2012年3月21日水曜日

春一番は吹かず仕舞い

今朝のお天気コーナーのニュースは「今年は春一番が吹かなかった」というもの。
東京では、ということだが名古屋でも同じ。
歓迎されるものではないが、春を告げるものだけに、なければないでなんとなく物足りない。

それだけ春が遅いということだろう。
この冬は例年になく寒かったが、今日もまだ尾を引いた。
散歩には手袋がいるほどの寒さで、北風が強かった。
ボクの定点観測用にしている龍泉寺のエドヒガンは例年ならお彼岸の頃には咲くのだが、
今年はやっと蕾が赤くなったくらいだ。
犬山の木曽川沿いのソメイヨシノの蕾はまだまだ堅い。


それでも日差しだけはもう春。
笹薮から綺麗な「ホーホケキョ」の声。
北帰行の後陣となるキンクロハジロ、カンムリカイツブリ、コガモたち、
水面に浮かぶ数も残り少なくなった。
花は遅れても鳥たちは正確に時を刻んでいるようだ。

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