先ずは昨日の眼科健診。
「お久しぶりです。お元気そうですね。」と超多忙な女医先生からご挨拶。
ボクが肺がん患者であり、生き延びていることをよく記憶していらっしゃるから、こちらも気分がいい。結果は、「眼底は綺麗ですね。動脈硬化の兆候もありません」。
今日は、先日の住民健診の結果を訊きながら、胃カメラ検査。
かかりつけ医の大（おお）先生は引退して若先生一人になっていた。
噂によれば、若先生は大きな病院の内視鏡指導医だったから、胃カメラは得意分野。
ボクが「咽頭、喉頭、食道も一緒にしっかり診て下さい」と念を押したら、
「勿論よく診ます。以前は胃カメラと云えば胃だけしか診ないところもありましたし、
開業医で胃カメラを看板に掲げているところでも、いい加減なところが多いですよ。当町の先生方はいいですが隣のＫ市はそういう先生が多いです。そう云う先生は内視鏡医の看板を上げる資格なんかありませんよ。」と訊かずもがなのご返事だ。
それを聞いて「おいおい、そうなら親父さんの大先生は大丈夫だったの？」と内心でツッコミを入れた。引退した大先生はかって「私は胃カメラは下手です」とポロッと言ったことがあったっけ！
検査結果では、咽頭、喉頭、食道は異常なし。胃の噴門部に逆流性胃炎の軽い炎症あり、胃の炎症はピロリ菌がいた影響だと思うが軽い胃炎あり、除菌してあるから1年毎の検査で問題なし。十二指腸潰瘍のあとがあるけどこれも問題なし。説明は丁寧だった。
ついでに、先日のH君の食道がんの例を思い出し、食道がんが検便で見つかることもあるのですか？と訊いてみた。
先生、「それはありません。その人は偶然ですね。運が良かった。」とあっさり。
運がよかったのはH君だけではない。ボクも間接レントゲン撮影で偶然引っかかった口だ。
大腸がんの検便無効論、肺がんの集団検診無効論もあるようだが、蒔かぬ種は生えぬと同じ道理で、こういうがんは検査を受けなきゃ見つからないのだから、出来るだけ受けるのが正解だと考えたい。
大腸がんの検便は11月1日の予約済。
これで今年の医者通いはインフルエンザ注射を残すだけとなった。
2 件のコメント :
検便結果と食道がんは、無関係のようですね。ボクもかかりつけ医に訊ねてみようと思っていた。
貴兄のブログを拝見すると、若いときから牛乳をしっかり飲み、理想的な食生活を継続し高齢者健診も全く問題ないようですね。普通は「問題あり」の※が一つや二つあるのは、珍しくない。
ボクは若いときからず～と中性脂肪、ｺﾚｽﾃﾛｰﾙに※印がついている。2年前の結果では、LH比（LDLｺﾚ÷HDLｺﾚ）＝2,7。 2以上だと心筋梗塞になる危険性大とのこと。今度測定しても数値にかわりはないであろう。
若いときから甘いものが好き、間食はいつもたっぷり食べないと物足りない。息子たちも同様な傾向で気にしているから、長年の食習慣のほかに遺伝的なものもあるかも知れない。
ボクの場合は、動脈硬化による、突然の心臓、脳疾患が待ち受けているかもしれない。
胃カメラの件
3年前、4年前、ボクが胃カメラ検査したのは、咽喉、喉頭、食道も検査するためであった。
胃だけしかチェックしない胃カメラ検査は、ずいぶん昔のことだと思う。
もっともボクのかかりつけ医に、「施設に入所するにあたり、施設が契約している病院に紹介状を出す必要があるそうです、出してください」と言ったら、「あの病院は･･････」とよくない評判を言い出したが、途中先生は気がついて「それは止めとこう」と言葉を打ち切った。
昔、歯医者も医者をかえると「こんな直し方ではダメだ････」とよく言われた。町医者はそういう悪いコメントをつい口走りたくなるのなあ････。
>忠ちゃん 食道がんと検便はどうやら結びつかないようですね。ボクの聞き間違いか早とちりか？でも、本人はそう信じ込んでいたようでしたよ。
ボクの健康診査では毎回ほとんど問題なしです。時として基準値からはみ出すことがあっても誤差範囲です。コレステロールを気にしたことはありません。
厚労省が昨年コレステロースの基準摂取制限を外しましたね。卵は1日1個までだったのが制限が無くなった。その裏にはコレステロールに対する考え方が変わってきたことがあるようです。貴兄の言われる動脈硬化指数は2.9以下なら正常ですよ。ご確認下さい。
そう言っても甘いもののとりすぎはいけません。糖尿のご心配も必要かと。
うちは安月給だったから外食をほとんどしない、出来ないでしたから、粗食の習慣が出来ています。（笑） 牛乳は家内と二人で1日に1㍑使います。その大半が自家製ヨーグルトです。
かかりつけ医の若先生が大病院で内視鏡指導医だった頃、手遅れの食道がん患者などが来る訳ですが、そういう患者を通して患者が掛かっていた町医者の内視鏡検査の実態を感じたいたのだと思います。単にライバルを敵視しているのではなさそうですよ。
医者の良し悪しの評判は、例えガセネタにしても一応考慮に入れるのが賢明かと。
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