2013年3月13日水曜日

公共の温泉銭湯に浸かる

自宅の風呂がリフォームのため使えないので、近くの温泉に浸かってきた。

外湯を探していたところ、家内が友達から訊いてきたのが犬山市民健康館の中にある「さらさくらの湯」。所謂、公共の温泉銭湯である。
さらはスペイン語で部屋の意味、さくらは犬山市の花。
我が家から車で15分くらいのところにある。

お湯は弱アルカリ性低張性弱放射能温泉で、郡上八幡と高山を結ぶ「せせらぎ街道」の中間にある明宝温泉から運んでいるというから、源泉かけ流しというわけにはいかないが、透明でツルッとした感じのお湯は悪くない。露天風呂もある。
犬山市の木曽川べりでも似たような泉質の天然温泉を汲み上げているが、こちらの湯を使わないのは汲み上げ湯量が少ないとか、明宝温泉側の宣伝効果狙いとか、それなりに理由があるのだろう。
入湯料は65才以上300円。
最近の銭湯の値段を知らないが、多分、普通の銭湯よりも安いのではなかろうか。
もっとも、近隣の市町村から銭湯そのものがほとんど姿を消してしまった。
自宅から最短のスーパー銭湯は距離もあるし、入湯料も高い。

土曜日の午後3時過ぎに行ったときは、10箇所くらいある洗い場が常時埋まるという盛況ぶり。
2度目の昨日の火曜日午後5時頃、洗い場は半分くらい埋まっていた。
利用者はほとんどがご同輩である。

施設の眼前には東京大学農学部演習林が広がり、入鹿池、博物館明治村にも近い。
我が家の近くにこういう良い施設があるとは知らなかった。
これぞ、灯台もと暗し である。(明治村にある品川灯台も灯りは点かない)

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