2014年4月30日水曜日

イカルチドリ見参

昨日から降り続いた雨が夕方近くになってやっと上がった。
体をほぐしに近くへ散歩。

耕うん機で均した畑にケリが2羽。
よく見ると、付かず離れずムクドリくらいの大きさの見かけぬ小鳥が1羽。
歩く足取りは間違いなく千鳥足だ。
酔っぱらいの千鳥足と違って、こちらは駆け足クラスの千鳥足で、足の運びの素早いこと。
すぐ近くのグランドの駐車場と畑を行ったり来たり。
どうした訳か小さいチドリが飛ぶ方向にケリも後を追うように移動していた。

ケリは普段、田んぼでよく見かけるが、小さい方は見るのがはじめて。
あとで調べたらどうやらイカルチドリのようだ。
コチドリとよく似ているそうだが、コチドリは雀くらいの大きさというから、多分間違いないだろう。
水鳥だけれども、かなり内陸まで餌をあさりに来ているようだ。
 

ボクの散歩カメラと夕暮れ近い曇り空の明るさの条件下では、これが限界という写真を1枚。

2014年4月28日月曜日

ボヤ騒ぎ

昨日は我が家の100㍍先で、ボヤ騒ぎ。
買い物から帰ってきたら、何台もの消防車と大勢の消防職員や消防隊員がボヤを消し止めたところに遭遇した。
防火水槽が我が家のすぐ近くにあるから、そこから水を引くので、我が家の前を消防隊員が駆けまわって、大変な騒ぎだったとは家内の話。
木工業者の倉庫前に置いたあった廃材コンテナから火の手が上がったらしい。幸い、昨日は業者は休みで倉庫が閉まっていたので、コンテナとその周辺だけのボヤで済んだようだ。
ただ、不在の倉庫内部を確認するためにスレートの壁とガラス窓を消火隊によって蹴破ったような痕が残っていたから、そちらの損害の方が大きい。
隣の7階建てのマンションのベランダから現場は丸見えだから、昼日なかに意図的な付火するとは考えにくいから、誰かが通りがけにタバコの吸殻を投げ込んだか?
先日の泥棒、昨日の火事、はてさて次はどんな厄難痕に遭遇するやら?

季節はフジの花の真っ盛りで、あちこちの児童公園のフジ棚ではクマバチを必ず見かけるが、我が家のブルーベリーにも時々やってくる。フジ棚と違って、こちらは接近戦を挑めるから写真に撮るのも楽だ。


2014年4月27日日曜日

自販機ドロの痕

ブログネタ切れの穴埋めに3日前の写真を1枚。
住宅街の中を走る両方向1車線の道路わきに置いてある自販機がひどく壊されているのに気がついた。
一目瞭然自販機ドロの仕業だろう。
丁度、道路反対側の家からお婆さんが出てきた。
気付いているか?と問いかけると、
「もう警察も来たよ」とそっけない。
そんならそうと、知らぬ人が見たら、また、警察に連絡しなきゃ!と思うだろうから、
自販機の業者は直ぐに何らかの措置をすべきだろうに。
それにしても民家のすぐ近くでありながらここまで壊すとは、ドロボーの大胆さと荒っぽさに呆れた。
場所柄、それほど大金が入っているとは思われないから、そこらのワルガキどもの仕業か?とも勘ぐった。

最近のこそドロは質が悪いから、凶悪化しなければいいが。

2014年4月24日木曜日

見習うべし老先輩!

当地方のアイスクリーム協会の50周年記念式典に招待され、昨日、その会に出席した。
その業界も含め、そちらの関係業界からとっくに足を洗った身だから、今更もう勘弁して下さいとお断りしたのだが、招待の理由を聞いたら断りきれなくなった、という経過がある。

出席者はメーカーと協賛会社から100人以上の出席があったから、予想以上の盛会であった。
型通りの行政や協会幹部の挨拶や各種表彰はボクにとってはどうでもいいこと、
興味はもっぱらその後の講演にあった。
講師は協会設立当時から30年に亘って会の運営に携わった元事務局長。
1時間に亘って協会の歴史を語った。
レジメは予め配布されているから読めば協会の歴史はよく分かる。
しかし、書けない部分があるということで、話はもっぱらその裏話。
何しろ、設立当時はテキヤの親分や政治家が絡んでいたということまで暴露された。
参会者のほとんどはそんなことをはじめて聞くのだから面白くない訳がない。
面白可笑しく語って、終わった時には聴衆から拍手喝采。
もともと、業界新聞の記者をやりながら事務局長という2足のワラジを履いていた人だから、
話の構成も話術もうまい。

実は、地元に居住する昔のOB10名を招待するよう協会に要請したのが、この元事務局長さんだったのだ。
講演料を貰わない代わりに10名を招待するようにせよ、と協会に談判したらしい。
こちらには、「もし、出席して頂けないと、ボクの顔が潰れますので、よろしく」、と言われりゃ、
断れないよ。それに、久しぶりに会いたいという気持ちがあったのも確か。
聞けば、体調不良などで半分は欠席したようだから、出席して元事務局長の顔を潰さずに済んでよかったと思う。

この元事務局長、
2年半前に奥さんを亡くしてウツになって自殺願望者になった。
それを心配した妹さんが老人ホームを世話してくれて、1800万円払って入居したが、
あまりの老人扱いに耐え切れず、逃げ出して、元巣のマンションに戻った。
17㎡の老人ホームに入る折に荷物を処分したが、7000枚に及ぶ名刺も処分した・・・、
よし。
そういう訳で、資料が乏しいなか、記憶をたどっての話になったと弁解されたが、
なかなかどうして大したものだ。
御年80才、膝の持病で杖が離せず、前立腺がんの持病あり。
それでも、もう二度と老人ホームに戻らないとおっしゃった。

われも見習うべし、見習うべし!

2014年4月21日月曜日

雨に映えるハナミズキ

低気圧が太平洋側を通過中のため、今日は一日中冷たい雨。
一昨日までの夏日を思わせる天候で、これは早くすだれを掛けなければならぬわいと思い、
シェードスクリーンをアマゾンに注文して、コンビニまで支払いに。
薄着では寒かった。
最高気温15℃とあってはストーブの助けも要る始末。
やはりストーブはGW過ぎないと仕舞えないなぁ・・・。
これも例年通りかな!

家に閉じこもっていて、窓の外を見たら、満開のハナミズキがやけに瑞々しく見えた。
雨に打たれているのだから、瑞々しく見えて当然かな?
お馴染みの近くのお兄ちゃんが傘を差して通りかかったから、これを入れてパチリンコ。
退屈しのぎの1枚。


2014年4月20日日曜日

近くで殺人未遂事件発生

昨日午後2時過ぎ、普段とは違うパトカーや救急車のサイレンが聞こえてきた。
庭に出てサイレンの鳴り止んだ方角をみると、200㍍くらい先でパトカー、救急車と野次馬が見えた。
空にはヘリコプターが1機。
ただならぬ雰囲気から推して、事故じゃなくて、事件だと家内と話しをしていたら、後ほど、テレビが殺人未遂事件を報じた。
あとで調べたら、ヘリコプターのデザインから、県警のものと判明した。
逃亡した犯人の車を追っていたのかもしれない。
その後、犯人の男は逃亡先の自宅付近で逮捕された。


事件は元交際相手の自宅に押しかけ包丁で元交際相手に重症を負わせ、家族2人に軽傷を負わせたというもので、全国ニュースになった。
今日も、警察は周辺を立入禁止にして現場検証をしていた。
田舎のこととて、事件は全町民が知るとこととなり、この話題で持ちきりだっただろう。

被害家族が可哀想!

ユリノキの年輪を数える

近くの町営グランドに植わっているユリノキの巨木、それを暑い残暑の最中に剪定したので、
9本あるうちの1本が枯れた。
こんなに暑い時期に、こんなにひどく強剪定して!大丈夫か!?と思っていたから、
翌年に1本だけ枯れたようだと判って、役場もいい加減な業者にやらせたもんだと嘆いたことを覚えている。このことは以前にも書いたと思う。

翌々年もそのままに放置されて居たから、役場はどうするつもりか?と気にしていたのだが、
3年目の今年、昨日気が付いてみたら、伐採されて大きな切り株だけが残されていた。

切口の直径は80~82cm、年輪は38まで数えられた。誤差を入れても45年以内だろうか?
今まで、その巨木さの故に、自分の年令以上だろうと勝手に思い込んでいたから、
樹齢の若さに驚いた。
植えられたのは、我が家の土地を買った頃に近い昭和48年前後ということになるかな?
元工場があった土地を町が買収してグランドと体育館を造ったのもその頃だったようだから、
その時にユリノキを植えたのかもしれない。
ユリノキの年輪からそんな歴史を読み取った。



大学に入って直ぐの頃、グランド脇の見知らぬ木がユリノキだと教わった。
現在名古屋市立大学になっている構内をストリートビューで覗いてみたが、
昔の面影は全く失くなり、ユリノキが植わっていた辺りもびっしり建物が立っている。
信州大学農学部には150mに亘って60本の並木道があるそうだが、さぞや壮観だろう。
http://kamiina.nagano-ken.jp/e9788.html
ユリノキは昭和9年に日本に最初に入ってきて新宿御苑に植えられたそうだが、今もあるのだろうか?
東京上野の国立博物館前に1本だけあったそうだが、今もあるかな?
嘗て皇居の周辺にもあったが大きくなりすぎて伐採されたとか。どうやらユリノキは成長が早くて大きくなるから、よほど広い敷地でないと植えられないようである。

「ユリノキという木」の本↓によれば、
http://www.aboc.co.jp/company/abocworks/19820499_yurinoki.html
花からは良質な蜂蜜が採れ、樹液は甘く、保存すればアルコール醗酵で酒が出来るとも。
良質な木材にもなるそうだ。
そんないいこと尽くめの木なに、同じく外来種であるメタセコイアのように増えなかったのは何故だろう?
移植が難しく扱いづらいことや、衰退期であることも原因しているかも知れない。
衰退期というのは、例えば、ある年代に一度に多く植えられたソメイヨシノが一度に樹齢を迎えることと同じなのだろうか?ボクにはよくわからない。

ともあれ、ユリノキはボクにとっては思いでの木であり、身近な存在でもある気になる木。

そういう訳で、少し勉強してみた次第。

2014年4月16日水曜日

今日遊歩道で見たもの トイレとオオバンと

わが町自慢の遊歩道で誰もが唯一不満に思っているのはトイレ。
簡易式くみ取りトイレだから、薄汚れているは、強化ガラスプラスチックの床はたわみがあって心もとないは、臭気が半端じゃないはで、他所様には恥ずかしいよな代物。
役場もこのことを承知しているが、国有地の中とあっては町が独自にトイレを改修出来ないのだ、と言っているらしい。
でも、ホンマかいな?やる気が無いのじゃないの?というのがボクの見方。
その証拠が遊歩道が繋がっている犬山の河川敷公園のトイレ。
ここはくみ取り式でも、きちんとした建屋だし、管理も行き届いてきれい。
公園管理事務棟のトイレに写真のような張り紙があった。
ここは完全に水洗式だから手入れもし易いのだろうが、それにしても洒落た文言が気に入った。
良いセンスをしているよ。わが町も見習って欲しいものだ。


先日来、木曽川水面に黒っぽいカモの姿を認識していて、なんだろう?か気になっていたところ、
今日は河畔近くに寄って来たので何とかカメラに収めることが出来た。
拡大してみた結果、どうやらオオバンらしい。
ということはカモじゃなくってクイナの類ってことか。カモみたいに上手に水に潜る。
関東以北で繁殖するそうだから、群れている今は未だその時期でないということになる。
まもなく北に移動するのだろう。
それにしても、こういう場面に遭遇うすると、max.20倍のボクのカメラの非力さに悲哀を感じる。
大砲はとてもじゃないけど50倍のデジカメでも買おうか?

悩みがまた増えた。

2014年4月14日月曜日

PCトラブル いつもながらの回り道

パソコンのトラブルというのは解決まで時間がかかるけれど、
解決してみれば、何だ!そんなことかと馬鹿みたい、ということが多い。
今回もまたその典型だ。

ことはwin7とXPのファイル共有問題のこと。
XPサポート終了に備えてwin7を買い、XPをデータのバックアップストレージに使おうと考えて、
ホームネットワークをはやばやと準備したのはいいけれど、厄介な問題を抱え込んだ。
win7からXPのマイドキュメントやマイピクチャなどの共有ファイルは開けても、
逆に、XPからwin7のそれらがどうしても開けられないという問題にぶち当たった。
XPからwin7の共有ファイルは見えるから、そのアイコンをクリックして開こうとすると、
これ↓が出るのである。

ネットであれやこれやと検索しながら解決策を手さぐりすること3ヶ月、やっとのことで今日解決に辿り着いた。解ってみれば簡単なこと。
ファイルの共有相手の設定に誤りが有ったのだ。
XPでは共有フォルダの共有相手には選択肢がないのに対して、win7では共有相手に選択肢が有り、
パソコンの管理者パスワードが設定してない場合、共有相手をEveryoneに指定しなければならなかった、という訳だ。

これでパソコン内のごみ処理とデータの整理作業がやりやすくなった。

後は、自分のやる気だけの問題である。さて、どうなる?

2014年4月10日木曜日

win-XP どう使う?

microsoftはwindows-XPのプログラム更新サービスを昨日で終了させた。
今日マシンを開いてみたら4つのプログラムが自動更新出来るというので、これをDLした。
これがmicrosoftの最後のサービスというのだろう。



さて、これからXPマシンをどう使うかだが、
既に昨年11月にwin7 マシンを購入し、メインPCとして使っているから、
日常的には何ら困ることはないにしても、
まだ使えるものをゴミに出す勇気はとても持ち合わせていないよ。
何しろ、今まではモッタイナイの人生だったからねぇ。
ましてや、便利に使ってきたいろいろのフリーソフトを溜め込んであるだ。
その中には、XPでないと動かないソフトもあるし・・・。
HDDは500Gあるからバックアップ用のストレージとして使うのが無難なところか?

問題はwin7とXPの間のデータのやり取りだ。
2つのPCはワークグループを組んであるのでデータを自由にやりとりは出来るのだが、
インターネット経由になっているからXPもネットに繋げなければならない。
まあ、当面、仕方がないからグループ作業の時だけXPもネットにつなげて、
普段は接続を切っておくことにするか。


斯くの如くして、XPの寿命は続く。ひょっとしてこちらの寿命が先に尽きるかも知れない。

2014年4月9日水曜日

STAP細胞 小保方さん記者会見

NATURE論文の改ざん、捏造問題に関して、二人の弁護士付き添いで小保方さんが本日記者会見。

正直、ボクにはよくわからん!
理研側を慮ってか、言いたくないところがありありと見えるのにもかかわらず、
マスコミ連中はなんとか喋らそうとしつっこく質問。なかには明らかに誘導尋問じみた質問もあった。
言論の自由、表現の自由をいいことに、報道の公共性という錦の御旗を振っていればマスコミは許されると思っているのか!と思いたくなった。
そちらの方が不愉快だった。
カメラは何故質問者の顔をクローズアップしないのか!

新しいく彼女は、IndependentにSTAP細胞を再現して貰った人がひとりいること、
200回以上もSTAP細胞を再現したことを言明した。
ただ、その人が誰なのか明らかにしなかったし、200回というのは素人目にも多すぎるように思う。
今後また物議を醸すことだろう。

この問題の本質はSTAP細胞があるのか?ないのか?だろう!
だったら早く、再現テストをして、STAP細胞が存在するのか?しないのか?
結論を出せばいいではないか。
理研の対応とマスコミの騒ぎ方がどうもわからん!


2014年4月7日月曜日

芽吹く頃

昨日は、前日の20℃を超す暖かさから8℃も下がる寒波と強い風に見舞われて家に閉じこもったが、今日は一転心地良い晴天になり、木曽川沿いの遊歩道へ。

今は、サクラが終盤を迎え、コブシがピークを過ぎ、代わって枝垂れハナモモが満開になった。
見上げればエノキが芽吹き、対岸の柳が淡い緑に靄って見える。
今が遊歩道のベストシーズンだ。

満開の枝垂れハナモモは、地元のフラワークラブが植え、丹精込めて手入れしている。
だが、きつい赤色が2百メーロルも続く様はボク好みではないから、その部分を避けて、写真に入れるハナモモは少しにした。この程度なら、色彩的にも許されるだろう。

先月の終わりに遊歩道を歩いていて、更新された野鳥の看板に誤りを見つけた。
カワラヒワがカワウヒラになっている。看板屋が間違えたのだろう。
帰りがけに役場に寄り、担当係官に写真を見せた。
わが町の看板である遊歩道の、その中の看板に誤りが有ったんじゃみっともないよ!と、いう訳だ。
今日見たところ未だ無修正である。
ボクの教育的指摘は無視されたのか、年度始めでそれどころではないのだろうか?
まあ、どうでもいいことではある。

2014年4月2日水曜日

願わくは 花の下にて・・・

今日は五条川の満開の桜の下を散策した。
尾北自然歩道に指定されていることもあり、ウォーキング姿の年配者が多かった。
なかには杖を両手にノルディックウォーキングのグループも。
平日だから現役年代の人がいないのは当然だけれども、
それにしても元気な高齢者が多いのは結構なことである

普段持ち歩かない眼デジに、マクロレンズをつけて接写を試みたが、
周り一面の桜の中で、小さな花を撮すのが何となくバカらしくなってきた。
そんな根性だから満足のいくものは1枚もなし。

帰りがけに近くのお寺の門前にある池の脇で見つけたのはこんな羅漢蔵。
花見と洒落こんで談義に夢中の様子が面白かった。
と同時に、西行の有名なうたを思い出した。

ねかはくは はなのもとにて春しなん そのきさらきの 望月の比
(続古今和歌集巻第十七/雑歌上/花歌中に/西行法師)

このうたにも多少のバリエーションがあるらしいが、ボクは
(願わくは 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃)
を馴染んでいる。

花とあるのは梅でなく桜というのが定説になっているようだ。
 
もう一つ、岩手の住人だったとき、訪れた平泉で見つけた西行の歌碑。
(きゝもせず 束稲(タバシネ)やまのさくら花 よし野のほかに かゝるべしとは)
懐かしい思い出とともに記憶が蘇った。


花といえば紀貫之のこれ。
人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香(か)ににほひける
調べて見たらこちらの花は梅だそうだ。
羅漢さんに何だか教えられたみたいな気がしてきた。

2014年4月1日火曜日

犬山の花見


家内と相談の上、花見の適日は今日しかないとばかりに犬山に出かけた。
スーパーの駐車場に車を置いてスーパーの南口から北口に素通りしようとしたら、
肌着や靴下のワゴンセールに出くわして、これ幸いと少し買い込んだので、
僅かばかりだが、はじめて増税後の消費税を支払った。

お城まで真っ直ぐ伸びる約750㍍の旧城下町は電柱が無くなってすっかり綺麗になったが、
車の乗り入れもOKだから車が来る度に避けなければならないのが欠点だ。
もっと観光客が押しかける日はホコ天になるから、そこはちゃんと考えてある。
途中には有料の見世物館が2、3軒あるが、そのうちの「どんでん館」では200円の入場料が今日は無料となっていた。
入ってみたら、なるほど、無料の理由が分かった。
普段は3台ほど車山(犬山ではヤマと呼ぶ)を展示しているが、今週末の祭りに備えて外へ引き出してしまったから見せるものがないという訳だ。

お城周辺のソメイヨシノは満開だが、何となく貧弱で華やかさに欠ける感じがした。
花曇りの天気のせいなのかも知れない。
写真は名鉄犬山ホテルの庭越しに、生け垣の外から撮った1枚。
庭に花見の人物が居たら絵葉書的にならずに済んだものをと、と少し残念。
それにしても素晴らしい借景を備えた庭はさすがである。


2日前の雨で増水した薄濁の木曽川を眺めながら、満開の桜の下で家内が握ったおにぎりをほうばった。
亭主の気まぐれの花見に、急いで握って呉れたおにぎり。

いつまで花見が出来るやら、と思いながら握って呉れた家内の心遣いが嬉しかった。