2014年6月9日月曜日

(続) ニワセキショウの見事な小ワザ

見事な小ワザで花を閉じて丸まったニワセキショウ、
また翌日には開くのだろうか?と気になった。
そこで、翌日の朝、起きて一番で庭を見てみたのだが、
生憎の雨と涼しさで、一日中、花は咲かずじまい。
その上、マーキングしてなかったので、どれが前日open &  close したのか判別出来ず。
そんな失敗を反省して、翌々日、花が咲いた個体にマーキングして観察を再開。
更に2~3日掛けてマーキングした個体の変化を観察した。





ニワセキショウの花は開花したら、その日のうちに花弁を折りたたんでしまった。
早いものは翌日には、折りたたんだ花弁がころりともげた。
あとには花托だか子房部位だかよくわからないけれども、黄緑色のその部分だけが残った。
その後2~3日で花柄からその部分も落ちて無くなった。
ここで疑問。この花には実が生らないってこと?

ニワセキショウが生えている所には、花柄の先に付けた真ん丸な玊がいっぱい見られる。
これは蕾か?実か?
これらのなかには、水気をなくして乾燥したものも見受けられ、それらの中からはケシ粒より小さな黒い粒が相当数出てきた。どうやら種子のようだ。
種子だとすれば、丸い玉は実であって蕾ではない。花が終わったあとの産物なのだ。

写真のように花は咲けども実にならなかったのは、
花が受粉できなかったということなのだろう。
どうやら、そう考えた方がよさそうだ。

ニワセキショウが実をつける時期はもう終わったのかも知れない。
残された疑問は来年まで持ち越しになるか?

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