2011年5月9日月曜日

脊柱管狭窄症

朝起きたら腰がキャ~ンと痛んだので、止む無く整形外科に電話して予約を取った。
3年半ぶりである。腰痛だと伝えると、電話の向こうの受付嬢は丁寧に説明しだした。
「以前と違って診療が2通りあります。一つは約5万円で90%診断がつく無保険コース、もう一つは40%の診断のつく保険コースがあります。どちらになさいますか?」と。
勿論、保険コースを選んだ。

10時半の予約で診察呼び込みが1時間遅れ、MRIとレントゲン撮影が終わったのが13時半、昼食を摂りに自宅に一旦帰ってからまた出直し、14時半の診察予定が1時間遅れ、診断、ブロック注射してリハビリを終えたのが16時半だった。
それだけ患者が多いということ。
壁に貼ってある新聞記事には腰痛の手術例数で日本一と出ていた。
どのようにカウントすればそうなるのだろう?

前回と違って映像もデジタル化されて迅速だし、若い医師の説明も丁寧だ。
「病名はですね、第4腰椎のところで神経が圧迫されていますから、脊柱管狭窄症とします。」
「治療はヘルニアをレーザーで焼く方法もありますし、取り敢えずブロック注射して様子をみる方法もありますが、どうしましょうか?」と。
勿論、選んだのは後者。
注射針を挿し込む位置を質問したら、画像を指さしながらきちんと説明してくれた。

結局、今日の治療とリハビリ内容は3年半前と何ら変わらなかった。
ただ、新しい発見があった。ブロック注射の内容である。
患者はベットに腹ばいになっているから、医師の顔も注射の様子も何も見えない。
医師の声はどうも診察して呉れた医師ではなさそうだ。どんな注射をするのか?
あとで請求明細内訳表を見て初めて分かった。
仙骨部硬膜外ブロックには、局所麻酔剤またはボツリヌス毒素を使用、リドカイン入り生理食塩水100mlと書いてあった。結構な量だ。
これを一気に注入して、軟骨に触れている神経の滑りをよくしたようだ。
・・・と思ったのは間違いで、注入は15mlだけのようだ。100mlアンプル使用して、残りは廃棄だろうか?

結果は、あとのリハビリの効果もあったのか、キャ~ンとした痛みは無くなった。
まる1日掛けて通院しただけの価値はあったようだ。
今後は、週1回のリハビリに数回通えば治るだろう・・・・、これは過去3回の経験値である。

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