2014年6月28日土曜日

事故か?事件か?

昨日の朝8時前、ピポピポ鳴らした救急車と後続のパトカーが我が家の前を通りすぎて近くのマンションに向かった。
何事かと一斉にご近所さんたちが道路に出て来て、顔が揃ったところで救急車談義。
行き着いた所は200m先の7階建てマンションの入口のほうだが、勿論、見えない。
マンションとわかれば自分たちと関わりがないとばかりに、様子を見に行く者はなし。
どもうマンションの方角の様子がおかしい?と直感したボク1人が様子を見に。

病院と消防の救急車各1台と消防のタンク車1台、パトカー1台が集まった入り口広場。
その先の玄関入り口近くで見たものは、覆われた大きなポリシートの下から流れ出た大量の血!
救急隊員が救命行動していないから事態は一目瞭然。
立入禁止のテープが張り巡らされていないから、警察は事件ではないと判断したか?
しばらくあとで警察がマンションの上の方を見上げて写真を撮る様子が見えた。

午後、マンションの前を通りかけた。
水道ホースで洗い流したあとも、血痕らしいものが残っていた。
それ以外、変わった様子は何もない。
人ひとり死ぬ(多分)というのはそんなものか。

ああ!無情なり。

2014年6月26日木曜日

そりゃ!無責任だろう

FIFA WORLD CUPで日本が白星なしで敗退したのを評し、
「井のなかの蛙」だったと、今朝の新聞の大見出し。
国民を煽りに煽っておいて、結果が出てから、よくも抜け抜けと書いたものだ。
マスコミの無責任体質を見事に現した。
選手が自ら言ったのならいざしらず、評論家か記者か知らないが、名前付きで書いた記事である。
選手はおそらく自分たちの実力がどんなものだか知っていただろう。
でも、精一杯戦った。そこを書いて欲しかった。
ザッケローニ監督の辞任は当然だろう。本人も背水の陣で采配を振ったに違いない。


散歩の途中で、人気のない用水路沿いの道路に無人の小型乗用車が窓を開けて駐車しているところに来た。
ふと水路の反対側を見たら、二人の女性が数匹の猫に餌をやっていた。
様子を見ていると、餌をやるだけでなく、少し離れた箇所の掃除もしていた。
どうやら、野良猫の面倒を見ているようだ。
普段からこの辺りでは野良猫をよく見かけていて、疑問に思っていたことだが、どうやらその疑問が解けたようだ。
自分の飼猫を遠く人気のないところに捨てたものの、後になって気がとがめ、餌を与えに来ていると考えたらどうか?それなら辻褄が合う。
集まってきている数匹の野良猫は去勢術を受けているだろうか?
受けていなければ、無責任な飼い主である。

2014年6月22日日曜日

画像の加工

駄作を少しでも見映え良くしたいと、写真の加工を試みた。
材料は昨日、1/2.3の画像素子のお散歩カメラで、花全体を真正面から撮った1枚。
ただ見ただけでは面白味がない。
どう加工するかで、センスと腕が問われる。

画像処理ソフトの定番はphotoshop elements や手軽に加工できるsilkypix proなどだが、
フリーソフト派のボクはお金を出してまでそのような有料ソフトを使う気がない。
使うソフトはすべて無料のフリーソフト。

まずはトリミング。ソフトはJTrimを使った。
花の咲いている周りの雰囲気を出すために、花を少し右上に置いて、左下に葉っぱの緑を大きめに配した。
出来た画像では、水滴の表情が弱い。
そこでgimp-2.8の画像処理ソフトでアンシャープを掛けた。
花びらと水滴にシャープさが出た。

さて最後は、画像全体の雰囲気だ。
仏に縁がある花であり、咲いている場所がお寺の境内だということなので、
同じくgimp-8.2を使って、写真の縁を少しぼかして、ソフトな感じを出した。
ぼかしが大き過ぎると現実味が損なわれると考えて、少なめにした。

出来上がった画像はまずまずかな?

写真はいっぱい撮ってくるけれど、多くはつまらないものばかりだ。
しかし、なかには、パソコンからdeleteしようと思って、ふと、これは?・・と思うものがある。
これもその類の1枚。

今日は小雨で散歩はなし。時間つぶしになった。

2014年6月21日土曜日

アジサイの赤と青 施肥に石灰を混ぜるのはどっち?

今年の紫陽花は見頃に雨が降らなかったので見栄えが良くない。
近くの通称アジサイ寺と呼ばれる安穏寺のアジサイは期待していなかったが、
大賀ハスの咲く頃か?と思って、散歩途中に立ち寄った。
 
10数個ある水鉢のうちの一つから、綺麗な花が一つ開花していた。
開花予備軍の蕾もチラホラ。
住職の説明では、今朝咲いた今年最初の花だそうだ。美しい!
ボクはどうやら花はピンクが好みらしい。バラ、グラジオラスも好きな色はピンク。

本堂に写真や絵、切り絵などが展示してあって、住職が上がって見て行け見て行け、と盛んに勧めるので、賽銭を入れて本堂に上がった。
どれもご近所さんたちの自慢の作品であった。

その場にいたお庫裏さんの話では、境内の花の手入れも結構手間がかかって大変だということだ。
そんな話の中で、一つだけ気になった。
青いアジサイの株には石灰を施し、赤いアジサイの株には石灰なしの有機肥料だけだと言う。
ボクは、ちょっと待った!とは言わない。

お庫裏さんはアジサイの青は酸性土壌で、アジサイの赤はアルカリ土壌で育てるということを知っていたから、それはその通りなのだが、酸性土壌を好む方に石灰を施しているというところが理屈に合わない。
ボクはやんわりと「石灰はアルカリ性なんですけどねぇ?」と言った。
お庫裏さんは「石灰は酸性だと思っていた」と言いいながら、石灰はアルカリ性と紙にメモった。
多分、あとで調べることだろう。

酸性土壌では土壌中のアルミニウムが溶けてアジサイに吸収され、花の中のアントシアニンと結合して青色になるが、アルカリ性土壌ではアルミニウムが可溶化しないから吸収されないのだ。
ここまで説明をすべきだったかな?とあとで思ったが、まあ、それは余計なお節介だろう・・・。
なんせ、毎年綺麗なアジサイを咲かせてくれていた訳だから、理屈はどうでもいいことである。

2014年6月19日木曜日

警察のご厄介になった

今日の午後2時すぎに電話がかかった。
「モシモシ、○○子さんとお呼びすればよろしいでしょうか?○○子さんのお宅ですか?」
と例によって家内の名前を相手は言う。
まず100%、家内の名前を正しく呼べる人はいないから、
大方の場合は「ハイそうです」と応えるのだが、今日の場合は相手が誰だか名乗らないから、
「どちら様でしょうか?」と相手を確認した。
「ハイ、こちらは○○警察の○○です」ときた。
普通は、警察からだと言われれば一瞬ドキッとするものだ。
家内は外出中だから、一瞬、事故ったか?と思ったが、
ともあれ「○○子は○○子といいますが、家内です。どういうご用件ですか?」と訊いた。
「○○子さんから東京の○○さんへ送ったクロネコ宅配便の送り状の控が、スーパー○○○○さんから拾得物として届けられました」と言う。
ここでボクは笑ってしまった。
たかが送り状の控えを拾って警察に届けてくれたのが可笑しかった訳ではない。
「ああ、そうですか、実は家計簿につけるのに金額がわからなかったので昨日からそれを探していました。お手数をお掛けしてスミマセン!」とお詫びした。
やっぱり家内が落としてきたのだとわかって、可笑しかったのだ。

「どうしたらいいですか?」
「警察署まで取りに来て下さい」
所轄違いの隣の警察署だから、わざわざガソリンを使って、貰い受けに行くのも馬鹿げている。
「金額さえわかれば、それはもう要らないですけど・・」
「872円です」
「では、廃棄処分して頂けませんか?」
「わかりました。3ヶ月そのままにしておけば自動的に廃棄処分になりますから、そうさせていただきます」
「スミマセン。お手を煩わせて申し訳ありませんでした。よろしくお願い致します」

以上で一件落着。
スーパー側は個人情報の流失を心配して警察に届けてくれたのだろうが、電話番号を書いてあるのだから直接こちらに電話を呉れてもいいものを、と思わないでもない。
スーパー側はそれが面倒くさいと思うのか?、あるいは、拾得物は何であれ、すべて警察に届けるというルールにしているのか?
それにしても警察はお堅く親切であるばかりでなく、融通性もある。
だからボクは日本の警察官が好きだ。

他所の国ではこんなことあり得ないだろううなぁ・・・。

2014年6月18日水曜日

ピロリ菌のダブル検査

昨日の朝、かかりつけのクリニックで胃カメラ検査を受けた。
カメラでの所見では異常なし。
ピロリ菌の方はその日のうちに結果が出るというので、夕方再訪した。

先生、カルテのウレアーゼテストの結果を見ながら 「出ていないですね」と言って、意外だと言わんばかりの表情。「ピロリ菌は1回の治療だけでは消えることはまれです」と言って半ば患者を脅しながら、
1年半後の今回、2回目の検査を受けさせたのだが、どうやら予想外だったらしい。
患者のボクとしては、内心「どうだ!いないだろう!」とニンマリ。
と言うのも、先生が「胃カメラ検査を受けろ」とけしかけるのを、「胸腺切除後の放射線治療を受けてから、しばらく間を置いたほうがいい、と主治医から言われていますから」と言って、半年以上胃カメラ検査を引き延ばしてきた経緯があるからである。

それでも先生はしつっこい。
「これはという箇所から組織を少し採っただけだから当たり外れがあるかも知れない、
血液検査で調べましょう」と言って、採血した。
こちらの結果は週末に出る。

ピロリ菌の検査は細胞組織を使って院内で行うウレアーゼテスト、
血液を院外の検査機関が調べるピロリ菌抗体検査、
それに胃の呼気で行う院内検査の3種類あるようだ。
2種類の検査を行えば黒白もはっきりつくだろう。

ピロリ菌検査が保険適用になったとはいえ、適用されるのは2回まで。
だから、大方は2回も治療すればピロリ菌もいなくなるということだろう。
それにしても肺ガンの再発転移患者が胃がんの心配をする。
傍から見たらこの方がよっぽど変かも知れない、と我ながら苦笑。

2014年6月14日土曜日

常緑樹の落葉

常緑樹も葉を落とす。落葉樹のように寒くなると一度に葉を落とすのと違って、年間を通して新しい葉が出来ては古い葉を落とすという具合だから、落葉が目立たないだけのこと。
木の種類によって違うようだが、1年から5年位掛けて全部の葉が入れ替わるらしい。
庭の金木犀も然りで、落葉を片付けても、また知らぬ間に落葉が溜まっていることを繰り返しているが、この程度の木なら気がついたら掃けば済むこと。手間は掛からない。
しかし大きな木となると、話は別だ。
我が家の前のマンションにアラガシが植えてあるが、手入れをしないから、道路の3分の1くらいまではみ出している。
この木から落ちた葉っぱが、風に飛ばされて来て、我が家の前の側溝にどっさり溜まっているのに気が付いたのは先日の道路清掃の日のこと。側溝からは悪臭が発生していた。

その後日、マンションの掃除人が来たのを見かけたから、そのことを話した。
そしたら、自分たちも落葉の始末に手こずっている、と言うではないか。
ならば、オーナーに何とかしてもらいなさいよ、と苦言を呈した。
掃除人は、自分たちの管轄じゃないからと言いながらも、オーナーに伝えると言って、帰ったが、本当にオーナーに伝わったかどうか?
剪定の時期が過ぎても放置されるようならクレームを申さねばならない。
だが、田舎のこととて、オーナーはまったく顔を知らない人と言うわけではないから、ひとつクレームをつけるにも言い方が難しい。
「常緑樹だって落葉を落とすんだよ」と言っても、ピンと来るような頭の持ち主ではないご仁だからからなぁ~・・・。

2014年6月9日月曜日

(続) ニワセキショウの見事な小ワザ

見事な小ワザで花を閉じて丸まったニワセキショウ、
また翌日には開くのだろうか?と気になった。
そこで、翌日の朝、起きて一番で庭を見てみたのだが、
生憎の雨と涼しさで、一日中、花は咲かずじまい。
その上、マーキングしてなかったので、どれが前日open &  close したのか判別出来ず。
そんな失敗を反省して、翌々日、花が咲いた個体にマーキングして観察を再開。
更に2~3日掛けてマーキングした個体の変化を観察した。





ニワセキショウの花は開花したら、その日のうちに花弁を折りたたんでしまった。
早いものは翌日には、折りたたんだ花弁がころりともげた。
あとには花托だか子房部位だかよくわからないけれども、黄緑色のその部分だけが残った。
その後2~3日で花柄からその部分も落ちて無くなった。
ここで疑問。この花には実が生らないってこと?

ニワセキショウが生えている所には、花柄の先に付けた真ん丸な玊がいっぱい見られる。
これは蕾か?実か?
これらのなかには、水気をなくして乾燥したものも見受けられ、それらの中からはケシ粒より小さな黒い粒が相当数出てきた。どうやら種子のようだ。
種子だとすれば、丸い玉は実であって蕾ではない。花が終わったあとの産物なのだ。

写真のように花は咲けども実にならなかったのは、
花が受粉できなかったということなのだろう。
どうやら、そう考えた方がよさそうだ。

ニワセキショウが実をつける時期はもう終わったのかも知れない。
残された疑問は来年まで持ち越しになるか?

2014年6月5日木曜日

ニワセキショウの見事な小ワザ

毎年芝生に咲く小さな白い花が、ニワセキショウという名前であることを知ったのは、今年になってからのこと。
 今までは唯の雑草としてしか認知していなかったが、Yさんのブログを拝見し、そうか!これがニワセキショウか!、とはじめて思い至ったという次第。
家内は、かって鉢の寄せ植えにしていたものが近くに飛び散って、生き残って来たものらしい、と言う。
 ニワセキショウとして認知してみると、この花が不思議な咲き方をするのに気がついた。
 先日来の真夏日続きの折のことだが、午前中咲いていた花が午後になったら一斉に消えてしまった。 花は何処へ行ったの?と探したが、萎れた花びらは何処にも見当たらない。 茎に小さな丸い緑の玊がぶらさがっているだけである。
そして翌日の朝にはまた花が咲き、午後になるとまた消えた。 花はどこから出て来て?どこに消えたのか? 
昨日、梅雨入り宣言が出て、一日中曇り空で、気温も低くなった。 そのせいだろうか?朝咲いていた花が夕方まで開いていた。 そして、夕方暗くなりかけた5時過ぎに、花が閉じ出したのに気がついた。
 あとはしばらく、芝生にしゃがみこんでカメラを向けた。
先ず、6弁の花ビラを夫々丸め、次に、それを内側に折りたたみながら小さくなって、最後にすっぽり収まった。
時間にして10分。結構素早い。
今朝見たら、口を閉ざして丸まったまま。天気は小雨だから今日は咲かないようだ。
 花は何回くらい咲くのだろうか?
天候により花が閉じる時間帯が違うだろうか?
丸い玉は花弁なのか?萼なのか?
不思議に思うことは多々ある。
小学生の夏休みの自由課題に丁度いいか?・・・と思いながら、
 爺さんはこれで今日も暇をつぶした。

2014年6月1日日曜日

早くも猛暑日

6月に入った途端に猛暑日到来。
連日真夏日が続いていたが、とうとう来たか!という感じ。
午後2時現在、サーミスタ温度計での計測値は、
自宅南側屋外で35~36℃、
西側2階の窓からの風が34℃、
朝からすだれを垂らして窓を開放してある東側の1階食堂が30℃。
サンシェードをたらした1階南西向きのリビングは午前10時に窓を閉じて暑気封じしたが、
午後2時現在29℃。
同じくサンシェードを垂らしてある2階のパソコン部屋は、1時間前に窓を閉じたが、32℃となっている。
 
サンシェードには室内温度を3℃下げる効果があると書いてあったが、どうやら嘘ではなさそうだし、
非省エネ仕様の我が家では屋根に近い2階が1階より2~3℃くらい温度が高いことも解った。

今までは、暑いと言えばずーっと窓を開けっ放しにしてきた。
これからは、朝のうち冷えた外気をしっかり取り得れて室内を冷やし、
外気温が上がり掛けたら窓を閉じることとしよう。
でも、連日の真夏日が来たらそう理屈どおりに行かないかもしれないなぁ?
まあ、その時はその時、また考えよう。