2018年4月9日月曜日

胆管炎 最終診断

本日KK病院の内科を受診した。
先日の肝胆膵のエコーとMRI検査による診断があり、今日が最終診断になった。

主治医は、先ずエコー画像を見ながら、胆石が有るような無いような感じだと説明。
次いで、MRI画像に切り替えて、「胆嚢にはっきり空気の溜が見られるが、これは手術の時入った空気でしょう。胆嚢に石があれば、空気と同じように黒く映るはずだが、それが観られないから胆石は無いように思う。従って、今直ぐどうこうということにはならないので、様子見ということにしましょう。」と診断した。
ボクが「あとは出たとこ勝負ですね」と言ったら、先生も笑った。

肝胆膵の画像診断だから、肝臓や膵臓も含めてガンの有無などについても診てもらえるのかな?という期待をしたのだが、話の内容からは、どうやらそこまでは診ていないような感じを受けた。先生の方がそちらは眼中にないのなら、ボクの方で余計な心配をすることも無かろうと思い、余分な質問は避けた。
知らぬが仏ということもある。

今考えてみると、ボクの胆石はどうやらビリルビンカルシュウム結石ではなかったかな?と思う。
入院当日の緊急手術で胆管にスタントを入れた時に、黒い泥状のものが出たと聞いたが、コレステロール結石なら褐色であっても黒くはならないだろうからだ。
ビリルビンカルシュウム結石は胆汁の流れが悪くなり腸内細菌の感染を起こしてそれに反応してできた石と考えられている、という記述を見たが、ボクの場合はまさにこれではなかったかな?
それなら、胆嚢結石ではなく総胆管結石だったと考えたほうがいいのかも知れない。
総胆管結石ならば胆嚢に結石が残っていなくても理解できそうな気がする。
いずれにしても、老化に伴い細くなった胆管の出口を結石が塞いたので、胆汁の流れが悪くなって、感染菌が増殖して血液まで汚染させたのは事実。
そのため、胆管の出口(乳頭)を切開して広げてもらった訳で、今後は小さな石なら流れ出てしまうかも知れないし、胆汁が滞ることもないから総胆管結石が出来る可能性はグッと下がるはず。
出たとこ勝負の可能性は小さいとみたが、はてさて、どうなるかな?
下手の考え休むに似たり。

2 件のコメント :

忠ちゃん さんのコメント...

検査結果は、まずは良かったということですか。関連する医学的知識がどんどん深まりますね。あまり深まらないで一生過ぎてしまうほうが良いが、こればっかりは運を天にまかすより
しょうがない。
身内の多くが歳をとり何かと気忙しい。ボクの姉(93歳)が緊急入院して9日目。肺炎になり肺の酸素交換が衰えて酸素マスクをしたまま。マスクは吸入と排気を助ける機能を持つ大型マスクでそういう機器あることを始めて知った。面倒を見る身内がいないので今日も病院から帰っていたところです。明後日も面談があり病院に行く。
この2月ボクと同年齢の義兄も腹の痛みと体調を崩して医者に診てもらったら、すい臓がんで手術不能。膵管のつまりだけ手術して抗がん剤投与だけしている。兄嫁によればそろそろ緩和ケアの病院に入院を考えているようだ。
来月家内の3回忌で全部手配をしたが、どうなることやら・・・。

ター さんのコメント...

>忠ちゃん 医学知識なんか知らずに済めばそれに越したことはありません。しかし、自分や身内が病気になれば、そうも言っていられない訳ですねぇ。
お姉さんとお義兄さん、ともに重篤な情況ですね。奥方の3回忌を控えて、気が気じゃない貴兄の心境をお察しいたします。そんな中で貴兄が元気なことを幸いと考えましょう。頑張って下さい。