2013年4月22日月曜日

テレビドラマ 「空飛ぶ広報室」が面白い

昨夜のテレビドラマ「空飛ぶ広報室」の視聴率が関東で14%だったという。
視聴率に関心がないからこの評価が高いのか低いのかボクは知らない。
でも、面白いドラマに仕上がっているのは確か。
有川浩原作の同名小説よりもドラマの方が、主人公二人の距離を濃密に描いているから、わかりやすくて面白いかも知れない。
特に、柴田恭兵のひょうきんな演技がいい。

数カ月前のこと、ネットで面白そうな本を探していたら、たまたまこの本の名前が出て来た。
それじゃあ・・という訳で、図書館に予約したら、何ヶ月間と言うほど順番待ちを食わされた。
今までにこれほど待たされた本はない。
ボクが作者の名前を知ったのも初めてだが、それほど人気作家だとは知らなかった。
待ちの間に、どんな小説家か?探るために「阪急電車」を読んでみた。
あとで知ったことだが、これもとっくに映画化されていた。
どうやら知らなかったのはボクだけらしい。

ボクの読書はもっぱら暇つぶしのため。
好きな小説家のものを集中して読むほか、エンターテイメントものを求めて漁ることもある。
そんな中に、今年の本屋大賞作品があった。
百田尚樹の「海賊とよばれた男」である。
これはIさんのお薦めがあったので早々と読んだ。
確かにドキュメンタリー小説として面白かった。
その勢いで彼の代表作「永遠の〇(ゼロ)」を読んだ。
ボクにはこの方がもっと面白かった。
現在本屋の店頭に170万部のベストセラー本として、大陳されている。
実は、「永遠の〇」の主人公の名前が「海賊とよばれた男」の中に1箇所だけ出てくるところがある。作者はそれだけ「永遠の〇」に思い入れがあるのだろう。
こちらは映画化され今年12月に公開されることが決まっている。
多分、話題を呼ぶだろう。

時には、面白くなくて途中で放り投げたくなる本もある。
けれども、このような面白い本に出会えるから、読書は止められない。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

ボクは昔からこうした小説はほとんど読まないなあ~。読むのは、東海林さだお、赤瀬川源平とかの軽いモノばかりです。
ベストセラーになって読んだ小説は、13年ほど前、天童荒太の「永遠の仔」ぐらいです。
地元の図書館で2ヶ月ほどの順番待ちで借りた。装丁に使われたのが木彫で有名な船越桂。ボランティアをしていた美術館に彼の作品がある。ガイドで紹介するとき、読んでおかないと話は弾まないと言うのが動機で、読みたいと思って読んだわけではない。

b.nasbee さんのコメント...

永遠の仔はベストセラーでしたね。ボクも読んだけど少々気の重い内容でしたね。それ以降この作者は敬遠しました。
小説の中にはそれがきっかけで社会現象が起きるものもありますから、評判の作品は出来るだけ読んで置きたいと思いますが、なんたって本は多いですから、週一冊ペースでは本読みと呼べるレベルにはなれません。