2011年11月19日土曜日

捨てる

随分前のことだが、「人間死ねばゴミになる」という本が話題になったが、読んではいない。
浄土真宗あたりから相当非難があったらしいが、精神的ならいざしらず物理的、化学的にはそうなる。へぇー、そうかと思った。死というものが自分にはまだ無縁だと思っていた頃のことだ。

最近、自分がゴミになる前に、自分で溜めたゴミは自分で始末して置かなければならない、と思うようになった。
そう思って家の中を見回わすと、何とゴミの多いことか。
こりゃ、真剣にならないと始末しきれないぞ!

先日、百科事典を捨てたのは、その先陣。
今週は、折りたたみベッドとテレビを3台捨てるために奮闘した。
ベッドは可燃物を剥がして燃えるゴミへ出し、鉄は新聞チラシの資源回収業者へ持ち込んだ。
これは無料。
付いていたキャスターはスチール棚の足に再利用したが、取付金具に1,160円の出費。
これでスチール棚の移動が楽になり、老人対策になった。
テレビの持ち込みは有償。14インチは1,000円、21インチは2,000円×2台で計5,000円掛かったが、リサイクル法で定める費用よりも安い。宅配便で送れば無料で引き取る業者もいるが、荷造りの手間と送料を考えれば、これくらいは止むを得ないか。
ゴミの始末にもそれなりに費用はかかる。

畑を借りて開いた臨時の回収場所は年内の営業で、中国人のお兄さんが一人で対応している。
5,000円の領収書を請求したら、発行者名を手書きで「亜細亜貿易」と書いた。アジアと書かないから片仮名を知らないのだろう。電話も住所も無記入。
新聞チラシに書いてある日本名の会社と違うじゃないか!と言ったら、こちらが本社だと。だから漢字なんだと、変に納得。
この業界にも中国人が深く潜入しているのだろうか?
どうも胡散臭い業者だが、済んだことだから、まあいいか。

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