最新号の週刊誌の見出しで目を引いたのが、「遺言特集」の東洋経済と「がんに強い病院ランキング」の週刊ポストの2誌。
どちらかと言えば、死ぬことよりも生きることを優先すれば後者だろうという訳で、週刊ポストを買ってきた。
実は、「独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター」が全国のがん診療連携拠点病院院内がん登録全国集計を7月26日に発表したのを、早速覗いてみたのだが、
http://ganjoho.jp/professional/statistics/hosp_c_registry.html
http://ganjoho.jp/data/professional/statistics/hosp_c_registry/2008_report.pdf
283ページにも及ぶ膨大なもので、とても全容を読み取ることが出来なかった。
そんな折に、タイミングよく週刊誌が取り上げ、刺激的なその見出しにつられて、めったに買わない週刊誌をついつい買ってしまった次第である。
ランキングは患者の受入数の多い順に並べたに過ぎないのだが、多くの患者が他院からの紹介で受け入れているということを見れば、患者が多いほどその病院の信頼が厚いということができる、というのが週刊誌側の意図であるようだ。
確かに、素人目にはそうしてくれたほうが手っ取り早くて納得しやすい。
胃がん、肺がん、大腸がん、肝臓がん、乳がん、前立腺がんについて夫々40病院がランキングされている。
ボクが手術を受けた病院は全国18位で31位の県がんセンターの上にある。
自分の選択眼に間違いなかったことを確認して嬉しくなった。
今回の画期的なデータ公表は患者側には大いに歓迎されるのだが、一方で患者集中によって医師の負担が一気に増えるのが心配だ。
ボクの2週間の入院期間中、1日の休みもなく診てくれた先生に感謝の意を込めて、先生の休日についてお尋ねしたことがあったが、先生は、「患者さんが増えていますからねぇ・・」と言われただけだった。休みたいけど休めないのだ。
そうは言っても、がん治療は早期発見と病院選びが肝心である。
いざという時はこういうデータがあるのはありがたい。
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