2018年2月11日日曜日

廃プラのきれい度って こんな程度でいいの?

我が自治会は世帯数350ほどを地域別に4組に分け、1組は約10班で構成し、
1班はおおよそ10世帯になるように組織されている。
未だ3ヶ月ほど先の事だが、来年度は我が家に班長役が回ってくる。班長は原則として輪番制であり、理由なくして拒めない。既に、2度の班長、それに年行司(組長にあたる)と会計を経験しているから、何かに困るということはないが、あるとすれば体力だけだ。行事という行事に班長が狩り出されるが、なかには、結構きつい仕事もある。そう云うときには、老体だと言っては手抜きをさせてもらうことになるだろう。

今日は資源ごみ収集日。
我が班は、公民館に持ち寄られる資源ごみの収集の立ち会いとお手伝いを担当した。
こういう仕事は、今まではもっぱら家内に任せっきりにしていたが、班長ともなれば少しでも勉強しておかなければならないと考えて、今日は、ボクが敢えて引き受けた。

持参されるゴミの捨て方は、皆さんよくご存知だから、ことはスムーズに運んだ。
ボクの仕事は、きれいな廃プラの収集袋の口を広げて、ゴミを捨てやすくして上げる程度のお手伝いだけだった。8時から2時間のお勤めの間、寒さもさほどでなくて助かった。

次々と持ち込まれる「きれいな廃プラ」を見ていて気がついたことがある。
我が家は、きれいな廃プラと汚れた廃プラは厳格に分別しているが、どうやら世間一般では、かなり汚れた廃プラでもきれいな廃プラとして出しているようだ。
因みに、我が家では、外見的に汚れが目立たない廃プラでも、食品が直に触れたり、ラベルが貼られたりした廃プラ容器包装の類は、全て汚れたゴミとして可燃ごみと一緒にゴミ収集車の方に出していた。

積み上がった廃プラが入った大袋の数をざっと眺めて見ると、きれいな廃プラと汚れた廃プラの比は3:1くらいかな。
きれいな廃プラはマテリアルリサイクルとかケミカルリサイクルに回され、汚れた廃プラはサーマルリサイクルに回るのだろう。

これからは、我が家の廃棄基準を少し緩めてもよさそうだ。


2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

ぼくの住んでいた天白区も小学校通学区域ごとに組織している。その下部組織は貴兄地域と同じです。末端の組織は「組と称す」10人前後。輪番制で1年間組長を受け持つが、仕事は回覧板を回す程度です。何しろ老人の一人暮らしが多くそれ以上の役割を果たすことはむつかしい。その他の仕事はその上の組織「会と称す」から適任者を選定しているようだ。
さすがにこうした役割をこなす人材がいなくなり、会長職を受け持つその組の2.3人に役割を分担させて遂行している。
資源ごみは数か所設定されている。ボクの区域はメイン道路の脇に設定されており、3組が利用している。朝8時頃、市の回収車が持って行く。かなり分別がいい加減な人もいる。よほど目に余る物は回収車がそのまま残していくが、そのようなことは滅多にない。利用する住民のなかにボランティアで朝早くから回収場所に来て、選別と持参した人に正しい廃棄のしかた
を指導しているが本当に頭が下がる。
廃プラにきれいな廃プラと汚れた廃プラと区別しているとは初耳です。当方は全て一括です。
施設のある日進市では資源ごみの選別は遅れているようです。生ごみとプラスチックは一緒に捨ててOK.週2回入口ドアの脇に置けば回収してくれる。いままで資源ごみの選別に気を使って生活してきたので何だか違和感を感じる。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 田舎の自治会行事には所謂伝統行事といのがあって大変なんです。氏神さんの夏、秋まつり、津島神社と御嶽社の例祭、弘法さん、百万遍、家祈祷、それに秋葉講などフルコースです。それに、広報に配布、会費徴収、コミュニティ夏祭り、ごみゼロ運動・・いっぱいあるね。(笑)
廃プラ選別のスタートで名古屋市の出足が遅れましたね。でも今は少しはマシになったかな?いずれにしても人口が多い自治体は細かすすぎるルールでは住民がついて行けないでしょう。どうしても緩いルールになる。仕方がないですね。
参考までに、きれいな廃プラはマテリアルリサイクルとして再生に回りますが、その中に液体化して石油製品に再利用されるケミカルリサイクルも含まれます。汚れた廃プラは燃やして熱回収されます。おそらく名古屋市の廃プラはマテリアルリサイクルに回るものの割合は少ないのではないかと推定されます。
この他にわが町では可燃ごみ収集車が週2回、回ってきます。汚れた廃プラの多くがそちらで捨てられていると思われます。