2021年1月20日水曜日

辻真先のミステリーを読んだ

久しぶりに図書館から本を借りて来た。
辻真先著「たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説」。

この本が紹介されたのは暮の新聞の読書欄の記事。
早川書房「ミステリが読みたい!」、文藝春秋「週刊文春ミステリーランキング」、宝島社「このミステリーがすごい!」の2020年ランキングで夫々1位になり3冠を達成した、と。
こういうランキングがあることを、ボクは知らなかった。
著者の名前も全く知らなかった。
ボクより4歳上で、名古屋出身、名古屋大学文学部卒。
2019年の日本ミステリー文学大賞受賞。85歳くらいの時だ。
おお、凄い!
知らぬはボクだけだぁ・・・・。

そして読んだ。文句なく面白かった。
ミステリーのネタバレはここに書かない。
ただ、同時代に青春を過ごした者が読めば、
当時が必ず懐かしく蘇ってくることを請け負う、
と書いておこう。
特に、当時名古屋に住んでいたひとや、
滝子のオンボロ校舎で学んだひと達に。

この作家の他の作品をもう少し追っかけて読んでみよう。
楽しみが増えた。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

相変わらず読書熱旺盛ですね.ボクは全く本を読まない。過去に集めたり、まとめた美術関係、明治村資料など拾い読みする程度です。
したがって自室軟禁が多くなり、日中ヒマだからTVでサスペンス、ドラマを観ることが多くなった。毎日あちこちのチャンネルで軒並み放映しています。
よく観るのは、沢口靖子、内藤剛志、小林稔じ主役のもの。犯行現場が風光明媚な観光地だったりすると風景も楽しめる。しかし複雑な筋書きだと何人かのホシがどういう人間関係か分からない場合が時々ある。それはセリフがよく聞き取れないからであろう。また犯人探しが複雑に絡み合うとついていけなくなる。 そして途中興味がなくなり見るのをやめたりする。
どうも最近耳が遠くなったようだ。アナウンサーは滑舌がよいからそんなに意識しないが、タレント、俳優など何を喋ったか想像して観ている場合が多くなった。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん コロナで図書館がクローズされたり、入館時間が制限されたりしたので、最近は読書を休んでいました。既読の小説がドラマ化されたものは、ボクは基本的には視ません。ドラマのなかには原作をかなり脚色したものがあり、そういう場合は原作のイメージが壊れるから。
貴兄の耳の話ですが、貴兄もそうなんですね。ボクもそのとおりで、セリフが聞き取れないことが多いです。NHKの21時からのニュース解説に出てくる女性アナが桑子から和久田に替わってから、聞き取りにくくなりましたね。特に語尾をはっきり発音しないから困ります。