予約してあった名大病院の総合診療科を家内が受診したのに付き添った。
家内は、鎮痛剤が効いている間は何とか体が動くが、それでも寝起きから午前中まで体のこわばりと痛みで身動きも難しい。そんな状態で病院へ行けるのか心配だったが、とにかく行かなきゃならないという思いで病院行きを決行した。
幸い、隣の柏森駅6:31始発の名古屋地下鉄線乗り入れ鈍行が、日に唯一1本だけあるので、これを選んだ。
駅まではマイカーで出て、車は有料駐車場へ入れた。電車に乗ってしまえば、あとは乗り換えなしで鶴舞駅まで。舞鶴駅から病院まで数百㍍。えっちらおっちら、家内もよく頑張った。
名大病院総合診療科はNHKテレビのドクターG(ジェネラル)でお馴染みの指導医鈴木医師(現、大阪大阪医科大学付属病院総合診療科)が所属された診療科である。それだけにボクの期待はまことに大きい。
当方は初診だから担当が若手の先生だったのは予想通り。
ボクが最初口出ししかけらた、「まずは奥さんからお訊きします」と言って、やんわりと且つぴしゃり。
たっぷり30分以上かけ家内からあらゆる情報を聞き出すことに集中された。
家内から訊きだした内容はリアルタイムでパソコンにブラインドタッチ入力だから、この方面の技術や能力も凄い!
既往歴や今回の受診歴とその結果とデータは勿論、家族構成と現況も訊くから、へーっ、そんなことまでと内心驚いた。
家内の掌の発疹を見せた時は、もう一人の先輩医師も来て呉れて、一緒に触診もした。
問診が終わって採血。
2時間待って結果を知らされた。
CRP11.3 は既に他で検査済みの値と同じ。
赤血球沈降速度が100mm/1h は初見。共に、高度な炎症の証だと説明あり。
細菌培養の結果と膠原病関連の結果は後日待ち。
以上の診察で、膠原病だと云うには今は抗核抗体値が低いが、低くても膠原病の症状が出る場合もあり、膠原病には種類が多いので検査をしなければならない、ついては検査入院を勧めます、と診断された。
もとより、当方は入院検査を希望していたから、異存なしと、即答した。
来週月曜日に入院。入院期間は2週間~20日くらいとのこと。
今日の診察はテレビで視たドクターGの様子と同じ。
総合診療内科の担当医の能力の高さを十分伺うことが出来た。
医師も真剣勝負している。そんな感じである。
予約して1週間待ち。待たされるのも当然といえば当然で、むしろ速かったかも知れない。
それほどまでに、診察に時間をかけているのだから、1日に診られる患者の数は限られる訳だ。誠にありがたく、また、頼もしく思う。
2 件のコメント :
このところ奥方は、気になる症状があったようで貴兄の心労お察しします。総合診療内科を受診したのですね。以前ボクも「ドクターG」は時々見ていた。鈴木医師は、歯切れの良い説得力で研修医と対じしている番組も見ました。
名大担当医は、TV番組と同じように受診者の情報を丁寧に集め、真剣勝負している様子が貴兄の文面から窺えます。入院期間がずいぶん長く必要なのですね。
何かと落ち着かない毎日になりそうですが、がんばって下さい。
貴兄のことだからすでに検討済みだと思いますが、地下鉄鶴舞駅→名大病院まで歩く距離を短くしたいなら、名鉄金山駅→中央線乗り換え→鶴舞駅北口改札で降りると名大病院は近い。
しかし金山駅で中央線に乗り換えるとき、少し離れているから、歩く距離はあまり変わり無いかもしれない。
>忠ちゃん 膠原病なら難病指定の特定疾患ですから厄介ですね。ひとによっていろいろの症状の出方があるようですから、いろいろな検査を、1つずつ確かめながらやるのでしょう。手術するのと同じくらいの入院日数ですから、確かに長いですね。
通院ルートについてご案内をありがとうございました。ボク1人ならどんなルートでも構いませんが、家内には階段を出来るだけ少なくするために、乗り換えを少なくし、且つ、エレベーターを使うことを条件にして、ルートを探しました。地下鉄駅構内の階段やエレベーターはネットで調べました。仰るように金山駅は乗り換えがちょっと難点ですね。
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