今日の呼吸器内科の受診で、家内が検査入院した時の検査結果の一部が判明した。
肺がんは否定された。
疑われたのは感染症。
その根拠は好中球が多いことと、クリプトコッカス抗原が陽性にでたことによる。
気管支鏡検査で採取したサンプルからはがん細胞や細菌類は見つからなかったが、なお、培養検査を続けているらしい。その他、未だ検査結果が出ていないものがあるとのこと。
それ他の結果が出たところで最終診断が出され、治療方針が決まる。
その期日は2週間後。それまで治療なし。
医師は次のように説明した。
クリプトコッカスは真菌の一種でごく普通にいる菌だが、弱った人に感染すると発症し易く、初期は症状が出ない。
家内の場合は、自己免疫疾患であるリュウマチ性多発筋痛症のため副腎皮質ステロイドで免疫力を抑えているので、感染症に罹りやすい。
薬で治療するが、どの薬をどれだけ使うかは検査結果が出揃ったところで決める。
今までの医師の話から、ガンという最悪の事態にならないだろうという感じは受けていたが、今日、やっとはっきりして貰えて、ひとまずは安堵。
今後は、薬の投与を巡って、問題が持ち上がる。
リュウマチ性多発筋痛症にはステロイドが欠かせない。
総合診療科の先生は、感染症にはスレロイドを減らしたいというが、
そうすれば家内の筋痛症がひどくなる。
呼吸器内科と総合診療科と先生方が連携して治療してくれるはず。
それに期待しよう。
3 件のコメント :
>Yさん 1月7日にカキコ頂いたいるのを見逃していました。ごめんなさい。m(_ _)m
宗旨変えして匿名からYさんに変更ですね。
先祖伝来の旧家では正月行事もいろいろあって大変ですね。跡継ぎとあっては絶やすことも出来ない訳ですね。ご子息への伝承もしっかり済まされたことでしょう。
家内のご心配を頂いておりましたが、ガンでなくてホッとしました。ありがとうございました。
奥方のほうは、今後の治療方針に気配りが必要ですが悪性のものではなかたようで何よりでした。
以前カキコしたが50年前のボクの検査経過と似ているいるなあと思った。
50年前、病巣がガンであるか、そうでないかは危険度がまったく違う。手術前工場長が見舞いに来て ‘ガンでなく真菌症かも知れない‘ とさかんに慰めてくれていた。
結果は結核種だった。先生は、ガングリオンで外壁が固くガードされ、念のため服用していた抗生物質がなかに浸透しずらく病巣が大きくなったというような説明を受けた。
ガングリオンという言葉は、教養部時代の化学の授業で同心円状に縞模様に成長していくという説明を受けた記憶がある。それで成程と思った。貴兄はこの用語を教わった記憶はないであろう (笑)
後日調べたらガングリオンは、ゼリー状の物質が関節などに溜まる腫瘍の医学用語で化学用語には見当たらない。
>忠ちゃん ありがとうございます。
貴兄の大昔の肺の病巣は結核腫のガングリオンだったということですね。ガングリオンは、確か、家内の手に出来たような記憶があります。よく聞く言葉ですよ。
医学や医術の進歩のお陰で、診断精度が高まったのはありがたいことです。今なら貴兄も手術しなくて済んだのにねぇ。(笑)
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