8月19日(火)手術の翌日
昼近くにICUから病室に戻ると、直ぐに昼食が出された。
4年前は、最初から普通のご飯が出されて食べるのに往生したから、2度目の入院と今回の入院では、3食分くらいはおかゆにしてくれと注文しておいた。
それでも、さすがに食欲は湧かない。やっと半分ほど食べたか。
18時の夕食は7分目くらい食べた。
食欲のないところを無理やり押し込んだという感じになった。
15時には、看護師の付き添いで歩行訓練をした。
全部の管を体に繋げたまま、立ち上がって病室入り口まで往復。
血圧、血中酸素量を測定し、問題なし。
夜は眠りが浅く、ほとんどうつらうつら状態。喉が乾燥して痛いほど。
手術中気管支へ人工呼吸器を挿入していた後遺症のようだ。
この夜は家内が病室に泊まって付き添って呉れたから心強かった。
8月20日(水)手術後翌々日
早朝の検温で37.2℃と、微熱あり。
8時半にM先生の回診で、鼻の酸素吸入ホースを外してもらえた。
11時15分 看護師が尿管カテーテルを抜管。また一つ身軽になった。
13時10分にはトイレまで歩いて排尿。その旨あとで看護師に報告した。以降、トイレはご自由にということになった。
続いて、車いすに乗せられ、看護師に押されて1階のレントゲン室へ。
自分で歩けると言ったが、看護師はこれが決まりですからと。要するにマニュアル通りにしないといけないということであり、ボクも大人しくそれに従った。
レントゲン撮影は術後の異常の有無を確認するためのようだ。
18時の夕食は何とか完食した。
21時消灯前の体温が37.8℃だったので、 ロキソニンを服用し、氷枕を準備してもらった。
この夜も家内が付き添った。
23時、明日に備えて下剤を飲んだ。
この翌日の排便の折に空気漏れかと心配した一件は既に(1)で書いた通り。
2 件のコメント :
たった3日でこの回復力、ボクの体験からは想像出来ないような速さだ。これは手術1ヶ月経過頃のボクの状態です。
記載の「血中酸素量」は、緊急事態の時、必ず測定する最も重要なデーターですね。手術後は心電図のように波長がCRT画面に刻んでいく。ナースステーションにもモニタ画面が出るようになっている。病状がよくなると連続測定でなくスポット的にチェックする。毎日4時間間隔で測定する家内の諸データーの一つとして記録し部屋においてある。ボクはそれを確認するのが日課です。一覧表の測定項目は、英語の略号を使っている。因みに血中酸素量は、SPO2と記載。これは「Ssturation pals oximaterの略。 訳すと動脈血酸素飽和度。看護師さんが部屋に来た時、とことん分からないことを訊ねるので「しつこい爺さんだ」と思っているかもしれない。
>忠ちゃん 血中酸素の測定は手の指先に小さな携帯測定器をちょこんと差しこむだけですね。ICUでは監視モニターに常時表示されていると思います。血中飽和酸素量を%で表示しますね。
かかりつけ医でも診察前に血圧とともに酸素量を測るのが当たり前のようになりました。
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