2010年12月31日金曜日

名古屋弁で大晦日


昨夜息子夫婦が帰省してきた。
家内は夕食に手数の掛からないものをと考えてパエリアにした。
先日予行演習にやって食べさせられたが米が半煮え状態で、とても食べられなかった。
その再挑戦である。結果は、どう見てもゴジである。
こりゃやっぱりゴジだ!と言ったら、息子が、ゴジって何?と訊ねてきた。
そうか!これは名古屋弁だったのか、と、そこで気がついた。
半焼けの焼き芋など、食べるとゴジゴジ感があって
まことにぴったりの表現だから標準語だと信じてきたのだった。
ついでにもうひとつ、嫁から言われたのが「ばどる」。
場所を取るというところを縮めて「場取る」としたものらしい。
辞書に載っていないから、これもどうやら名古屋弁らしい。
家内も同郷人だから、我が家はこうした言葉が当然のこととして生き残ってきた訳だ。

本当はまちがっているのにそうだと思い込んできたことは他にもいっぱいあるだろうが、
今更、修正も難しい。
そんなことどもを引きずりながら生きてきた今年もいよいよお終いである。
年末も大して片付けもしないでツルッと掃除して終わらせた。
先見の明はただひとつ、スタッドレスに履き替えておいたことくらいだろうか。
今日午前中のほんの一時雪が降って、あっという間に1センチ程積もった。
嫁が小さな雪だるまをこしらえたので、あとでボクがそれに気付いてブルーベリーの紅葉でデコレートした。
それを見た家内が千両で目を、木の枝で口を入れて、修正した。
可愛いねぇ!とみんなで感嘆。雪は降っても穏やかな大晦日になった。

2010年12月23日木曜日

年末掃除モード


年賀状も終わったからいよいよ年末の大掃除モードに入らなければならない。
さて何から始めようか?

何はともあれ不用品を選び出すことから始めるのが常道だろう。
昔、仕事の先輩は「3年間全く手を付けなかったものは始末すべし」と言ったが、それが出来れば家の中にこんなにガラクタは溜まらなかっただろう。
そんなことを考えたら、そうそう、今年は流行語対象にノミネートされた言葉に「断捨離」というのがあったことを思い出した。本も出ている。
そんなことで断捨離の本家ブログを少し覗いてみた。

そうこうしていると今日も日が暮れてきた。
ギリギリにならないと本気モードにならないのは長年の習い性になっている。
また明日があるさ!

写真は咲き出した蝋梅の花。これからしばらくは散歩中にあちこちで香りを楽しめる。

2010年12月21日火曜日

はがきデザインキット考

本日年賀状を投函した。一仕事終えてヤレヤレ。
今月初め、いざ年賀状作成を思い立っても、去年はどんなソフトを使ったか直ぐにはピンとこなかった。歳のせいで物覚えが悪くなった証拠だ。
そんなわけで以下は来年の為の覚書。

年賀状作成には、去年から、日本郵便会社提供のはがきデザインキットを使っている。
このソフトの一番の売りは、賀状素材のはめ込みと拡大縮小移動が自由自在に出来て、
しかも、いくつでもはめ込めること。
テンプレートや素材もいっぱい用意されているが、ここだけでは満足のいく素材は見つからないので、フリー素材を他所からダウンロードして来ることになった。
比較的多くの素材を用意してあるのはEpson とCanonの2社。
このうちEpsonは利用するのに登録を求められて厄介だが、Canonは全くのフリーだ。
軍配はCanonに挙げたい。
その他、ネット上には沢山素材が公開されているが、探すのは結構面倒くさい。
今回は探すのをやめて上記サイトから選ぶことにした。

はがきデザインキットでのテキストの入力は至って簡単である。
移動、拡大、編集、文字色の選択なども自由にできる。
不満はフォントの種類が少ないことくらい。
そこで、住所氏名などをJPGなどの拡張子に変換し(ペイント使用)、
それをはがきデザインキットに貼り付ける方法を試したが、文字がボケた。
だから、フォントの不満は我慢することにした。

はがきデザインキットの宛名印刷機能は使い勝手が悪く、フリーソフトのAprint には遠く及ばない。今年もお世話になった。

2010年12月18日土曜日

退院2ヶ月後検診


昨日は退院後2ヶ月経過の受診日。
予約した時間の1時間前に採血、次いでレントゲン撮影するというメニューは前回と同じ。
診察室に呼び込まれた時には血液検査とレントゲンの映像は先生のモニターに映し出されていた。
血液検査の腫瘍マーカーは2種とも正常値内で問題なし。コピーも貰えた。
レントゲン像も問題なし。
順調ですねと言われた。

胸部に圧迫感があると訴えると、
残った右肺は6ヶ月くらい掛かってまだ大きくなりますよ、
それまではそうした感じはあるでしょうと言われた。

さらに、PET検査で疑われた縦隔リンパ節陽性反応は、結局何だったのでしょうか?
と質問したところ、リンパ節に炎症があれば陽性反応を示しますとのこと。
悪いものではなかったのだから心配ないですよとも。
随分硬くなって機能していなかったリンパ節があったのだから、
それを補うために活性が高くなったリンパが他にあったのかも知れない、
だからPET検査で陽性になったか?
自分勝手にそんな想像をしてみた。

ネット検索で出てくる数字から推定して、先生の肺がん手術はすでに800例以上と推定される。
ボクには、神の手を持った先生に思えてくるのだが、その先生からよい結果を告げられるのは嬉しいものだ。
免疫力を高めるにはストレスレスが一番だと言われるが、先生から異常なしと告げられるのが何よりの薬である。

写真は名古屋モード学園スパイラルタワー。異様な姿をしているからよく目立つ。

2010年12月14日火曜日

守口大根の収穫


毎年この時期になると木曽川に近い町内の畑で守口大根の収穫風景が見られる。

一昨日の中日新聞日曜版によれば、昭和50年に1000㌧あった生産量も今年は210㌧にまで減少したそうだ。
それでも我が町の生産量は全国の3分の2を占めて全国一。
全量が契約栽培で、最後は守口漬物になる。
守口漬は仕上がるまでに足掛け3年掛かる。
守口大根の名前の由来は、大阪の守口で栽培されていたからという説もあるが定かではない。
守口漬を開発した人は、我がふるさとの聚楽園大仏を建立した人と同じで、山田才吉という。このことは以前にも書いた。

収穫には、トラクターの力を借りて掘り出し、おばあさんたちがそれを選別し束ねる作業をしている。沢庵のように干す工程はなく、そのまま塩漬けに回される。
畑はアチラコチラ点在しているから畑の所有者はもっと多いと思うのだが、
栽培農家は、最盛期に60戸有ったものが今では10戸に減ったそうだ。
郊外型農業の特徴である企業による農地借り上げ型農業が、守口大根でも進んでいるのだろう。

ともあれ毎年見られる風物詩である。

2010年12月12日日曜日

防寒対策が無線LAN中継機を買う羽目に


いよいよ寒くなってきた。
我が家は安普請である。ましてや省エネ対策などには手が届かなかった。
だから夏暑く冬寒い。現役時代に、5年ほど他人に貸したことがあったが、
借主がそう言った。その通りだと思う。

暖房はもっぱら石油ファンヒーターに頼っているが、灯油の値段が高止まりしたままだから家計には痛い。18㍑700円台は夢のまた夢になってしまった。
そう思っていた折りに、目に止まったのがホットカーペット用のアルミ蒸着省エネシートだ。クッション材の厚みにより値段が違うが、4㍉ものでも1280円/3疊である。
早速買ってきて1階の食堂兼居間に敷いてみた。もちろんその上には安物のカーペットも。結果は、良さそうである。

これに味を占めて、2階の書斎にも敷いてみた。
ここで、問題が出た。
1階で使っているノートPCがインターネットに繋がりにくくなったのだ。
確かに、電波表示を見ると、有るか無いかの強さしかない。
今までも2階の無線LANからの電波が弱かったのは確かだが、ネットに繋がらないということはなかった。
こうなったのはアルミシートのせいかも知れない。

そういう訳で、新たに買い入れたのが無線LAN中継機。
B社の無線LAN専用のアンテナはしょぼくて壊れやすいとのクチコミを読んで、
P社の中継機にしたのだ。値段も1000円ほど高いだけの4200円。
例によって設定に手こずったが、ネット閲覧もサクサクと動くようになった。
この中継機はWi-Fi規格の無線機器なら4つまで繋げられるようだ。
この先の利用価値を考えたら、良い買い物だったかも知れない。

暖房対策の話が横道にそれてしまった。

2010年12月2日木曜日

保険金 何だかんだと 出ししぶり

がん保険の給付金支払い請求をA社にしたら、素直には支払に応じてくれなかった。
請求したのは診断給付金と入院給付金。
先に呼吸器外科の先生に書いてもらい提出した診断書兼入院証明書には、手術日が診断確定日になっているから、おかしいというのである。
通常は生検の結果が出た日を確定日とするようだが、生検は呼吸器内科でやっているから外科の証明書には書けないのが道理である。
そこで、止む無く内科にも証明書をお願いするはめになった。

指定日の2週間経ったところで問い合わせしたら、未だ出来てないと言われた。
しかし、主治医先生も申し訳ないと思ったのだろう、直ぐ書いてくれて、翌日には出来上がったという連絡がもらえた。
昨日、それを受け取りに行ってきた。

その証明書の内容はといえば、内科で生検手術をした日の3日後が診断確定日になっている。従って、この検査のために入院した4日間は入院支給金の対象にはならないのである。このことはボクの予想通りだった。
しかし、診断確定日が外科で書いてもらった日よりも前に遡ったので、手術の前日に入院した1日分が支払い対象に追加される計算になる。
4200円の証明書代を支払ってもこちらに損はないのだが、こんなことで忙しい内科の主治医先生には甚だご迷惑をお掛けしてしまった。
申し訳ない思いだ。

内科と外科を通して1通の証明書が書いてもらえれば問題はなかったのだが、
所定の用紙には主治医一人だけの署名捺印欄しかないから、それも出来ない仕組みになっている。
保険会社が総合病院の仕組みを知らない訳がなかろう。
それにも拘らず、自ら改善もしないで、他所様に煩わしさを押し付けている。
「保険金 何だかんだと 出し渋り」 
と言われても仕方があるまい。

2010年11月27日土曜日

落ち葉


ここ2、3日で庭のアメリカンハナミズキの葉がすっかり落ち、ご近所さんの前の道路にまで落ち葉掃除をしに行っていたが、もうその必要がなくなった。
今、真っ赤な満点星(ドウダン)は葉が小さいから遠くまで飛ぶ心配はない。
ブルーベリーも落葉が始まった。

散歩中に目に入る紅葉では、銀杏が一番綺麗だ。
先日、百均でギンナン割りペンチを買ってきた。
店先に出ているのはまだまだ高いが、やがて格安なものが出てくるはずだから、それまでお預けである。


木曽川遊歩道は、ムクノキとエノキの落ち葉で敷き詰められ、
大勢のひとたちに踏まれて、ほこりの立つほどである。
木にはまだまだ紅葉が残っているから、本格的な落葉はこれからだ。
カンムリカイツブリに続く第2陣目の鴨群団、キンクロハジロがすでに沢山到着している。
紅葉の見頃が近い。
来週は犬山寂光院に行ってみようか・・・。

2010年11月26日金曜日

皇帝に傘を捧ぐ


皇帝ダリヤを見かけることが多くなった。
一昨年、株をどうぞお持ち帰り下さいと、書いてあるのを木曽川緑地公園で見かけたことがある。幹の一節があれば比較的簡単に増やせるようだ。
このことは以前にも書いた。

今日は、狭い庭先に咲いた1本にコウモリ傘をさしたお宅をお目にかかった。
後生大事にここまで育てたのだろう。皇帝に傘を捧げる気分かな?
風が吹いたらどうするのかな?などと、野暮は言うまい。

2010年11月25日木曜日

1枚のパッキンのために

水道蛇口に取り付けてある浄水器の取付部から漏水がひどくなったので、
多分、中空糸が目詰まりしてきて内圧が上がったためだろうと考え、
新しいカセットに交換した。
しかし、漏水は止まらなかった。
そこでやっとパッキンの老朽化だと判ったのだが、
パッキンだけをどこにも売っていない。
止む無くT社のホームページから、入手方法を問い合わせた。

その結果、無料でパキンを1枚郵送してもらえた。
わずか1枚のパッキンの為に、T社では関係部署が連携して動いてくれたから、
人件費などのコストが随分掛かったんだろうなぁと思う。
あるいは、市場でスペアパッキンを入手出来るようにするよりも、要求のあったお客にだけ対応する方が合理的と考えているのかも知れない。
・・・が、それはどうでもいいことで、
お客側にしてみれば無料サービスはありがたい。
心証が悪かろう筈がない。

ダメもとで、問い合わせる。
暇人のボクには、こうしたケースが最近、どうも増えつつあるようだ。

2010年11月23日火曜日

鶴瓶の家族に乾杯に映った顔

昨夜のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」は岐阜市の巻後編だった。
観ていて驚いた。
ご近所のおばさん(と言ってもボクより数年年上だ)の、
繊維問屋街で物色中の顔がクローズアップされたのだ。
家内と観ていて、同時に、I さんだ!と叫んだ。

今朝になってご当人に出会ったから、早速その話をした。
なんと、ご当人も同じ番組を観ていたのに、自分が映っていることに気がつかなかったというではないか。
そのくせ、以前にテレビカメラで写されたことがあって、何時放映されるのかと訊ねたことは覚えていた。
それは今年のことではなく、2、3年以上前のことじゃないかという。
そう言われてみれば、テレビの顔は大分若い気がした。
だから本人も自分だと分からなかったのかな?

そのシーンは岐阜市紹介の場面だから古い映像を使っても何ら不思議ではないが、
岐阜駅前の繊維問屋街といえば、今では寂れ寂れて、シャッター街になりつつあるというから、少しでも賑わいのあるところを見せたいという演出だったのかも知れない。
番組制作の舞台裏をちょっと覗いた気分である。

2010年11月21日日曜日

これはなぁ~に?

散歩中に見慣れない植物を見かけた。
ツル性であり、畑で栽培され、地面に這わせてある。
夏とかの季節なら南瓜とか、瓜や冬瓜の類と直ぐ分かるのだが、
晩秋のこの時期になってもなお青い葉っぱを伸ばし、
子供のこぶし大の白い実をいっぱい付けている。
さすがに最近の冷え込みでやられたのか表面の葉っぱは焼けているが、内側の葉はまだ青い。


何だろう?訊ねようと、近くに誰かいないか探したけれど、誰もいない。
しばらくはここを散歩コースに入れて、畑の主に出会うことを期待しよう。

2010年11月18日木曜日

やはり無縁のボージョレーヌーボー


都会では午前0時発売のボ-ジョレヌーボーを買うために行列が出来たとか。

大抵のワインならうまいと言って飲んでしまうボクにはソムリエの素質はない。
ヌーボーだからと味わう気分になったことがないから、買った試しもない。

しかし、ものは試しだと思い直して、
イオンがPETボトルのハーフサイズを500円のワンコインで売り出すというので、
9時開店を狙って買いにいった。
しかし、こんな田舎のイオンモールにはハーフサイズは置いてなかった。
PETボトルで720m入りが980円なり。
今の身体的情況ではこれを1本飲む勇気はないから、結局、買わなかった。
やっぱりボクには無縁のボージョレーヌーボーだった。

帰りがけに、朝の光に輝く露地の菊が鮮やかだった。
キレイですねぇ!と 畑にいた老夫婦に声を掛けたら
ニッコリと笑顔を返してきた。

2010年11月13日土曜日

黄砂


この時期に黄砂が飛んでくるのは珍しいという。
この地方では今日の昼過ぎまで続くそうだが、
午前中は、薄曇りの天気だから、
そうだと言われなければ分からない程度だった。

ウォーキングもやっと以前の歩数に近づきつつある。
1万歩ウォークを一昨日から3日連続でやった。
お蔭で、下り階段で膝に痛みがきていたのも消えてきて、
入院で弱っていた足腰が回復しつつあるのを実感している。

写真は、黄砂に霞む犬山の丘陵、手前は守口大根畑。

2010年11月9日火曜日

柚子の豊作


30年くらい前に、庭に何もなくて寂しかろうと言うので、
1本の柚子の木を植えておいた。
それまで全く手を入れていなかったが、数年前から素人ながらも手を入れてみた。

4年前にテツサビ病防除のためにマシン乳剤を散布したら、
翌年多くの葉が黄色くなって落ちた。乳剤が濃すぎたらしい。
樹勢の回復を待って、2年前に余分な枝を間引きしたうえで、少し濃度を薄めてマシン乳剤を散布した。
その結果、去年は、それまでにない程に沢山の実を付けた。
しかし、テツサビ病はまだ残っていた。

さらに去年、収穫のあと、3回目のマシン乳剤を散布した。
その結果は写真の通り、鈴なりの実を付けた。
テツサビ病もほとんど目立たなくなった。

これだけ多くを柚子ジャムにするには大変だと、
今から家内が心配している。

2010年11月8日月曜日

秋の色と夏の名残の花

近くの街路樹のカエデが紅葉した。
毎年この3本だけが早く紅葉する。


道端で目に止まったのがこの白い花。
ハナシュクシャ(花縮砂)か?
であれば別名がジンジャー。
名前だけは聞いて、知っている。
夏前から咲いて、今なお咲いているというから、
随分、開花期間の長い花だ。
以前、ハナミョウガとか、ウコンとかと勘違いした花である。
どちらもショーガ科だから親戚ではあるが・・・。
長いといえば、赤い花カンナもまだ咲いている。
これも、夏の花ではなかったか。
こちらはカンナ科で原産地は亜熱帯アメリカだというから、
インド、マレー原産のハナシュクシャとは縁がなさそうだ。


今年は綿の木があちこちで見られる。
皇帝ダリヤはまだ咲かないが、これも確実に増えている。
花好きのおばさん、おばあさんたちが珍しがって、
タネとか株とかを融通しあっているのかも知れない。
露地の花にも流行り廃りがあるようだ。

2010年11月5日金曜日

ボケは年寄りの特権だ


ボケは今に始まったことじゃないが、季節と共にボケも深まったか!
ここのところで続けて2つのボケをやらかした。

実は、右上葉肺を切除したあとどうなるのか?って、真剣に考えたことなかった。
残った下の肺が上がってくるとは聞いていたのだが・・・。
さる29日の外来受診で先生がレントゲン写真を見せて、こうなりましたと言われても、
それが何を意味しているのか?まだ、分からず、先生に質問しちゃった。
切除のあとは空洞ですか?体液で満たされているんですか?って。
先生も、オイオイ、お前は何を言うのか!と思ったに違いないが、
写真を指さして、「こうなったんですよ。完全に上に上がって、その分腹腔が上にせりあがったんです」と言ってくれた。
自分では、こんなに早く上がってくるとは思ってもいなかったのだ。
恥ずかしかったネ!

2週間前に図書館で借りた本の1冊が近来になく面白かったので、一気に読み終えて、早々に、図書館に返した(最寄り駅の返却ボックスに)・・・と思っていた。
ところが、昨日別の本を借りたて家に帰って、何気なく手渡されたメモを見たら、
返したはずの本がまだ返してないことになっているではないか!
そんなバカな!とばかりに、わざわざ図書館に出掛けて、その旨を申し出た。
当然、本は返されてなかった。
図書館側では、そういう事なら仕方がないですね、と処理をしてくれたのだが、
こちらも、ひょっとしてボケたかも知れないので、もう一度、家で探してみると言って帰ってきた。
そうしたら、やっぱり出てきた。積み上げた本の下の方にあったのだ。
図書館に直ぐ電話してお詫びし、そのあと届けに走った。
何とバツの悪かったことか!
我が事ながら、お前はアホか!

でもいいよね、この歳になると、ボケで済ませられるから。
年寄りの特権だ!

写真は久しぶりの木曽川風景。カンムリカイツブリが先陣で到着、寒ハエ釣りも始まった。

2010年11月2日火曜日

週刊東洋経済 がん完全解明 を読む

10月30日号の週刊東洋経済は「がん完全解明」と銘打った特集記事を満載している。
まだ店頭に残っていたら保存版として確保しておくのがいいかも知れない。
大学のクラスメートのUさんがこの雑誌のことを教えてくれた。
もちろん早速読んだ。
「完全解明」は謳い文句だからそのまま鵜呑みに出来ないが、いろんな角度からがん治療を論じているので、少しでもがんに関心のある者ならば参考になるところが多いはずだ。

ボクが大いに参考になったのは保険のこと。
何10年に亘ってがん保険を掛けてきたから、今回保険金が下りても掛金の何分の1にしかならないが、それでも助かる。
今回のボクの場合は、入院の個室料は完全に保険でまかなえる計算だし、手術を含めた治療費も診断給付金で充分お釣りがくるはずである。
だがしかし、ステージⅠで済んだからそうなるのであって、もしこれが抗癌剤を飲む羽目になったら、薬代だけでも大変な出費になるそうだ。
だから、人によっては一つのがん保険だけでなく2つも3つも掛けているという。
がん治療費を抑えるためにも、早くがんを見つけることが如何に大切かよく分かる。

今回受け取る保険金は、65歳以上になって半額に減らされたから、大した額ではない。
再発に備えて残しておくと言うにも、憚られるくらいの額である。
この際、持ち出しにならなかっただけでよしとしよう。

2010年11月1日月曜日

肺がん手術 思い出すままに


肺がん手術とそれに伴う入院のため不在したのでブログに空きが続きました。
入院が10/5、翌日手術、術後13日目の10/19に退院。
自宅療養10日後の10/29に外来受診して良好な経過を確認、
現在リハビリ中です。
ご心配や、励ましを頂きた方々に心から感謝申し上げます。
爺さんの暇つぶしもとんだところで暇つぶしをしたもんだ。
・・・ということで、従来どおり記述は日記風に書きます。
取り敢えず、思い出すままに・・

7月30日にはじめて発覚した肺がんはまるまる3ヶ月かって、
ステージⅢAの疑いが晴れて、ⅠAということで決着した。
この間にストレスは上がったり下がったり。
新しい情報が不安材料であれば上がり、安心材料であれば下がる。
主治医の一言でも、安心出来るものもあれば、不安になるものもある。
今回の経験で、何が大変だったかといえば、
手術のあとの身体的な痛みや辛さではなく、
圧倒的にこうした精神的なストレスだったといえる。

ボクよりも進行したがんの人は、もっと多くの不安を抱えて、それに耐えていかなければならないと思うと、
ボクは何とラッキーだったことか!
 
今回のがん騒動はいろいろな幸運に恵まれた。
気にはなっていたもの数年間、受けていなかった肺がん健診の案内を、
町内無線放送で聞いて教えてくれたのが家内。
このタイミングで健診を受けたのが第1の幸運。
この前では見つからず、この後では手遅れだったということも有りえる訳だ。

次は、健診のレントゲンフィルムを読み取ってくれた先生がその道の権威の先生だったこと。
ここで見つけてもらえなかったらと、今思うとぞっとする。
さらに、この先生のいる病院を探し出して、主治医になってもらえたこと第3の幸運。
地域がん診療連携拠点病院の呼吸器内科の部長先生だった。

第4の幸運はこの先生が呼吸器外科の部長先生を執刀医に選んで下さったこと。
実は、この主治医にこそ手術をしてもらいたいと、ボクが心に決めて、この病院を選んだのだ。
県がんセンターで実績を上げ、この病院の部長になった先生だ。
手術例数は600以上と、ネット上で紹介されている。
この病院は現在、県がんセンターに次いで手術例数が多い。
15日間入院している間、土日祭日に関係なく、1日の休みもなく回診して下さった。
全く頭の下がる思いである。そのことを先生に訊いてみた。
先生曰く、「1週間に手術が7つありますからねぇ・・」と。
患者が多くて、休めない状態のようなのだ。
世に病院勤務医不足が言われているが、その一端を見たような気がする。

幸運が続いた肺癌手術、100%根治に向けて経過観察に入ったところ。
この先5年間続けられることを祈りたい。

写真は今朝の虹。

2010年8月15日日曜日

しばらく休みます

都合によりこのブログをしばらく休みます。
これまでご覧いただきありがとうございました。

2010年8月6日金曜日

猛暑のうらで


921カ所ある気象庁の観測点のうち、最高気温が35度以上の猛暑日となったのは179カ所に上り、前日に記録した今年最多を更新した。・・とはasahi.comのニュース。
山陰や北陸、北日本で軒並みの猛暑で鳥取38.4℃、青森36.6℃、北見37.1℃というから、暑さ慣れしていない北国の人達もさぞや大変だっただろう。
一方、こちらは雲が出たお蔭で34℃止まりだったし、風もあったから比較的楽だった。
涼しくなったのを見計らって、夕方近くになってから木曽川へ歩きに出かけた。
雲が多い割には湿度が少なく、伊吹山も見え、見慣れた風景も何だか新鮮に感じた。
猛暑のうらで秋が近づいたと感じたのは気のせいか?

2010年8月5日木曜日

秋波(しゅうは)


最近、新聞を読んでいてときどき見かけるこの言葉、菅総理の姿勢を評してよく使われている。
山本周五郎の古い中短編集を読んでいたら、秋波にわざわざルビが振ってあって「ナガシメ」とある。
語源を調べていくと暗送秋波という言葉に出会った。
ひそかに流し目を送って、相手に媚びること、とある。
なぜ秋なのか?については、秋という字には「さびしい」というのと、紅葉などの「はなやか」というのと2つの感じかたがあって、秋波の場合は後者だという説を目にした。
本来、秋波は美人の涼しい目もとを指すようだから、なるほどと納得した次第。

それが転じて現在では余りいい意味には使われなくなった。
死語に近い言葉だったのが衆参議院のねじれに伴って蘇ったようだ。

暑さが続くなか、あと2日で立秋。
「ハスキーなお福」もそろそろ揃い咲くだろうか?
まずは、おの字の女郎花が真っ盛り。

2010年8月1日日曜日

愛知県議会丹羽郡選出議員補欠選挙


今日は表題の投票日。
先の参議院選挙で、愛知県地方区で当選した前県会議員はわが町の出身。隣町との2町からなる丹羽郡からの選出県会議員だった。
その補欠選挙である。

民主党候補は30歳の学習塾経営者。若いしタフだから、頻繁に回ってきていた。
外出中に出くわして手を握られた家内は、「なかなかのイケメン」と評した。
片や自民党候補は、50歳代で、隣町の町議会副議長を務めた飲食店経営者。どんな人物かよく知らない。

元々、丹羽郡は保守地盤である。
ところが、先の、衆議院選挙では投票数で民主党が自民党を上回った。
しかし、参議院選挙ではそれがまた逆転した。
今日も猛暑日であり、無関心派の投票が少ないと予想されるから、自民党候補の圧勝になるだろうか。

とにかくも、昨日までの街宣車の騒音から開放されてほっとしている。
写真は木曽川緑地公園のアメリカフヨウ。今が見頃。涼しげに撮れた1枚。

追記 選挙の結果は、自民の勝利。38%の低投票率も予想通り。
意外なのは民主の票がかなり伸びたこと。
隣同士の町民でありながら、候補者に対する同郷意識が働いたか?あるいは、両町合併話が出たときに金持ちの町が貧乏な町との合併を嫌ったことがあり、嫌われた側の町民のわだかまりがこんなところにも出たか?・・・など、これはボクの深読み。

2010年7月29日木曜日

車検


昨日は、愛知万博の年に買い換えた車の2回目の車検を受けた。
あれからもう5年、早いものだ。
近年ガソリンの値上がりと遠出をしなくなったことで、走行距離は2万㌔メートルにも達していないから傷んでいるところも少ない。
バッテリー、ワイパーブレード、エアーフィルター、発炎筒、エンジン冷却液の更新があった。オイルエレメント、エンジンオイルの交換時期ではないので、これはなし。
意外だったのが、ワイパーブレード。
劣化していることを承知しているので、あとで、自分で取り替えるから交換は要らない、
と言ったら、それでは車検は通らないと言われた。

法定費用込で112,000円の支払いは想定内であった。
先代のマイカーの時から、購入したディーラーに車検を任せているが、この額が高いか安いかは分からない。
スタッドレスタイヤの購入やオイル交換など、同じディーラーを利用して来たが、オートバックスなどと見比べても高いという印象はなかった。
ワイパーブレード代金もホームセンターの値段と変わらないか、むしろ安いくらいだ。

車検で毎回思うのは、走行距離に関係なく義務付けられていること。
法定費用は別にしても、走行距離の少ない車には軽減制度を取り入れてもらいたいものだ。
 
写真は代車。こんな機会でもなければ、若者向きのこんな車に乗る機会はないだろう。

2010年7月27日火曜日

庭のクマゼミ


今年もまた庭のハナミズキでクマゼミが鳴いた。
昨日は撮影可能な所にいたので姿を収められた。
鳴いていtたのは1匹だけだが、気がつくと他にも2、3匹、どこからともなくやって来た。多分メスだろう。
鳴いていたオスはなかなかのモテぶりである。

クマゼミが鳴く時間帯は大体決まって8~9時頃だったが、
今日鳴いたかどうか?気がつかなかった。
鳴き声に慣れて、聞き漏らしたか?
あるいは、きのうの求愛が成功して満足したせいか?

今日の最高気温予測は35℃超だから、猛暑日連続8日となって、何とかの記録を伸ばすのだろう。
暑さとクマゼミはセットで風情だ!
なんて、今この暑さに耐えている人は決して言わないだろう。

2010年7月24日土曜日

境川部屋


昨日の中日新聞のトップ記事は境川部屋宿舎問題。
暴力団関係者が取締役を務める建築会社から土地を提供されたものだという。
テレビも一斉にこれを取り上げた。
問題の宿舎は我が家から1キロ離れたところにあるが、取材のヘリコプターが旋回しては我が家の上空近くを通るので実にうるさかった。

今日、木曽川へ出るついでに通りかかったが、昨日の騒ぎが嘘のように静かであり、若い力士が洗濯したりする姿が見られる程度で、平穏そのもの。

報道された内容の真実がどうなのか知る由もないが、近くにいる町民の一人として、大げさに騒ぎ立てるマスコミに反発を感じざるを得ない。
夏場所開催中の愛知県体育館に通うにも1時間位かかるようなこんな田舎町で、回りが畑と住宅に囲まれた場所に、練習用の土俵も確保できないような狭い土地にしか宿舎が確保出来なかったという、このことだけでも相撲部屋を維持存続させる大変さが察せられようと言うものだ。

刑務所に入っている息子が取締役に名前を連ねていると言われた問題の建築会社は宿舎の直ぐ近くにある。
テレビのなかではゼネコンみたいな大きなビルのようにイラストされていたが、それはとんでもないウソだ。2階建ての文化住宅である。

テレビでみた境川親方の「組関係者とは知らなかった」という話に嘘はないだろう、そう信じたい。

2010年7月23日金曜日

猛暑日続き

今朝は我が家のハナミズキでクマゼミがけたたましく鳴いた。
1週間前から近所で鳴く声を聞いて、これも風情のうちと思っていられたが、
近くでこいつに鳴かれると風情なんていうものではない。今日の暑さを予言しているように聞こえる。予報では今日の最高気温は38℃とか。

昨日は、岐阜、名古屋で38℃、国内最高気温レコードホルダーの多治見で39.4℃。
多治見の記録は、7月としての最高気温の記録更新だとか。
我が家の2階の書斎でも38℃。
この3日間は連日の猛暑で書斎から退避した。お蔭でデスクトップPC はお休み。
書斎にクーラーがない訳ではないが、あちらもこちらもと、クーラーを贅沢に使うようには育ってこなかった。
家内と二人で食堂兼居間のクーラーを効かせて逼塞した。

さて、今日はどうしようか?
逃げこむ先は図書館か?スーパーか?

2010年7月19日月曜日

岐阜城に登る

この3連休に娘一家が里帰りでやってきた。
お盆は旦那の里へ帰るのが年中行事だから、その償いに孫の顔を見せに来るという心遣いのようだ。 その孫が岐阜金華山のリスを見たいというので、ジジババもお供と相成った。

途中で見た木曽川は水量の多さと濁りの様子に集中豪雨の余韻を残しているが、 長良川は清流を既に取り戻している。清流長良川の面目躍如といった感じ。

リス園はロープウェーで登った岐阜城直下にある。 駅の脇にあるリス園は周囲に金網を巡らせ、20人入れば狭苦しいくらいのスペース。
フェンスの上辺にはリス返しがある。
天井には金網がない。代わりに猛禽類避けに目立たないくらい細い線が適度の間隔で張り巡らせてある。
昼の開園は12時からの1時間だけ。
リスだって生き物だからのべつ幕無しに餌を貰っているわけではない。


満腹になったのか、金網にぶら下がって昼寝をしているのも居た。 孫も手乗りのリスに大満足だった。 前回来たのは娘が孫と同じくらいの年のころだったから30数年ぶり。よく続いている。 そのせいもあるのだろう、岐阜公園内では野生のリスを見かけることがある。ここから逃げ出した子孫たちだろう。

2010年7月16日金曜日

歩数計を洗濯しちゃった


昨夜の岐阜県南部を襲った集中豪雨も去り、朝から雨が上がった。
夕方から、また雨だというから、朝のうちに掃除をしようと、窓を開放して書斎に掃除機を掛けていたら、「お父さん急いで来て!」と家内が大声で呼んだ。
何事かと訝りながら行くと、家内が洗濯機を覗きながら、「この音何?」
という。家内は洗濯機が故障したかと思ったらしい。
確かに小さなピッピッピッ・・と音が聞こえた。
隣家の工事の音かと思ったが、間違いなく洗濯機の中から聞こえた。
何だろうと首をかしげている間に鳴り止んだ。

ここでピンポーン!
そうなんだ、歩数計を短パンに付けたまま洗濯しちゃったのだ。
更に、ピーンときた。これは救えると。
こういう機器の分解は、いわばボクの趣味みたいなもの。
直ちにネジを外して分解、余分な水分をティッシュで拭き取り、拭けない細部はドライヤーの送風を1時間程度当てて乾燥させた。
再度組み立てて、結果はオーライ。
ボタン電池もそのまま使えた。
軽量で、3D仕様、懐中時計にもなるから、これを使い出してから腕時計が不要になったというほどの、お気に入りの1品である。

2、3年前に、家内が旅先でケイタイをトイレに落として、しょげながら帰ってきたことがあった。
キレイな水の中だからというので、さっと水洗いし、フタを開け、メモリーカードを外して、ドライヤーで乾燥させたら、蘇った。今もそのケイタイを使用している。
この経験が今回生きた。

家内にもそんなボケがあったから、今回は非難されずに済んだ。
ヤレヤレ! ホッ! 
ボケはしたくないものだ。

2010年7月15日木曜日

デジタルなトラブル解決

梅雨末期の豪雨で各地に被害が出ている。
我が家は幸いにもそういう災害とは無縁の地形の場所にあるから、少々の豪雨でも心配ないのだが、この3日間外出もままならないのには往生した。
体がナマッテしまいそう。
だが、パソコンで色々問題が発生したので、これに集中できたのは幸いというべきかも知れない。

まず、ノートPCの無線LAN が途絶えるトラブルが発生した。
デスクトップPCは問題なく繋がっているので、問題はノートPC側にあるのではないかと考え、ああでもない、こうでもない、と弄り回している間にPC自体がおかしくなった。
仕方がないから、PCに付属してきたディスクを使って復元を図ったら、データが全部消えた。
更に、悪いことに、windows update で、80項目以上もあるから、時間が掛かってちっとも終了しない。これもトラブルなのかといじるから、一層悪くなると言う悪循環に陥った。
結果的には、じっくり更新を待てばよかったのだが、それが分るまで時間が掛かったとい次第。
消えたデータは特に重要なものでもないし量も少ないから、ショックは少ない。
無線LANのほうは、アカウントを入れ直したら繋がった。
何が原因でアカウント設定が狂ったのか?分らない。 アカウント狂いはこれが2度目。
最初から原因がこれだと分れば処置も速かったのだが、あとの祭りである。
以上の結果、vista も快調に動いている。

次は、テレビとブルーレイレコーダーで写真のスライドショウを見ようとしたら、どうしてもこちらが指定した順番に表示してくれないという問題にぶつかった。
これは未だに何故だか分らない。
メーカーのパナソニックに問い合わせたが、未だ返事が来ない。
自分が考えるに、写真のExifデータが絡んでいるらしい。
Exifデータを書き換えできるフリーソフトを2つインストールして、写真のExifをいじってみたら、何とかスライドショウも任意の順に見ることが出来るようになった。
自分の希望どおりの順序にスライドショウしないなんて、一体これは何なのさ! パナ以外のメーカーの装置もそうなんだろうか?

ついでのことながら、先の海外旅行に一眼とコンデジの2台のカメラを持っていったが、コンデジの日付変更と時間合わせをしておかなかった為に、後々、写真整理で余分な手間を掛けるはめになった。
上記2つのソフトは、本来、そのトラブルを解決するためにダウンロードしたものだが、スライドショウの問題解決はその余録という訳だ。

デジタルなトラブルは、分かってしまえば何てこともないのだが、いつものことながら解決に時間がかかる。 こんなことが出来るのは暇人の特権かも知れない。

2010年7月11日日曜日

ブルーレイレコーダーを買った

地デジテレビを入れたからには、いつかはデジタル録画機器も必要になるだろう考えて、ずっと価格ドットコムで最安値の動きをチェックしていたのだが、 サッカーW 杯で日本が敗退したあと2000円ほど値下がりしたので、 思い切って最安値のネットショップで購入した。
値段はヤマダ電機より1万5千円程安かった。
その後、売れ筋1番人気の同機種は値上り傾向にあり、新機種登場に備えて品薄になっている様子が窺えるので、ボクとしてはこの度の買い物に満足している。

しかし、本当にこの店でよかったかどうか、少々焦る場面もあった。

今回のネット店は各務ヶ原市内にあり、送料と支払い手数料を支払うよりも自分で取りに行った方が安くあがるので、店まで出向いた。
看板の名前がネットの店名と違うし、玄関ドアの内側いっぱいに荷物が積みあげてあって営業しているようには見えなかったが、 それでもと思いながら、積み上げた荷物の間から訪いを告げると、店主らしい中年男性が対応に出てきた。
品物は用意してあった。
5年保証延長の料金も払ったが、メールで通知が行くからと言うだけで詳しい説明がなかったし、領収書も小さなレシーと1枚だけだった。
誠に愛想のない対応と言わざるを得ない。
通販だけのネット店は、お客の顔を見ないで商売しているから、こんな無愛想でも通用するのだろう。普通の客だったら2度とここでは買わないだろと思った。
確かに、家に帰ると保険会社からメールが届いていて、5年保証も登録されていた。
当のブルーレイレコーダーも問題なく機能している。

いつものことながら、ネットで物を買うのは少し勇気がいることであるが、今までに失敗したと思うことはなかった。
会社案内や店舗評価を参考にしながら、それなりに慎重な店選びをしてきた結果だろうと思っている。

2010年7月10日土曜日

中欧ツアーで見た樹木(3) これは何の木

未だ6月の初めだったのに、緑の中に目立つ紅葉の木があった。
オーストリアのハルシュタットで見たのは高木だった。
ハンガリーのショプロンではまだ高さ数メートルの若木だった。












色々検索してみたが、何の木なのか不明のまま今日に至った。

その他、2種類の高木を、日本では見かけない珍しい木だと思ったが、はっきりした写真を撮る機会がなかったので、調べられない。

知らない木の名前を知ってどうなるということでもない訳で、
知りたいという欲求が満たされなかったというだけの他愛のない話。

追記 ブログ友からヨーロッパブナ・パプレアではないかと教えてくれた。
    多分そうだろう。検索してみると、姿形がそっくりだ。

2010年7月9日金曜日

中欧ツアーで見た樹木(2) セイヨウトチノキ


セイヨウトチノキの並木道と言ってもピンとこないが、マロニエの並木道といえば即パリのシャンゼリゼ通りを連想する。マロニエはセイヨウトチノキのフランス名だそうだ。
トチノキが県の木だから、宇都宮にはさすがに立派なトチノキの並木道があるようだが、ボクの初見は盛岡市内だった。こちらはセイヨウトチノキの近縁種。
両者の一番の違いは蒴果に刺が有るのがセイヨウトチノキで刺がないのがトチノキとのこと。
ツアーで中欧を訪れた1ヶ月前は、ちょうどセイヨウノキが真っ盛りで、なかなか見ごたえのあるものだった。
花が白色と赤色の2種類あるのを見た。


検索して分かったことだが、ベニバナトチノキというのもあるらしい。
松戸市内で並木道になっている写真を見た。
こちらはセイヨウトチノキとアメリカのアカハナトチノキの交配種だそうで、
赤い花の方は、あるいはそれかも知れない。

街路樹にはその他にニセアカシヤをよく見かけた。
同じような白い花が咲いているのだが、花序が上に向かって咲いているのがセイヨウトチノキで、下向きに垂れ下がっているのがニセアカシヤ。
今も印象が強く残っている。

2010年7月8日木曜日

中欧ツアーで見た樹木(1) ボダイジュのこと




中欧スアーから帰って1ヶ月も経とうとするのに、まだこだわっていることがある。
それは現地で見た樹木の名前。
日本で見かけるかどうかは分からないが、日常的に見られるものではないので、
せめて名前くらいは知りたいという思いがあって、気に懸かっていた。

まずは、ボダイジュのこと。
プラハの朝、ホテル前の大木の並木を見てこれは菩提樹だろうと直感した。
その後、ザルツベルグで日本人の現地ガイドがフユボダイジュだと言ったものと同じだったから、プラハのそれはフユボダイジュ(コバノシナノキ)だったらしい。
だが、ガイドはナツボダイジュも有ると言った。

あとで調べてみると菩提樹と言われる木にはいろいろあることを知った。
先ず、ヨーロッパでよく見られるのはセイヨウボダイジュと言われるもので、
ヨーロッパ原産のフユボダイジュ(ナシノキ科ナシノキ属ナフユボダイジュ)と
ナツボダイジュ(同科同属ナツボダイジュ)の自然交配種のようだ。
フユボダイジュはコバノシナノキのことであり、別名にシナボダイジュ、ヨーロッパボダイジュともいうらしい。
その他にボダイジュと言われる種類は多いらしいから、素人目にはどれがどれだか分からない。
いずれも30メートルにも達する落葉高木。

日本の菩提樹は中国原産で、同じシナノキ科シナノキ属。
落葉高木だが、高さは10メートル程度まで。

一方、釈迦がその下で悟りを開いたと知られる菩提樹はインド原産のクワ科イチジク属の常緑高木のインドボダイジュ。
インドボダイジュが中国では育たないから、中国では落葉高木のボダイジュを代わりにしたということらしい。

ついでながら、シューベルトの冬の旅のなかのLindenbaumが何ボダイジュなのかは分からないが、そもそも菩提樹と訳すのはおかしいという説もあるようだ。

ボダイジュについてはまことにややこしい。

2010年7月7日水曜日

オニヤンマ

今日は、素手でオニヤンマを捕まえた。
木曽川緑地でウォーキングを終え、駐輪場所に戻ったら、 サドルの上に止まっていた。
逃げるかと思ったら、いとも簡単に手のひらに収まった。
彼にしてみれば余程タイミングが悪かったのだろう。
が、捕まったのがボクでよかった。
写真を撮って、すぐ、放免してやった。

人生70余にして、これまでに捕らえたオニヤンマの数はそんなに多くない。
オニヤンマに出会う機会がそもそも少ないし、 その上、彼は敏捷だから捕虫網で捕らえるのは簡単ではない。
子供の頃でも、せいぜい10回もなかっただろう。
35年ほど前、岐阜県谷汲へ家族連れで遊びに行ったとき、
横蔵寺付近の田圃の中で小学生だった息子と一緒に追い回して、
やっと1匹捕らえたのが記憶では一番新しい。

ここ木曽川緑地遊歩道に来れば彼の姿をよくみかける。
彼らにとっても、いい環境に違いない。

2010年7月6日火曜日

これもキノコ?


7月6日 五条川沿いを散歩中に珍しい物体を発見した。
桜の木の根元近くに直径10センチと12センチの2つあった。

触ってうごかしてみたが、しっかり根が生えている感じ。
誰かが発泡スチロールでオブジェをこしらえて、
それをいたずら半分で置いたのかも知れないと思い、
少しつまんでちぎってみたが、そうでもなく、
明らかにキノコの菌体と思えた。

キノコの検索サイトで調べられるかな?

キノコ探検趣味のUさんに同定をお願いした。
その結果 ホコリタケ科オニフスベ らしい。
食用になるというけど、どうもちょっと 怖い!

2010年7月2日金曜日

ウォーキング方針変更


暑さのせいもあるかも知れないが、最近はウォーキングにでかけるにも単に習慣だけで出かけられるという訳に行かなくなった。出かけるにも結構決断が要る。
そこで、1万歩を1時間半で歩くという方針を変更し、木陰を選んで5000歩くことにした。

自宅から木陰のあるところまで歩いてたどり着くには30分近くかかるから、この間は自転車に乗って行き、スタート地点に駐輪して置いてから歩き出すのである。
コースは木曽川緑地公園の遊歩道と五条川沿いの尾北遊歩道の2つ。
どちらも木陰だけを往復歩けば5000歩になる。

木曽川コースは川面が広いだけあって渡ってくる風が心地よく、街中の木陰に比べて気温も2~3℃は低い気がする。

五条川コースの先にはスーパーがあって、この中にはボクの好きな百均があるし、特売をチェックしながらいっときの涼を得られるメリットがある。
今日は家内用に良さそうなゴルフシューズの半額セールを発見して、後ほど、家内を連れてとって返し、これを買い込んだ。

写真は五条川土手に咲くワスレグサ(=薮萱草ヤブカンゾウ)

2010年7月1日木曜日

蒸し暑い!







一昨日は曇り空にもかかわらず最高気温は34℃、夜も一向に下がらず湿度も高かったから実に寝苦しかった。北海道では37℃を越えたというから、異常気象なのだろう。 今日は多少気温も下がって最高気温31℃で収まったが、暑いことには変わりない。 こういう時は熱中症が怖いから、ウォーキングもお休みだ。 とは云え、体を動かさないと坐骨神経痛のぶり返しが怖いから、夕方、家の近くをクルッと一回りしてきた。 写真は今日撮ったものだが被写体は去年と同じ、庭のグラジオラスと里山のエゴノネコアシ。 後者はエゴノキにエゴノネコアシアブラムシが寄生すると出来るそうだ。