2階にある寝室の東南向きの窓の下は、生活道路で、乗用車2台がやっとすれ違えるほどの幅しかない。深夜か早朝にかけては、ほとんど車は通らず、早朝5時過ぎになってやっと新聞配達のバイクが通る程度だった。
ところが、数ヶ月前から、トラックのエンジン音に悩まされるようになった。
トラックが道路の向かい側のお隣さんに本を届けに来るようになったのである。
日曜祭日以外の毎日4時から4時半の間に、
一台のトラックが窓の下まで静かに忍び来て、エンジンを切って停車。
運転手が降りてきて荷降ろしする。
そこまでは静かなものだ。
しかし、その後がイケない!
荷降ろしが済むと、再びエンジンをかけて、走り去るのだが、
ディーゼル車の音は大きく、未明の静寂を破るのである。
我が家の窓のガラスは厚さ3mmしかないから、防音効果は小さい。
その音で目を覚まされてしまう。
元々、お向かいさんは自宅から300m程のところで、はやらない本屋兼文房具屋を営んでいたのだが、店舗の借り手が現れた機会に、これ幸いとばかりに、7月はじめに店を閉じてしまった。
しかし、雑誌などを喫茶店、食堂、医院、床屋などへ届ける商売は、自宅で続けることにしたので、毎日のように本を自宅に配達するトラックが来るようになったのである。
トラックはコンビニなどの店卸しにも回るのでルートの変更は無理。
従って配達時間の変更もできないそうだ。
5時にはお向かいさん老夫婦が起きてきて、仕分けを始め、すぐに配達に出かけるのだが、
夫婦の話し声や本を仕分ける音もまる聞こえ。
我が家の起床時間は7時と決めているから、それまで夢うつつ。
これぞ本当の「泣き寝入り」である。
2 件のコメント :
こうした雑誌などを得意先に届ける中間業者がいるのですね。それで商売が成り立つほどの利益が出るのだろうか。
やがて朝を迎えようとする夜のしじまに、眠りを覚ますエンジン音は苛立たしいでしょう。その情景はよく想像できます。ボクが自宅にいた頃は、朝5時に新聞配達のバイク音がかすかに聞こえる。浅い眠りから目覚めベットでラヂオを聴く。そして6時半に起床していた。
施設に入ってからは、だいたい夜中3時ごろ目を覚ましてNHK深夜番組「日本の歌、心の歌」を聴く。昭和時代をテーマに歌手、作詞、、作曲家の歌を紹介する番組だ。そのまま夢うつつ5時半に起床、身づくろいを済ませる。5時45分から10チャンネルの経済番組「モーニングサテライト」を6時半まで観る。世の中の景気状態、当日の株価予測を把握する。
6時半~7時15分まで図書室へ行き、PCを使う。そのころには、老人は朝が早いから、ロビーで新聞を見たり。リハビリ室で身体を動かしたり、ウオーキングしたりしている人がいる。
7時15分~7時45分まで」BSで「おしん」「スカーレット」を観てから8時からの朝食のため食堂に行く。
貴兄は朝の活動開始が7時とは、老人にしては少し遅いとチャイますか。若者みたいだ。もう少し朝の時間を有効に使いましょう(笑)。
>忠ちゃん 本の利幅はそこそこあるのでしょう。それからもう一つは客が多いこと。次々と、本屋を廃業した人が配達のお客を引き継いでくれと頼むから、配達先が増えたようです。競争相手がいないから続けられる訳ですね。
起床時間ですが高齢者は早起きだと言うのが定番のようですね。おそらく就寝も早いのでしょう。
ボクは睡眠時間が7時間です。夜のテレビのメイン番組を見終わるのが23時近くですから、23時にベッドに入って本を読んでいると眠くなり、24時に消灯して寝入る、そんなスケジュールですよ。元来が、貴兄のような深夜に近い早朝は苦手です。3時に深夜放送を聴くなんて、有りえません。😊
とこころで、伊藤君が7月に亡くなったとの訃報が届きましたね。冥福を祈ります。
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