日後と3日後、1週間後、1ヶ月後の予定。今日はその初日。
目薬は、はじめ1週間は3種類を5分置きに点眼、1日4回繰り返し、のち、1種類減らし、1ヶ月間。
1ヶ月後は別の目薬に替わって1種類のみ朝、夜の2回の点眼になる予定。

なお支払は11,610円だった。4月から窓口での支払は12,000円が限度に制度が替わったと言われたが、何のことか分からない。
安いのはありがたい。

2012年4月9日月曜日

満開のさくらのもとに

桜が満開の時期を迎えるとボクは必ず2つの歌を思い出す。
・願わくは 花のもとにて 春死なむ その如月の 望月の頃
・ききもせず たばしね山の さくら花 よしののほかに かかるべしとは
ともに西行の山家集に載っているそうだが確認したことはない。
前者はあまりにも有名な歌であり、歳相応に共感するものがある。
後者は、知る人ぞ知るという程度かも知れない。
中尊寺表参道である月見坂の弁慶堂を過ぎて東物見台に立つと、開けた視界の先に束稲山(たばしねやま)が望める。その脇に西行のこの歌を刻んだ歌碑がある。
70才過ぎの西行が平泉にたどり着いたころ、義経主従もまた都落ちしてきたといわれるから、西行と義経が会ったかも知れないという、歴史上の空想も描ける、そんな歌碑でもある。
現代の束稲山にはそれらしい桜の風景はない。
ボクは3年間岩手県に住んでいた頃、何度も平泉に通ったから、平泉は懐かしい場所のひとつになっているのである。

今日は、五条川の満開のさくらの下を歩いた。
多分昨日は人がいっぱいでウォーキングもできない状態ではなかったか?
明けて今日の月曜日はいたって静かなもの。
尾北自然歩道のコースの一部になっているから、それなりに歩く中高年者がいる程度に過ぎない。
近くの保育園から園児も花見に繰り出した。

明日は白内障の手術だから、1週間は外出を控えなければならない。
という訳で今年の花見は今日でおしまい。

2012年4月8日日曜日

犬山祭

昨日、今日が犬山祭だった。
地域応報紙に先々週の土日曜日が今年の春の犬山祭だと書いてあったのは間違いだったらしい。だから、ボクの3月24日のブログの記載内容も間違いだった。
ついでに、車山の台数も7台でなく13台だった。
ここで訂正しておく。
さて、朝、新聞を見ると、昨日は寒風の中でも20万人の人出があったというから、ボクの気持ちが動いた。
毎日が日曜日だから、桜を見るのに今日でなければならないことはないけれど、祭とセットで見るには今日しかない。
ましてや、この歳では来年見られるという保証もない。
一期一会であると思って昼飯を終えて早々に自転車で駆けつけた。
午前中に犬山城脇の針綱神社前に勢ぞろいした13台の車山(犬山ではヤマという。他所では山車と書いてダシという)は、午後から1台ずつ鳥居の前でからくりを奉納して、その後、順次、自分たちの町内に引き上げるところであった。
犬山の旧城下町は左程広くない。
13の町内に別れて、それぞれの町内が1台の車山を維持する訳だが、
地元の人達には相当な負担になっているに相違ない。
車山を押すのは若者たち、囃子は子供たち、運行管理は大人たちと、役割が決まっている。
何ら新鮮味はないのだけれど、人々は負担に耐えながら伝統を守り、若い世代に脈々と受け継いで行く。

旧城下町を埋め尽くした人出は25万人以上だろうか?
その中で花見のバスツアーの団体客も多く、中でも高齢者が目立った。
祭と重なったから、ラッキーな連中である。
物珍しく思う者ものもいれば、自らの郷愁を思い起こしている者もいるのだろうか?

満開の桜の下で行われる祭。やっぱり祭はいいものだ!

2012年4月6日金曜日

木の芽時


今日散歩中に聞いたラジオで、パーソナリティーがキノメドキと言った。
そりゃコノメドキだろうと独り言ちした。
そこで昨日の出来事を思い出した。

居間でテレビを見ながら家内とふたりでお茶をしていたら、
「◯◯さん、1000円返して下さ~ぁい!」と言う女の怒鳴り声が聞こえてきた。
窓の外を見たら、我が家のお隣さんの玄関口からである。
叫んでいるのは、お隣さんの先のご近所の奥さん。大声で何回も繰り返している。
その相手というのは、その奥さんのお隣さんのバアさんである。
要するに、関係のないご近所の玄関口までお隣のバアさんを追っかけてきて怒鳴り声を上げているのである。
あまりのしつっこさに耐えかねて、その家の息子が玄関先に飛び出してきたと思ったら、叫んでいる奥さんを突き飛ばした。
それで、やっと収まった。

怒鳴っている奥さんは、最近飼い猫が変死したのは誰かに毒を盛られたためだとか、植木鉢を壊されたとか、家の中に誰かが入り込んで貯金通帳を覗かれたとか、変事が起きているのは皆、お隣のバアさんのせいだと思っている。そんなことを以前、本人から家内が聞いて来たことがあった。
1000円というのは、3年も前のことでお隣のバアさんが班長の時に、自治会費を余分に1000円徴収されたと思い込んでいるらしい。
普段から少し変わったひとだな?と思う程度の人だが、この時期になって本性を表したか?と思わないでもない。
我が家のお隣の息子が興奮したのも初めて見た。
まさか手を出すなんて、普段の様子からは想像も出来ない。

木の芽時、ひとはホルモンバランスを崩して自律神経を失調させるようである。
他人ごとではない。自分も気をつけよう。

2012年4月3日火曜日

笑い話=白内障手術が済んだバアさん達の会話


今日は、家内の残る片目の白内障手術の日。
家内が手術を終えて控え室に戻ってくると、先客のバアさん二人のおしゃべりが聞こえてきたと。

「こにゃーだやってもらった方の目は遠くが見えるようになったんだが、近くが見えんのだわ。今日やってもらった方の目も同じだそうだげな。
そんでよう、しまったなぁ、今日のは近くが見えるようにしてもらやぁ、よかったなぁ・・、と思ったんだわ。そうすりゃ遠くも近くも見えるでよう」

「そうきゃ、そうだなぁ。わしもそうして貰えばよかったなぁ。」

これを聞いたボクは大笑いした。
こういう患者を相手に先生もご苦労さんだこと。

桜咲く

昨日の春の陽気から一転、今日は日本海側を低気圧が通過するので、台風並みの風雨が日本列島を襲うとの予報が出ている。


昨日、今年初の花見をした。
ソメイヨシノの開花宣言が出てからまだ3日目。
近所ではちらほら咲いているに過ぎない。
所用ついでに、悟渓屋敷の枝垂れ桜の様子を見に、散歩がてら足を伸ばした。
見頃はまだだろうと高を括っていたら、どっこい、もう7分から8分の咲きで、見頃になっていた。
この屋敷、600年程前に生まれて、後に京都妙心寺の住職になったという人物の生誕の地で、
後世、地元の人達が手入れしてきた小さな屋敷だ。
平日の午後3時過ぎ、屋敷内には誰も居なかった。
いま咲いている桜も大した年代物ではないのだが、場所柄か、何となく由緒がありそうに見える。
同じ桜でも見る人、見る場所で風情が異なる。花見とはそういうものだと思う。
近所では、この桜の開花が一番早いから、あとはあちらこちら一斉に咲くだろう。

雲雀の声も聞いた。
姿もカメラに収めたがコンデジのズームでは如何にも力不足で、雲雀と確認できたに過ぎない。
夕方、空につばめが多く飛んでいた。今年はツバメの渡りも順調のようだ。