整形外科の院長先生が打って呉れた仙骨注射をきっかけに、この2週間で腰痛が著しく改善した。
腰痛の治療は、他所のことは知らないが、今のかかりつけの整形外科では注射の他にリハビリをやってもらうだけ。これを保存治療というらしい。そのことは本などで調べて分かった。それ以上の改善を求めるためには、自分で体を鍛えるしかないというのが常識らしい。
リハビリのお姐さんからエクササイズのコピーを貰って来て、これを参考にしながら、とにかく自己流で腰痛体操を続けている。
その後の調べで、腰痛体操の流儀は2つに大別できるらしいことが分かった。
100年以上も前に開発されたウィリアムズ体操と、60年前に開発され日本で数年前からやっと知られるようになったマッケンジーエクササイズ。
前者は腰の屈曲(前に折る)を重視し、後者は腰の伸展(後にそらす)を重視する。
両者はお互いに真逆のエクササイズを重点に置いているということ。
自分の腰痛診断には納得の行かないところがある。
MRI画像で見ると、第4と第5腰椎の間のところで脊柱管が狭くなっているから脊柱管狭窄症と診断されても尤もなことながら、脊柱管狭窄の特徴である間欠跛行の症状は出ていないことと、椎間板ヘルニアも診られるようなので、腰椎間板ヘルニアと診断されるほうがすっきりする。
脊柱管狭窄症なら後ろへそらす(伸展)のはきつくても前屈(屈曲)は楽だと言われ、椎間板ヘルニアはその逆だそうだ。自分の症状は後者である。
という訳で医師の診断に逆らって、自己流の診断をした上で、椎間板ヘルニアには特に有効だと言われるマッケンジー法を加えることにした。
ウィリアムズ体操とマッケンジー法の併用については、
マッケンジー法では他法との併用は禁止になっているようだが、このことについては、ときと場合によってはどちらをとってもよいから、やってみて、気持ちの良い方からやってみましょう、と云っているところもある。
もとより、結果責任はすべて自分にかかってくるから調子が悪くなれば止めるだけのこと。
一昨日から最高気温が35℃越える猛暑日が続き、散歩もままならない。
代わってサイドステッパーが役に立つ。
20分以上踏み続ければ汗が滴り落ちるけれども、室内だから熱中症の心配はない。
これも腰痛対策のうち。
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