洗面化粧台が当たり前になるまでは、嫁入り道具の一つに必ず三面鏡台が入っていた時代が続いていたと思う。家内が嫁入りしたときも持って来た。
その三面鏡、使い方は、当然、合せ鏡として使うものと思っていた。
ところが、今は三面鏡をそれほど必要としていないのかも知れない。
先日来、我が家の後継洗面化粧台を探している。
そんな中で、見積もりを依頼した業者が勧めて呉れた洗面化粧台が、三面鏡はあれども合せ鏡にならない三面鏡だった。
三面鏡といえば、合せ鏡になるように、左右の鏡は真ん中の鏡に重なるように開閉できるもの、
というのがボクのイメージなのだが、
どっこい!コヤツは左右の鏡がその反対側に開閉するから、合せ鏡にならないのである。
このことは、後で、仕様をネットで確認して初めて分かった。
見積もり業者はこのことを知ってか知らずか?
業者に対し、不誠意という疑問が湧いた。
一旦OKした申込みを、翌日STOPさせた。
合せ鏡にならない三面鏡のコンセプトは何なのか?
鏡の裏の物入れ棚、そこを乾燥しやすくする仕様にしたので、左右の鏡を取り付ける蝶番の場所を確保出来なかった、ということかも知れない。
でも、仮にそうだとしても、三面鏡=合わせ鏡のコンセプトは不滅だと、ボクは思うけどなぁ・・・・・。
高価な買い物で失敗を免れてやれやれ。
やっと候補を絞り込めた。
2 件のコメント :
ボクんちも嫁入り道具として持ってきた鏡台があった。全く使わないで廊下の突き当りに置いて引き出しを小物の収納場所として使うだけだった。三面鏡でなく1枚鏡だった。
室内家具を処分するためリサイクル業者が来宅したとき、新品同様だが値段はつかない。事務所で利用できそうだからタダなら持っていくというので引き取ってもらった。
施設の洗面所についている鏡は、正面の鏡は嵌め殺しで左右の収納スペースも表面が鏡になっている。これを内開きすれば三面鏡になる。貴兄の記述にある鏡は外向きなる? その理由がよく分からないです。
>忠ちゃん 奥方の鏡は一枚もので、大きかったのでは? 処分する時は心が傷んだことでしょう。貴兄宅のは我が家と同じタイプですね。左右の鏡が内開きだから合せ鏡になる訳ですねぇ。
ところが件の洗面化粧台は外開きになります。外に開くと、鏡に映る像は逃げてい行くので合せ鏡にはなりません。(鏡の裏側も鏡であれば合せ鏡になりますが)
何故そのような設計にしたのか?その理由はメーカーに訊かないと分かりませんが、合せ鏡機能を無視してでも鏡の裏側の風通しを良くしたいと考えたのだろうと、ボクは勝手に想像しています。
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